可愛い猫と暮らしたい!初心者でもわかる猫の選び方。人気の猫TOP5も紹介!
2021.11.17 作成

可愛い猫と暮らしたい!初心者でもわかる猫の選び方。人気の猫TOP5も紹介!

PNS編集部

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一緒に暮らす猫を選ぶとき、あなたはどんな種類を選びますか。どの猫も可愛いけど、実際に迎えるとなると、どんな子を選べばいいのか迷ってしまうもの。可愛いだけで選ぶのも良いけれど、猫は長い人生を一緒に過ごすパートナー。猫種によって違う特徴や性格、お手入れの仕方を知って、ベストなパートナーに出会いましょう。

もくじ

    猫にはどんな種類がいるの?

    猫にはどんな種類がいるの?
    (Eric Isselee/shutterstock)


    猫と一緒に暮らすために、最初に悩むのが純血種にするか雑種にするかではないでしょうか。猫種の特徴が強く出る純血種、さまざまな魅力が混じった雑種。それぞれのメリット、デメリットについて知りましょう。

    純血種

    純血種とは、種ごとに決められた規定を守るため、ブリーダーが同じ種類の親を交配して生まれた猫のことです。ペットショップなどで見かける猫は、ほとんどがこれにあたります。

    血統書という人間の戸籍や家系図のようなものを見れば先祖をたどることができ、成長した姿を想像しやすいのが特長です。

    ただし良い遺伝子を受け継ぐ可能性があると同時に、遺伝性疾患をもっている可能性も高まります。購入する際には、どんな方法で交配が行われているかなどを血統書で確認するか、ブリーダーに聞くと良いでしょう。

    雑種

    異なる猫種の親の間に生まれた猫を雑種と言います。地域猫などは自然交配することで誕生するため、街で見かけるのはほとんど雑種です。日本で飼われている猫の約8割を占めるとも言われており、日本人がイメージする猫はほとんどが雑種と言えるかもしれません。

    雑種猫の良さは、何と言っても成長する姿を楽しめること。特に保護猫などを迎え入れる場合には、どんな姿に育つのか想像するだけでも楽しいものです。

    また、雑種猫は遺伝性疾患をもっている可能性が低く、感染症などにかからなければ長生きする可能性が高いと言えます。ただし、想像以上に大きくなるなど想像と違う姿に成長する場合もあります。近年ではブリーダーによって意図的に作られた「ミックス猫」もいます。

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    お手入れの仕方を知っておこう

    お手入れの仕方を知っておこう
    (ANURAK PONGPATIMET/shutterstock)

    猫は自分でもグルーミングをしますが、一緒に暮らすのであればお手入れは必須です。ここでは、猫の毛の長さに合わせた毎日のお手入れの方法を紹介します。

    長毛種の場合

    ふわふわの毛がたまらなく美しい長毛種。その優雅な姿に魅了される人は多いのではないでしょうか。

    長毛種と暮らす場合には、その美しい被毛を守るため毎日のブラッシングがかかせません。放置すると毛玉ができてしまいますので、コームやピンブラシ、スリッカーブラシを使い分けて抜け毛や汚れを落とし、美しさを保ちましょう。

    短毛種の場合

    短毛種の場合は、長毛種に比べるとそれほど手間をかける必要はありません。しかし、抜け毛や汚れを落とすためにも、こまめなブラッシングを行いたいものです。やさしくブラッシングをすれば皮膚の血行を良くし、スキンシップにも役立ちます。

    完全室内飼いであればシャンプーもほとんど必要ありませんが、汚れが目立つようであれば蒸しタオル等で拭いて清潔を保ちましょう。

    飼いやすさに差はあるの?

    飼いやすさに差はあるの?
    (Eugenia Terekhova/shutterstock)

    猫との暮らしが少しずつイメージできてきましたか。それでは実際に猫を迎えるにあたって、猫を選ぶポイントもお伝えしましょう。

    子猫?それとも成猫?

    圧倒的に人気があるのは子猫です。小さく愛らしい姿は、見ているだけで癒されるという人も多いはず。一緒によく遊べ、何よりも成長の過程を見守る楽しみがあります。

    その分、成猫に比べると圧倒的に手がかかります。月齢にもよりますが授乳や排泄など、時には数時間おきの世話が必要になることも。体もまだ弱いため細やかな健康管理も必要になります。

    静かにマイペースに暮らしたい人に子猫の世話は大変かもしれません。留守がちな人などは、すでに成長や体調が落ち着いている成猫の方が気楽に暮らせるでしょう。


    オスとメス、どっちが良い?

    オスはメスに比べると筋肉や骨格が発達しており、体が大きい傾向があります。好奇心が強く、人懐っこい性格の子も多いと言われており、活発に運動することが多いでしょう。

    一方メスはオスに比べるとおとなし目の子が多く、自立心も高めです。縄張り意識の高いオスに比べると多頭飼育にも向いています。

    単頭飼育と多頭飼育

    猫はもともと単独で暮らしている生き物です。そのため、単頭飼育だからといって特別な寂しさを感じていることはないようです。一緒に過ごせる時間に、飼い主さんがしっかりと愛情を示してあげれば十分という猫も多いでしょう。

    多頭飼育の場合は、猫同士が仲良くなれば一緒に遊ぶなど運動不足の解消にも役立ちます。ただし縄張り意識が強い猫の場合には同居猫の存在がストレスになることも。また多頭飼育の場合には飼育に必要な費用も頭数分かかります。

    いずれの場合にも、猫の性格をよく見極め、決断することが大切です。

    日本で人気の猫ランキングTOP5

    どの子も可愛くて、猫選びに困ってしまいますね。ここではそんな人のために、日本で人気の猫TOP5をご紹介いたします。

    1位 スコティッシュフォールド

    1位 スコティッシュフォールド
    (DK13/shutterstock)


    折れた小さな耳が可愛いスコティッシュフォールド。短毛と長毛の2種類が存在し、性格は穏やかで甘えん坊。猫と一緒に遊びたい人にぴったりの猫種です。

    【関連記事】
    スコティッシュフォールドってどんな猫?性格・飼い方・特徴を紹介

    2位 アメリカンショートヘアー

    2位 アメリカンショートヘアー
    (PEPPERSMINT/shutterstock)

    明るく活発な性格と、しっかりした体つきが美しいアメリカンショートヘアー。アーモンド型の瞳が愛らしく、根強い人気を誇る猫種です。

    3位 マンチカン

    3位 マンチカン
    (MDavidova/shutterstock)

    マンチカンの最大の特徴はその短い足。大人になっても足の長さが10cmほどしかありません。その愛らしい姿だけでなく、穏やかで他の動物とも仲良く暮らせる子が多いのも、人気の理由です。

    【関連記事】
    【獣医師監修】マンチカンってどんな猫?特徴・性格・飼い方を解説


    4位 ブリティッシュショートヘアー

    4位 ブリティッシュショートヘアー
    (FotoMirta/shutterstock)

    がっしりした力強い体つきで丸い顔が特徴のブリティッシュショートヘアー。独立心が強く、静かに過ごすのを好む猫ですが、飼い主さんのそばにそっと寄り添う愛情深さも魅力の一つです。


    5位 ノルウェージャンフォレストキャット

    5位 ノルウェージャンフォレストキャット
    (ataglier/shutterstock)

    大きな体のふわふわのゴージャスな毛並みで人気のノルウェージャンフォレストキャット。温厚でやさしく、人にもよく懐き、子供にもフレンドリー。環境に順応する強さを持っています。

    【関連リンク】
    ノルウェージャンフォレストキャットってどうなの?その正しい飼い方と愛し方

    ※当社調べ(2020年4月~2021年3月 保険契約実績をもとに算出)

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    猫を家族に迎える方法と費用

    猫を家族に迎える方法と費用
    (Stokkete/shutterstock)

    実際に猫を家族に迎えるには、どんな方法があるのでしょうか。代表的な方法をお伝えします。

    ペットショップで探す

    誰にでも簡単に迎え入れられるのはペットショップで探す方法です。ペットショッップへ足を運べば、さまざまな種類の子猫があなたを待っているでしょう。店員さんに相談すれば飼育に関するアドバイスをもらうことができ、必要なものをその場で購入することができるのもメリットです。

    ブリーダーからの紹介

    ブリーダーは、全国各地に存在する猫の繁殖を専門とする人のこと。猫の知識、飼育経験が豊富なブリーダーから譲り受けることができるため、事前に飼い方、注意点を教わることができます。インターネットや猫雑誌などでブリーダーを調べ、コンタクトを取ってみましょう。

    常に子猫がいるとは限りませんが、親の様子を見ることができ、将来の姿の目安を確認することができます。

    劣悪な環境で繁殖している業者もいるため、飼育環境などの質問にもきちんと答えてくれる、信頼できるブリーダーを見つけましょう。

    里親になる

    保護施設や保護猫カフェなどに保護された猫の里親になるという方法もあります。ペットショップやブリーダーの元にはいないような種類や幅広い年齢の猫に出会うことができます。成猫を検討している場合にはこの方法が良いでしょう。

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    猫を迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。おおよそ 2〜3万円ほどをみておくと良いでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットゲージ
    ・クレート(ペット用キャリー)
    ・ベッド

    【日用品の準備】
    ・キャットフード
    ・フードボウル
    ・水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・トイレトレー
    ・猫砂
    ・消臭シート

    【ケア用品】
    ・ブラシ
    ・爪切り
    ・爪とぎ
    ・ペット用シャンプー
    ・歯磨きグッズ

    【その他】
    ・首輪

    事前に飼育環境を整えておく必要もあります。危険なもの、いたずらされて困るものは片づけるなどしておきましょう。

    【関連リンク】
    猫を迎える前に準備しておきたいもの
    猫を迎える前に整えておきたい室内のポイント 
    猫を飼う際の手引き

    その他の費用

    混合ワクチン接種・健康診断の費用として1万〜1万5,000円ほどがかかります。

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (Julia_T/shutterstock)

    猫の平均的な飼育費用は、1カ月あたり5,000~1万円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で3,000~4,000円ほどかかります。

    日用品代

    猫砂や消臭シートなどの日用品が1カ月で500~1,500円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、その費用も必要になります。平均すると1回あたり、5,000~1万円ほどかかります。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で2万円ほど必要でしょう。1カ月にすると1,500円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて猫を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子猫がかかりやすい病気・ケガ

    子猫は、異物誤飲や環境変化によるストレス性の軟便や下痢が多いです。

    • 異物誤飲の平均治療費:3万1,372円*
    • 軟便や下痢の平均治療費:1万1,495円*

    ただし、どちらも場合によっては10万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防や体調の変化に気を付けることが大切です。

    お迎えしたばかりの頃は、環境変化によるストレスで軟便や風邪になりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    *ペット&ファミリー損保調べ(2020年4月~2021年3月 保険金支払い実績をもとに算出)

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、猫の1ヶ月の保険料は1,200~2,000円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように猫も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その猫種が発症しやすい慢性疾患が補償されるか
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術・入院に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額や年間の通院日数に上限がないか など

    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_猫

    参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」

    *2023年4月時点の内容です。今後の商品改定等により、変更となる場合があります。最新の内容はホームページよりご確認ください。

    著者・監修者

    PNS編集部

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    PNS編集部

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