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2019.06.27

スコティッシュフォールドってどんな猫?性格・飼い方・特徴についてご紹介

いまとても人気のある猫といえば、スコティッシュフォールド。
折れた耳が印象的な猫種で、その愛らしさは群を抜いています。
まだ歴史の浅い猫種ということもありますが、この現代においてとてもフィットしている雰囲気を持っていることに異論はないでしょう。
ここではスコティッシュフォールドの正しい飼い方や病気などについてもお話しします。

スコティッシュフォールドの歴史はある一匹の猫からはじまった

M-Apidon/shutterstock

スコティッシュフォールドは、その名前の通りスコットランドがふるさとです。
1960年代初頭に、偶然そこにいた折れ耳の白い猫、スージーから歴史ははじまりました。その愛らしさに魅せられブリーディングを繰り返し、誕生したのがスコティッシュフォールドというわけです。
しかし、スコティッシュフォールドは繁殖を繰り返すうちに、骨格や関節、聴力などにも異常が認められる個体が続発したことから、イギリスでは繁殖中止となりました。
その後、アメリカでブリーディングを続けられることとなったスコティッシュフォールドですが、遺伝性疾患を克服するために、さまざまな試みを経て、猫種としての確立を遂げました。
とはいえ、残念ながら現在でも疾患を抱えている個体は少なくありません。
アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘア等と交配させて、スコティッシュフォールドの個性を活かしつつ、遺伝子疾患を克服する方法など、試行錯誤は続いています。

スコティッシュフォールドの特徴・性格

Sel_Sanders/shutterstock

スコティッシュフォールドはとても人懐こい性格の猫と言われています。実際に飼っている方たちも、うちの子は穏やかで甘えん坊です、とよく話しているのを聞きます。
運動量もそれほど必要ではなく、おとなしい印象。猫といえばあまり言うことをきかない、勝手気ままのイメージがありますが、スコティッシュフォールドにそれは当てはまらないかもしれません。 人間の子どもとの相性もいいようです。環境の変化にも強く、家族が大好きで、いつもいっしょにいたがる、との声も多数聞かれます。
長毛と短毛のタイプがあり、一般的には短毛の子が多いと言えるでしょう。レッド、ブルー、ブラックなどさまざまな毛色があり、柄のバリエーションも多いです。ソリッド(単色)、タビー(縞柄)、キャリコ(三毛)など、毛色と柄の豊富な組み合わせは、スコティッシュフォールドの魅力のひとつです。

スコティッシュフォールドの正しい飼い方-実は病気になりやすい!?

frank60/shutterstock

スコティッシュフォールドを迎えようと思ったら、正しい飼い方を知らなければなりません。遺伝性疾患のこともきちんと考えておく必要があるでしょう。とても愛らしく可愛い存在だからこそ、その出自や病気のことを知っておくことは無駄ではないと思います。ただ可愛いだけのペットではなく、家族として迎え入れるわけですから。

まずはスコティッシュフォールドは「病気になりやすいのではないか」とよく言われていますが、なりやすいというよりも、特定の遺伝子疾患が認められる、ということです。
代表的な病気としては「骨軟骨異形成症」があります。
スコティッシュフォールドの特徴でもある折れ耳は、突然変異に端を発します。なぜか耳の軟骨が硬くなり、あのような耳になったのです。

骨軟骨異形成症は、耳だけではなく四肢の関節の軟骨までもが硬くなり、関節炎を起こすものです。その痛みの程度によっては歩けなくなることもあります。さらには後ろ足やしっぽが変形することも。
残念ながら、現段階ではこの病気の発症を予防することも、なってしまった場合に完治させることも難しいと言われています。対処療法として、消炎鎮痛薬を使用して痛みを減らしてあげることしかできず、病気と長くつきあっていく覚悟が必要になります。

飼い主としての責務は、定期検診などで、病気を早期発見することです。
もしも病気が認められたら、激しい運動などは避け、段差などに注意して、四肢にかかる負担を少しでも減らす努力をしてください。

さらに考えられる病気は心臓肥大、腎臓障害などの内臓疾患も多いと言われています。

それでも家族として生涯大切にする

MarinaD_37/shutterstock

とはいえ、他の純血種の猫たちよりも、スコティッシュフォールドという猫のほうが病気が多いとも言い切れません。血統を守るために血を濃くすれば、遺伝性疾患にかかる可能性はありますし、個体差ももちろんあるわけですから。

あなたは病気になってしまった愛猫を、最期まできちんと世話することができますか?
もちろんこれはスコティッシュフォールドに限った話ではありません。伴侶動物には、飼い主の愛情とその覚悟がとても大切なのです。どんな子も病気を抱える可能性は必ずあり、それに対処できるのは飼い主だけなのですから。正しい飼い方、とはこういった考え方を愛情を持って実践していく、ということに尽きるのではないでしょうか。