パグってどんな犬?フレンチブルドッグとの違い
2021.11.12 作成

パグの性格、特徴は?パグの飼いやすさ、しつけ方をご紹介

PNS編集部

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パグは、短鼻で愛嬌のある表情が人気の中型犬です。豊かな表情と、かわいらしいクリクリとした瞳が特徴で、ペットとしても人気があります。パグをペットとして飼いたいと考えている方にとって、性格や特徴など実際に飼いやすいかどうかは気になるところ。そこで今回は、パグをペットとして迎え入れたいと考えている方向けに、パグの特徴、性格、飼い方などをご紹介します。

もくじ

    パグってどんな犬?フレンチブルドッグとの違い

    パグってどんな犬?フレンチブルドッグとの違い
    (Studio number 94/shutterstock)

    パグをペットとして迎え入れる前に、どんな犬なのかはチェックしておきたいポイント。そこで、パグの特徴や性格、よく似た犬と言われがちなフレンチブルドッグとの違いについてご紹介します。

    パグの特徴・大きさ・毛色

    特徴

    パグは、鼻ぺちゃでシワがある顔立ちをした短頭種の犬種です。吠えることが少なく大人しく、鳴き声も小さいためペット初心者にもおすすめです。ただし、しつけ次第でわがままになったり、噛むことが増えたりするので、子犬のうちからしっかりしつけておきましょう。

    大きさ

    一般的な中型犬と同じように体重170~180g、体高10cmほどで生まれ、子犬の頃になると体高20cm、体重6kgに成長します。成犬では、体高25cm、体重8kgほどの大きさになります。

    ※体高…四つ足をついて立ったときの、地面から背中までの高さ

    毛色

    毛色は、シルバー、アプリコット、フォーン、ブラックの4種類です。フォーンは小鹿のような黄色い単色で、アプリコットはフォーンよりオレンジ色がやや強めの茶色系となります。

    パグの性格

    パグは陽気で人懐っこく、飼い主さんと遊ぶのが大好きです。愛情深く優しい性格で、初心者でもペットとして飼いやすいのが特徴です。ただし寂しがり屋で鳴き声が小さいため、番犬、長期の留守番には不向きです。旅行する時は、ペットも泊まれるホテルを選ぶか、ペット用ホテルも検討しておいた方が望ましいでしょう。

    パグの歴史

    パグは、紀元前400年から中国で生息していたと言われている歴史の古い犬種です。その後、貿易などを通じて欧州各国に広まり、欧州では18~19世紀にかけて貴族、王族たちから人気を得ました。現在では、家庭犬として世界各国で人気があります。

    フレンチブルドックとの違い

    フレンチブルドックとの違い
    (Eric Isselee/shutterstock)

    よく似た犬種であるフレンチブルドッグとパグはよく間違えられますが、耳に違いがあります。パグは耳が垂れ長なのに対し、フレンチブルドックは立て耳が特徴です。また、パグは成犬になっても8kg以上成長しませんが、フレンチブルドックはさらに成長して9~14kgほど大きくなりより筋肉質で歯も鋭くなります。

    パグは番犬に適さないのに対し、フレンチブルドックは鳴き声もしっかりと大きく、活発、利口な性格で番犬にも向いています。

     

    パグの飼い方のポイント

    パグの飼い方のポイント
    (Khilenko Anastasiia/shutterstock)

    日々の散歩の頻度、しつけ方、お手入れ方法など、パグの飼い方のポイントについてご紹介します。

    問題行動を防ぐ。パグのしつけ方法

    パグは傷つきやすく優しい性格のため、きつい言い方は適しません。褒めると伸びるので、習得したらどんどん褒めていきましょう。注意したい時は決して荒ぶらずに、冷静な口調できっぱり伝えてください。

    パグを飼う時は、子犬のうちから主従関係をはっきりさせるようにしておくと、しつけがスムーズに進みます。パグは噛む力は決して強くありませんが、噛み癖がつくと人を嚙んでしまう可能性もあります。子犬のうちから噛み癖がつかないように注意してあげましょう。

    もし、どうしても噛み癖が治らないなら一度プロのトレーナーの力を借りるのもおすすめです。

    パグの散歩の仕方・運動量

    パグがストレスを溜めないためにも、毎日のお散歩は欠かせません。パグは太りやすい体質のため、散歩を通じて運動する必要があります。散歩の頻度は1日2回、なるべく朝晩の2回が望ましいです。1回につき10~20分、1kmほど散歩してあげましょう。

    ただし、暑い夏でアスファルトの「照り返し」が心配な時期、雨や雪で足元が悪い時は、愛犬の安全を守るためにも無理をする必要はありません。

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    暑さ対策は必須。過ごしやすい室内温度を保とう

    パグは暑さ、寒さが苦手なので、留守にする時はパグが過ごしやすい適切な温度を保ちましょう。留守にする際は、冬は専用のホットカーペット、夏は冷房を使用するのがおすすめです。また、車で一緒に出掛ける際には、くれぐれも車内に残しておかないよう注意してください。

    日々のケアが大切。皮膚のお手入れ方法

    パグは耳の中、顔のシワに皮脂汚れが溜まりやすく、ほったらかしておくと細菌が繁殖して皮膚炎などを起こす可能性があるため、日々のお手入れが肝心です。毎日のブラッシングで抜け毛、ホコリ、皮脂汚れを取って清潔に保ってあげましょう。食べ物を食べた後は、口周りをキレイにしてあげることも忘れないでください。

    パグの平均寿命

    パグの平均寿命
    (Nature Art/shutterstock)

    パグの平均寿命は12~15歳です。犬の寿命は、大きさによって平均寿命が異なり、大型犬7~11歳、中型犬10~14歳、小型犬12~15歳となります。中型犬の平均と比較すると、パグの寿命はやや長めです。

    パグの注意しておきたい病気 

    パグの注意しておきたい病気
    (Katya Degtyareva /shutterstock)

    ペットとして迎え入れるならパグのかかりやすい病気などはチェックしておきたいところ。パグの注意しておきたい病気について紹介します。

    角膜炎

    パグは眼球がおさまる部分が浅いことから、目の病気にかかりやすい傾向があります。目の表面をおおっている角膜が炎症を起こす角膜炎になりやすいです。または、眼球が飛び出す「眼球突出」など目の病気にかかる可能性があります。

    パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)

    パグは、脳の一部に炎症が起こり発作、視力障害などが起こるパグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)が起こりやすいです。気になる症状が出たらすぐ病院に連れていきましょう。

    アレルギー性皮膚炎

    パグは皮膚が弱い犬種のため、アレルギー性皮膚炎に注意です。皮膚に異常がみられるなど、気になる症状が出たらすぐ病院に連れていきましょう。

    熱中症

    短頭種であるパグは暑さに弱いので熱中症にならないよう、室温は適温を保ちましょう。日中の暑い時間に外出やお散歩を控えるなどの工夫も必要です。

    膿皮症(のうひしょう)

    パグは皮膚が弱い犬種のため、膿皮症に注意です。皮膚に異常がみられるなど、気になる症状が出たらすぐ病院に連れていきましょう。

    短頭種気道症候群

    短頭種種は頭蓋骨の長さに比べて、鼻の長さが短いと発症しやすく、呼吸が正常に行えなくなってしまう「短頭種気道症候群」にもなりやすいです。突然死してしまう場合もあるため注意しましょう。 

    病気にならないように気をつけるポイント

    パグは食いしん坊です。欲しがる姿を見ると、ついついおやつを余分にあげてしまいがちですが、肥満になりやすい体質のため注意が必要です。太ると体に負担がかかって動きが鈍くなりやすく、病気にも繋がるので食べ物を与えすぎないようにしましょう。

    なお、パグは遺伝性疾患が多い犬なので、迎え入れる前にこれまで患った病気がないか確認しておきましょう。

     

    パグを家族に迎える方法と費用

    パグを家族に迎える方法と費用
    (Ezzolo/shutterstock)

    パグの購入方法や入手方法にはさまざまな種類がありますが、購入価格は15~30万円ほど(2024年7月現在)。また犬の値段は、顔つき、大きさ、性別、血統、チャンピオン犬かどうか、購入方法によって異なりますので、見比べた上で適したものを選びましょう。

    パグを迎える方法、費用について具体的にご紹介します。

    ペットショップで探す

    初心者でもペットを迎えやすいのが、ペットショップです。しつけに困った時に店に行けば相談に応じてもらえるので、はじめて子犬を家に迎えようと考えている方にもおすすめです。月齢がある程度いった子犬ならばワクチン接種、簡単なしつけが済んでいるケースもあります。

    ブリーダーからの紹介

    パグを迎え入れる方法は、他にもブリーダーに紹介してもらう方法もあります。ただし、パグは遺伝性疾患の多い犬なので、ブリーダーから紹介してもらう時は信頼できる人を選んで譲ってもらいましょう。また、ブリーダーにはこれまで患ったことのある病気なども聞いておくと安心です。

    里親になる

    パグの入手方法は、ネットの里親募集情報、里親募集掲示板などから探す方法もあります。里親募集では、やむを得ず手放さなければならなくなった成犬の場合が多いです。なお、里親募集によっては譲渡、引取後も必要に応じて飼育状況の確認が必要です。

    ブリーダーからの紹介と同様、パグは遺伝性疾患が多い犬のためこれまで患ったことのある病気を確認しておきましょう。

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    パグを迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。約4~5万円ほどをみておくと良いでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットサークル
    ・クレート(ペット用キャリー)
    ・ベッド

    【日用品の準備】
    ・ドッグフード
    ・フードボウル
    ・水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・トイレトレー
    ・トイレシーツ

    【ケア用品】
    ・ブラシ
    ・爪切り
    ・ペット用シャンプー
    ・歯磨きグッズ

    【その他】
    ・首輪
    ・リード
    ・毛布(冬場)

    迎え入れる前に、パグが過ごしやすいように飼育環境を整えておきましょう。パグは暑さ、寒さに弱いので、夏場はクーラーなど空調設備のできるものを、冬場は毛布などを備えておくと安心です。余裕があれば、犬が遊べるおもちゃなども買っておきましょう。危険なもの、噛まれては困るものは片づけるなどしておきましょう。

    【関連リンク】
    犬を迎える前に準備しておきたいもの
    犬を迎える前に整えておきたい室内のポイント
    犬をペットとして迎える時の心構え

    その他の費用

    役所への登録料やワクチン接種・健康診断の費用として2~3万円ほどがかかります。

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (ponpimonsa_bibi/shutterstock)

    中型犬の平均的な飼育費用は、1カ月あたり1万5,000~3万円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で5,000~7,000円ほどかかります。

    日用品代

    トイレシーツなどの日用品が1カ月で2,000~6,000円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、中型犬の場合1回3,000~1万円程度をみておきましょう。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で3~5万円ほど必要でしょう。1カ月にすると3,000円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて犬を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子犬がかかりやすい病気・ケガ

    子犬は、骨折や異物誤飲が多いです。

    • 骨折の平均治療費:11万6,704円*
    • 異物誤飲の平均治療費:3万4,655円*

    ただし、どちらも場合によっては20万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防が大切です。

    お迎えしたばかりの頃は環境変化によるストレスで軟便や風邪にもなりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    *ペット&ファミリー損保調べ(2023年4月~2024年3月 保険金支払い実績をもとに算出)

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、中型犬の1ヶ月の保険料は1,800~5,000円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように犬も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その犬種が発症しやすい慢性疾患が補償されるか
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術・入院に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額や年間の通院日数に上限がないか など

    *参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」
    *犬の加入タイプ(小型犬・中型犬・大型犬・特大犬)は、ご加入時・ご継続時の体重で決まります。ただし、1歳未満の幼犬の場合「犬種分類表」を参考に、1歳時のおおよその予測体重で加入タイプが決まります。
    *2024年7月時点の内容です。今後の商品改定や保険料率の見直し等により、変更となる場合があります。

    愛犬と楽しく暮らそう 

    家族になる前からたくさんのことを学ぶことで、快適な暮らしをスタートすることができます。お迎えする犬の特徴や費用などをよく知ってよきパートナーとして信頼関係を築いていってくださいね。

    著者・監修者

    PNS編集部

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