ゴージャスな美猫!ベンガルの魅力と飼い方のポイント
2021.12.09 作成

ゴージャスな美猫!ベンガルの魅力と飼い方のポイント

PNS編集部

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ゴージャスなヒョウ柄で、まるでシルクのような手触りと美しい被毛がひときわ美しいベンガル。野性味あふれるスタイルのトリコになってしまう人は後を絶ちません。今回はそんなベンガルの魅力や、楽しく暮らすためのポイントについて紹介します。

もくじ

    ベンガルってどんな猫?

    ゴージャスな美猫!ベンガルの魅力と飼い方のポイント
    (Seregraff/shutterstock)

    一緒に暮らす家族として人気が高まる猫。今回は、ワイルドでゴージャスな姿で人気が高まっているベンガルについて紹介します。

    ベンガルの特徴・大きさ・毛色

    特徴

    ベンガルは、頭が小さく、野性味あふれる姿が魅力の猫です。ややつり目のアーモンドアイをマスカラと呼ばれるアイラインが縁取り、広めの鼻筋がワイルドさと同時に気品を感じさせます。運動量も非常に豊富でエネルギーに溢れており、獲物を狩るのも得意です。

    大きさ

    体は筋肉質でがっしりしており、体長は55~80cmと胴長。体高は23~30cmで、体重はオスが5~8kg、メスが3~5kgほどと猫としては大きめです。

    ※体高…四つ足をついて立ったときの、地面から背中までの高さ

    毛色

    被毛は美しいヒョウ柄で、公式に認められた毛色はブラウン、スノー、シルバーの3種類ですが、稀にブルー系の毛を持つベンガルもいます。

    ベンガルの性格

    ワイルドな見た目のベンガルですが、人懐っこく、温和で甘えん坊な猫です。おしゃべりでよく鳴き、遊ぶことも大好き。猫としては珍しく、あまり水を嫌がらず水遊びも大好きです。必要以上にベタベタすることはありませんが、愛情深く、飼い主さんにはとても従順です。しつけもしやすいでしょう。

    ベンガルの歴史

    ベンガルは、1970年代にアメリカで誕生した猫です。この時期、猫白血病ワクチンの研究のためイエネコとアジアンレオパードキャットというヤマネコの交配が行われ、誕生したのが今のベンガルの基礎となる猫だといわれています。

    この交配は毛皮を狙う密漁業者から、ベンガルヤマネコを保護する意味もありました。当初は色柄など安定していませんでしたが、さまざまな短毛種を掛け合わせることで徐々に固定され、現在のベンガルの姿になっています。

    ベンガルの飼い方のポイント

    ベンガルの飼い方のポイント
    (PaPicasso/shutterstock)

    ゴージャスなのに甘えん坊のベンガルと一緒に暮らすとなったら、どんなことに気をつければよいのでしょうか。ポイントをチェックしてみましょう。

    自由に遊べる環境を整えよう

    ベンガルは非常に運動量が豊富な猫です。飼い主さんと一緒に遊ぶのも楽しみますが、一人で高いところへ飛び移るなどして活発に遊びます。そのため、ベンガルを飼育する際には自由に遊べるスペースをなるべく広く取ってあげるとよいでしょう。

    高さのある家具の上に飛び移れるように家具の配置を工夫したり、キャットタワーやキャットウォークなどを設置したりするのもおすすめです。

    栄養価の高い食事で体型管理しよう

    運動量の多いベンガルには、高タンパクの食事が欠かせません。しかし、ベンガルは意外にも食事には神経質な場合が多く、何かのきっかけで急に食事を食べなくなることがあります。

    そんな時は、フードの種類や食事の環境を変えるなどの工夫をして、食事量を必要以上に落とさないように注意しましょう。

    お手入れでコミュニケーションを楽しもう

    ベンガルは短毛種なので、特別なお手入れは必要ありません。換毛期以外は抜け毛も少なく、耳も立っているため汚れにくいです。しかし、お手入れはベンガルとのよいコミュニケーションの機会でもあります。

    毎日でなくとも、週に1回ほどラバーブラシなどで優しくブラッシングしてあげるとよいでしょう。同時に肌や手足、目や耳、口の状態をチェックすれば、コミュニケーションだけでなく健康管理にも役立ちます。

    事故や脱走対策を万全に

    ベンガルは活発に動き回るだけでなく好奇心も旺盛。そのため、事故や脱走には注意が必要です。

    特に水を怖がらないベンガルは、お風呂場での事故の可能性が他の猫よりも大きくなります。浴槽のふたはきちんと締める、お風呂場に入れないようにするなど、水周りへの対策は特にしっかりしましょう。

    また、棚の上や家具の上にも危ないものがある場合には片付けるなどの工夫が必要。外へ繋がる窓やドアにも注意し、脱走しないように気を配りたいものです。

    ベンガルの平均寿命

    ベンガルの平均寿命
    (Seregraff/shutterstock)

    ベンガルの平均寿命は13~15歳といわれています。猫全体の平均寿命が15歳程度と考えられるので、平均的な寿命といえるでしょう。日頃から運動量や食事に気をつけるなど健康管理をしっかりすれば、良きパートナーとしてより長い時間一緒にいられる可能性も高まります。

    ベンガルの注意しておきたい病気

    ベンガルの注意しておきたい病気
    (Cressida studio/shutterstock)

    ベンガルの注意しておきたい病気について紹介します。

    ストレス性神経障害

    運動量が必要なベンガルは、運動不足に陥るとストレスからストレス性神経障害を引き起こすことがあります。脱毛をはじめ、便秘や下痢、攻撃性の増加など症状はさまざまです。

    ベンガルと暮らすのであれば、まず何よりも運動が足りているか、思いっきり遊ぶなど刺激は十分かをよく考え、ストレスが溜まりすぎないように注意しましょう。

    皮膚病

    日本の高温多湿の気候は、皮膚炎の原因となります。普段のお手入れの際には毛の下に隠れている皮膚の状態をよく観察し、脱毛や出血がないかしっかりと確認しましょう。

    体をかゆがっている様子が見られたり、体を地面に擦り付けていたりする場合には特に注意が必要です。

    角膜炎

    角膜に怪我や細菌などの感染、アレルギーなどの刺激を受けることによって角膜に炎症が起こった状態をいいます。涙や目やにで目の周りが汚れたり、目を開けにくそうにしていたりする様子が見られます。痛みをともなうことも多いため、早めに治療をしましょう。

    ピルビン酸キナーゼ欠損症

    遺伝性の疾患で、ピルビン酸キナーゼという酵素が欠損症し、赤血球が破壊され貧血を起こす病気です。

    生後2~3ヵ月齢以降に慢性的な貧血が現れますが無症状な場合も多く、有効な治療法はまだ見つかっていませんが、命に関わることは稀といわれています。

    漏斗胸(ろうときょう)

    肋(ろく)軟骨の変形が原因で、胸骨の一部が陥没する先天性の病気です。陥没の具合はそれぞれ違い、触ってもわかりにくい場合もあります。重度になると呼吸困難や心臓への影響が出る場合があり、嘔吐、食欲不振、体重減少、咳や舌の色が紫になる、運動を嫌がるようになるなどの症状が見られたら注意しましょう。

    猫伝染性腹膜炎(FIP)

    1歳未満の子猫に好発する疾患です。進行性の病気で、発症するとほぼ100%死亡する病気といわれています。

    滲出型(しんしゅつがた)と非滲出型の2種類に分けられ、発熱や食欲不信、黄疸、体重減少、腹部の膨満などが見られます。診断は非常に難しく、初期に発見されることはほぼありません。

    ベンガルを家族に迎える方法と費用

    ベンガルを家族に迎える方法と費用
    (LElik83/shutterstock)

    ベンガルの子猫の価格は18〜40万円程度(2021年10月時点)。性別や色柄、血統によってはさらに高い値段が付けられています。

    ベンガルを迎える方法、費用について具体的に紹介していきます。

    ペットショップで探す

    ペット初心者でも迎えやすいのがペットショップです。ベンガルが欲しい時、しつけで困った時にお店に行けば相談に応じてもらえるため、ペット初心者におすすめです。

    月齢がある程度いった子猫ならばワクチン接種、簡単なしつけが済んでいるケースもあります。

    ブリーダーからの紹介

    ブリーダーは、全国各地に存在する猫の繁殖を専門とする人のこと。猫種の知識、飼育経験が豊富なブリーダーから猫を譲り受けることができるため、事前に飼い方、注意点を教わることができます。

    猫の飼い方がわからないペット初心者でも安心して迎え入れることができるでしょう。また、実際に親猫の様子を事前に確認することができるため、成猫時のサイズ感などを予測する助けになります。

    飼育環境などの質問にもきちんと答えてくれる、信頼できるブリーダーを見つけましょう。

    里親になる

    里親制度は、保護団体、保健所などから猫を迎え入れて里親になる制度です。ペットショップ、ブリーダーと比べると費用が掛からないメリットがあります。

    ただし、里親募集によっては譲渡、引取後も必要に応じて飼育状況の確認しなければならないケースもあります。ベンガルは数が少ない上、人気猫種なので出会うには運やタイミングが必要です。

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    猫を迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。2~3万円ほどをみておくとよいでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットサークル
    ・クレート(ペット用キャリー)
    ・ベッド

    【日用品の準備】
    ・キャットフード
    ・フードボウル
    ・水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・トイレトレー
    ・猫砂
    ・消臭シート

    【ケア用品】
    ・ブラシ
    ・爪切り
    ・爪とぎ
    ・ペット用シャンプー
    ・歯磨きグッズ

    【その他】
    ・首輪

    事前に飼育環境を整えておく必要もあります。危険なもの、噛まれては困るものは片づけるなどしておきましょう。

    夏場はクーラーなど空調設備のできるものも備えておくと安全です。余裕があれば、子猫が遊べるおもちゃなども買っておきましょう。

    【関連リンク】
    猫を迎える前に準備しておきたいもの
    猫を迎える前に整えておきたい室内のポイント
    猫をペットとして迎える時の心構え

     その他の初期費用

    ワクチン接種・健康診断の費用として1万円~1万5,000円ほどがかかります。

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (TheCats/shutterstock)

    猫の平均的な飼育費用は、1カ月あたり5,000~1万円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で3,000~4,000円ほどかかります。

    日用品代

    猫砂や消臭シートなどの日用品が1カ月で500~1,500円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、その費用も必要になります。平均すると1回あたり、5,000~1万円ほどかかります。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で2万円ほど必要でしょう。1カ月にすると1,500円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて猫を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子猫がかかりやすい病気・ケガ

    子猫は、異物誤飲や環境変化によるストレス性の軟便や下痢が多いです。

    • 異物誤飲の平均的な治療費:1万5,000~5万円
    • 軟便や下痢の平均的な治療費:6,000~1万5,000円 ほど

    ただし、どちらも場合によっては10万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防や体調の変化に気を付けることが大切です。

    お迎えしたばかりの頃は、環境変化によるストレスで軟便や風邪になりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、猫の1ヶ月の保険料は1,200~2,000円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように猫も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その猫種が発症しやすい慢性疾患が補償されるか
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術・入院に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額や年間の通院日数に上限がないか など
    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_猫

    *参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」

    愛猫と楽しく暮らそう 

    家族になる前からたくさんのことを学ぶことで、快適な暮らしをスタートすることができます。お迎えする猫の特徴や費用などをよく知ってよきパートナーとして信頼関係を築いていってくださいね。

    著者・監修者

    PNS編集部

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