2020.02.19

猫のしっぽはなんのためにある?

PNS編集部

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猫で特徴的な部分といえば、やっぱりしっぽ。よく見てみると、いつもよく動き、さらに状況によって動きかたも違うようです。果たして、猫のしっぽとはなんのためにあるのでしょうか? 今回は猫にとって究極のチャームポイント「しっぽ」についてお話しします。

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もくじ

    そもそも「しっぽ」とはなにか

    Alexandr Korolev/shutterstock

    動物にはしっぽがあるものが多い印象ですが、その種類によって長かったり短かったり、いろいろな形がありますよね。

    この「しっぽ」…実は「尾びれ」が変化したものなのです。
    およそ5億年前にはまだ陸地にいる動物はいませんでした。みんな海の中で暮らしていたわけです。
    泳ぐための尾びれは、動物が進化して陸地に住むことになってから、その環境に合わせて変わっていきました。それが「しっぽ」になったのです。
    その動物の種類によってしっぽはさらに変化していきました。太くなったり、細くなったり、長くなったり、あるいは短くなったり。道具として、しっぽは活躍するようになりました。
    人間は手を使えてとても器用になったので、いつのまにかしっぽは消えていましたが。

    猫のしっぽの動きかた

    successo images/shutterstock

    さて、それでは猫のしっぽはどのようなものなのでしょう。実はとても大事な役割をしているのです。

    まずは気分や状況によって動きを変えることで「感情表現」を表すことができます。言葉を持たない猫だからこそ、このシグナルはとても大切なものになるのです。

    では、しっぽの動きによる感情を解説していきましょう。

    しっぽを大きくゆっくりと振る
    猫を飼っているみなさんなら、このしっぽの状態をよく見かけるのではないでしょうか。
    これは、猫がリラックスしている時によく見られる動きです。ご機嫌で、安心している状態だと言えます。

    しっぽを垂直に立てる
    ぴーん、とまっすぐに立ったしっぽ。こちらもよく見ますね。これはうれしい、遊んで、という感情表現だと言われています。いずれにしても肯定的な気分です。

    しっぽを下げる
    体調が悪い時などに見られます。あるいは気分が優れないのかもしれません。猫のしっぽがそんなふうに垂れていたら、しばらくそっとしておいてあげるべきでしょう。

    しっぽを足の間に巻き込む
    しっぽを脚の間に挟んだりしている時は、恐怖心を感じているかもしれません。うずくまって小さく見せることで、攻撃を回避し、服従の気持ちを表しています。

    しっぽを小さく早く振る
    なにか不安がある、落ち着かない気分の時によく見られます。

    しっぽの毛を逆立てる
    威嚇するとき、もしくは恐怖を感じているときによくやります。しっぽだけではなく、全身の毛が逆立つことも多いです。これは少しでも自分を大きく見せて優位に立とうとしているわけです。変なちょっかいを出すとバリバリ引っ掻かれますので要注意。

    などなど、まだたくさんの「しっぽシグナル」がありますが、愛猫をよく観察してみると、なんとなくこういう気分の時はしっぽをこんなふうに動かしているな、とわかってくると思います。そんなことを考えながら猫を愛でるのも楽しいものです。

    さらに猫のしっぽには大事な役割が

    Bachkova Natalia/shutterstock

    しかし、感情表現のためだけに「しっぽ」が動くわけでもないのです。
    猫のしっぽにはまだ大事な役割があります。

    ひとつは「バランスを保つ」ため。これがいちばん大切なことかもしれません。猫はしっぽを使ってバランスをとり、あの素早い動きを効率良くキープできるようにしているのです。しっぽを素早く振って骨盤の位置を調整、元の位置に固定させて落下などを防いでいるのです。

    さらには「マーキング」にも猫のしっぽは用いられます。
    マーキングとは、自分の臭いを対象物にこすりつけ、縄張りや所有権などを主張することです。
    猫のからだにはあちこちに「臭腺」と言う固有の臭いを発する器官があります。額、唇、顎、肉球、肛門、そしてしっぽ。しっぽをこすりつけることで、猫はマーキングします。ほかの部分でももちろん臭いをつけることはできますが、自由自在に動くしっぽを使うことが多いようです。

    「寒さしのぎ」にもしっぽは使われます。
    「猫はこたつで丸くなる」の言葉通り、基本的に猫は寒いのが苦手です。猫がからだを丸めて、しっぽをくるりと巻きつけているのを見たことがありませんか? あれはしっぽを防寒具として使用しているのです。まるでマフラーみたいに。

    猫のしっぽは究極のチャームポイント

    lkoimages/shutterstock

    猫のしっぽは、よく動き、感情表現をし、からだのバランスを保ち、マーキングを仕掛け、防寒具にもなる、というマルチファンクションぶり。

    そのかわいらしい動きなどから、ついしっぽを触りたくなりますが、それはやめておきましょう。猫のしっぽには細い神経の束がぎっしり詰まっています。無理やり引っ張ったり踏んでしまった場合、膀胱、肛門などと連結しているので、ほかの部位にもダメージが拡がってしまう恐れがあります。まさに「猫ふんじゃった症候群」と呼ばれるゆえんです。

    しっぽはとてもデリケートな部分だからこそ、あのように可愛らしく美しい動きができるのです。猫のしっぽは不可侵であり、「究極のチャームポイント」だと思いませんか。

    ぜひ愛猫のしっぽに注目してみてください。きっとなにか新しい発見につながりますよ。

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