ミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方とは?性格や病気も解説
2025.05.01 作成

ミニチュア・ダックスフンドのペット保険の選び方とは?性格や病気も解説

PNS編集部

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ミニチュア・ダックスフンドは活発で陽気な甘えん坊の性格です。また、小型犬に分類されるミニチュア・ダックスフンドは、犬の中でも比較的平均寿命が長いとされています。

そんな愛犬と健康的な毎日をより長く過ごすためには、ペット保険で万が一の治療費に備えておくことが大切です。そこで今回は、ペット保険の選び方やミニチュア・ダックスフンドがかかりやすい病気・ケガ・治療事例などを詳しく紹介します。

もくじ

    ミニチュア・ダックスフンドにペット保険は必要?

    ミニチュア・ダックスフンドにペット保険は必要?
    (Paylessimages/Adbe Stock)

    ミニチュア・ダックスフンドの健康を考えるのであれば、ペット保険への加入は検討すべきでしょう。なぜなら、ペットの治療費はすべて自己負担となるからです。

    万が一、大病にかかって手術が必要となった際に必要なお金が足りなければ、十分な治療を受けさせてあげられない可能性があります。そうならないためにも、保険で備えておくことが大切なのです。

    ただし、ペット保険によって補償範囲は異なります。ミニチュア・ダックスフンドのペット保険を検討するのであれば、ミニチュア・ダックスフンドがかかりやすい病気をカバーしている保険を選びましょう。かかりやすい病気については、後ほど説明します。

    ミニチュア・ダックスフンドの特徴

    ミニチュア・ダックスフンドの特徴
    (Paylessimages/Adbe Stock)

    ここでは、ミニチュア・ダックスフンドの歴史・体型・性格を説明します。

    ミニチュア・ダックスフンドの歴史

    ミニチュア・ダックスフンドは「ダッケル」「テッケル」などと呼ばれ、主にドイツで狩猟犬として使われてきました。特徴的な胴長で短足な体型は「アナグマを狩るために進化した」ともいわれています。

    のんびりしているイメージがありますが、実は運動好きで活発な犬種です。その運動能力の高さは、穴の中でも地上でも獲物をしつこく追い詰めることができるほどです。

    ミニチュア・ダックスフンドの体型

    ダックスフンドは体長が体高の2倍もあり、胴長短足という特徴的な体型をしています。大きい順に以下の3種類に分けられます。

    • スタンダード
    • ミニチュア
    • カニンヘン

    ミニチュア・ダックスフンドはダックスフンドの中で2番目に大きい種類です。日本で飼育されているダックスフンドのうち、7割以上がミニチュア・ダックスフンドともいわれています。

    体重は約4.5~4.8kgで、基本的には小型犬に分類されます。ペット保険の保険料は年齢と犬種もしくは年齢と体重で決まることが多く、当社の場合、体重7.2kg以下のミニチュア・ダックスフンド犬は「小型犬」に該当します。

    ※犬の加入タイプ(小型犬・中型犬・大型犬・特大犬)は、ご加入時・ご継続時の体重で 決まります。ただし、1歳未満の幼犬の場合1歳時のおおよその体重で加入タイプが決まります。

    ミニチュア・ダックスフンドの性格

    ミニチュア・ダックスフンドは活発で、陽気、甘えん坊な性格です。友好的かつ従順で飼い主の指示もよく理解するため、すぐに家族の一員としてなじめるでしょう。

    甘えん坊な一面から、飼い主さんとのスキンシップが好きな傾向にあります。また、もともと狩猟犬として使われてきたことから頭が良く、冷静に状況を見て行動します。

    ミニチュア・ダックスフンドを飼うときのポイント

    ミニチュア・ダックスフンドを飼うときのポイント
    (Paylessimages/Adbe Stock)

    ミニチュア・ダックスフンドと楽しい毎日を過ごすためには、あらかじめミニチュア・ダックスフンドを飼うときのポイントを理解しておくことをおすすめします。

    ここでは運動・遊び・しつけ・ケアの順に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    運動・遊び

    ミニチュア・ダックスフンドは知的な刺激や運動が好きとされています。小型犬のため激しい運動は必要ありませんが、1日2回の散歩を、1回あたり30分程度を目安に行いましょう。

    ただし、ミニチュア・ダックスフンドのような胴長短足の犬は地熱の影響を受けやすいため、暑さや寒さに弱いです。夏場の散歩は朝や夕方、夜など日が照っていない時間帯がおすすめ。冬場に散歩する際は室内で済ませたり服を着せたりして、防寒対策を行うとよいでしょう。

    しつけ

    ミニチュア・ダックスフンドは運動不足や環境によってはストレスを感じ、問題行動を起こすことがあります。日々の散歩やトレーニングで頭と心を刺激し、ストレスを軽減させることが大切です。

    遊び方のバリエーションを増やすこともおすすめです。例えば、ロープなどを使って引っ張り合う「引っ張りっこ」や、ボールを投げて飼い主さんのところまで持ってこさせる「レトリーブ遊び」などもよいでしょう。「何をどう遊べばよいのか」を理解していくことで、問題行動を起こしにくくなるでしょう。

    ケア

    ミニチュア・ダックスフンドには以下の3つの毛質があり、ブラッシング方法は毛質によって変わります。

    • ロング・ヘアード
      ロング・ヘアードは長く滑らかな毛が特徴です。スリッカーブラシで全体を軽くとかし、その後、最後にコームなどで毛並みを整えます。大きな毛玉は無理にとかそうとせず、丁寧にほぐしましょう。
    • スムース・ヘアード
      スムース・ヘアードは短くて硬い毛質であり、抜け毛が少ないという特徴があります。まずはぬるま湯で湿らせたタオルで体全体を拭き、ラバーブラシを使って全体をブラッシングします。毛をかきわけてノミやダニもチェックしましょう。
    • ワイヤー・ヘアード
      ワイヤー・ヘアードのダックスフンドは、ごわごわした剛毛とひげのような毛が特徴です。スリッカーブラシで全体をとかし、コームなどを使いながら毛玉がないかチェックします。最後は獣毛ブラシで全体をとかし、被毛に艶を出しましょう。

    シャンプーは月に1~2回程度を目安にします。ただし、次のような状態の場合はシャンプーを控え、状態によってはかかりつけの獣医師に相談しましょう。

    • 予防接種の直後
    • 体調や皮膚の状態がいつもと異なる
    • 発情中や妊娠中 など

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    ミニチュア・ダックスフンドの特徴や性格は?飼い方や病気対策は?

    ミニチュア・ダックスフンドの病気やケガなどのリスク

    ミニチュア・ダックスフンドの病気やケガなどのリスク
    (Masarik/Adbe Stock)

    活発で運動も好きなミニチュア・ダックスフンドですが、病気やケガのリスクと無縁というわけではありません。比較的寿命の長い犬種ではあるものの、より長く健康的な毎日を過ごすには、ミニチュア・ダックスフンドのかかりやすい病気やケガについて理解しておく必要があります。

    ここではかかりやすい病気を、成犬の頃と子犬の頃に分けて紹介します。

    成犬の頃にかかりやすい病気・ケガ

    成犬の頃のミニチュア・ダックスフンドは、特に以下の病気やケガに注意しましょう。

    • 椎間板(ついかんばん)ヘルニア
    • 皮膚炎
    • 腫瘍(しゅよう)・しこり
    • 歯周病

    それぞれの病気やケガについて解説します。

    椎間板(ついかんばん)ヘルニア

    椎間板(ついかんばん)ヘルニアとは、背中にある神経(脊髄)が、骨と骨の間でクッションのような役割をしている椎間板に圧迫され神経障害が起こる病気です。主な症状は以下の通りです。

    • 歩きたがろうとしない
    • 後ろあしに力が入らなくなって立てなくなる
    • 背中に触れると痛がる

    軽度な場合、症状がほとんど出ないこともありますが、重症化すると下半身麻痺に至ることもあります。軽度の場合は投薬を、重度の場合は外科手術を行うこともあります。

    足腰への負担は、マットを敷いたり適切に体重管理したりすることで減らせるため、日頃から予防に努めましょう。

    【関連記事】

    ペット保険でヘルニアは補償される?症状や原因、一般的な治療費を解説

    皮膚炎

    皮膚炎は免疫反応が原因で起こる病気です。皮膚炎にはさまざまな原因があり、ダニや花粉などの外的な要因と体調や体質などの内的な要因が組み合わさることで発症します。

    初期症状はかゆみを感じる程度ですが、悪化すると一年中症状が現れることもあります。主な症状は以下の通りです。

    • 体毛が抜ける(脱毛)
    • ふけが出る
    • 肌が赤くなる
    • 発疹が出る

    皮膚炎は完全治療が難しいため、ステロイド剤や抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤を処方しながら治療を続けることになります。そのため、ペット保険を選ぶ際は、通院が補償されるタイプのものを選ぶと安心です。

    腫瘍(しゅよう)・しこり

    腫瘍やしこりは、異常な細胞が蓄積することで起きるものです。悪性の場合はリンパ節や肺に転移しやすく、治療が困難になります。

    良性の腫瘍としては次のような種類があります。

    • 乳頭腫(にゅうとうしゅ)
    • 脂肪腫(しぼうしゅ)
    • 乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)など

    中でも乳腺腫瘍は、避妊手術をしていないメスのミニチュア・ダックスフンドによく見られる腫瘍です。良性であっても大きくなるほど悪性の割合が高くなるため、乳腺腫瘍は小さいうちに切除するのが安心です。

    腫瘍・しこりは定期的な健康チェックが大切です。また、早期発見が重要であるため、定期的に健康診断を受診するよう心がけましょう。

    歯周病

    歯周病は歯肉が腫れたり、歯を支えている歯周組織が破壊されたりする病気です。主な原因は歯磨きの回数ややり方などです。

    歯周病が進行すると顎(あご)の骨が溶け、以下の症状が起こります。

    • 口臭がきつくなる
    • 歯茎が赤く腫れる
    • 歯茎から血が出る
    • 歯が抜け落ちる
    • 下顎が骨折する

    歯周病は血管に細菌が入り込み、心臓病や腎臓病の引き金になる可能性もあるものです。日頃から丁寧に歯磨きをしたり歯科検診を定期的に受けたりするなど、プロにケアしてもらうことをおすすめします。

    【関連記事】

    ペット保険で歯周病・歯石除去は補償可能?歯科治療の治療事例なども紹介

    子犬の頃にかかりやすい病気・ケガ

    元気いっぱいのミニチュア・ダックスフンドの子犬。子犬期に多い病気やケガは以下の通りです。

    • 外耳炎(がいじえん)
    • 下痢、嘔吐、軟便
    • 異物誤飲

    ここからは、それぞれの病気やケガの概要や症状を解説します。

    外耳炎(がいじえん)

    外耳炎(がいじえん)は子犬も成犬もかかりやすい病気です。主に以下の2種類があります。

    • 急性外耳炎:症状が急にひどくなる
    • 慢性外耳炎:少しずつ悪くなり長期に及ぶ

    急性外耳炎になると、耳たぶにあたる耳介(じかい)と、耳介の根本から鼓膜までの外耳道(がいじどう)が赤く腫れます。耳介が厚くなったり黒っぽくなったりする場合、慢性外耳炎が考えられるでしょう。

    原因にはさまざまなものがありますが、代表的な原因は雑菌の繁殖です。ミニチュア・ダックスフンドは垂れ耳で通気性があまり良くないため、お手入れをしないと雑菌が繁殖しやすいです。ぬるま湯やペット用耳洗浄液をコットンに染み込ませ、定期的に耳の中をやさしく拭いてあげましょう。

    下痢・軟便

    犬の下痢・軟便はさまざまな原因があります。一過性の場合もありますが、緊急性を要する場合もあるため注意が必要です。

    子犬期はフードの変更や環境の変化などでも便が緩くなることがあります。明確な原因がわからない場合は体調が急変する可能性があるため、早めに動物病院を受診しましょう。特に異物や人用の薬、毒のある食べ物を誤食した場合は緊急性が求められます。

    異物誤飲

    異物誤飲は、症状によっては手術につながる恐れがあります。

    飲み込んだ異物や量、犬の体型などによって、症状が現れるまで時間がかかる場合があります。「なんともなさそうだから大丈夫」などと飼い主さんが自己判断することは危険です。特に次のような症状が見られる場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談しましょう。

    • よだれが多い
    • 嘔吐や下痢をしている
    • 食欲が低下している
    • 腹痛を示す
    • 貧血や神経症状を起こす

    ミニチュア・ダックスフンドは好奇心が旺盛であるため、誤飲しやすい傾向があります。万が一の時に備え、あらかじめペット保険に加入しておくことをおすすめします。

    ミニチュア・ダックスフンドの治療事例

    ミニチュア・ダックスフンドの治療事例
    (Masarik/Adbe Stock)

    ミニチュア・ダックスフンドが病気やケガをした場合、どのような治療が行われ、どれくらいの治療費がかかるのでしょうか。あらかじめ実例について知っておくだけでも、万が一の時に落ち着いて対応ができるはずです。

    • 10歳のミニチュア・ダックスフンドが椎間板ヘルニアを治療した事例
    • 6歳のミニチュア・ダックスフンドが歯周病・脂肪腫を治療した事例
    • 10歳のミニチュア・ダックスフンドが外耳炎・外耳道炎を治療した事例

    ここからは、実際にあった上記のミニチュア・ダックスフンドの治療事例を3つ紹介します。

    椎間板ヘルニア(10歳・男の子)

    年齢:10歳
    性別:男の子
    治療内容:椎間板ヘルニアのため、手術を伴い10日間の入院治療を行いました。血液検査、レントゲン検査、MRI検査、麻酔、点滴、注射、内服薬の処方などを実施しました。

    【治療期間】

    入院10日間、手術1回

    【治療総額】

    治療総額44万6,336円

    ペット&ファミリー損保のペット保険、「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していた場合、自己負担額例は以下の通りです。

    お支払い保険金  27万7,435円
    自己負担額16万8,901円
    ※免責金額(5,000円×10日=50,000万円)
    ※治療費すべてが保険金の対象となる場合。請求事例をもとに簡易的に保険金支払い額を算出
    ※当社の保険金支払い事例に基づくデータであり、一般的な水準を提示するものではありません
    *2024年7月時点の内容です。今後の商品改定や保険料率の見直し等により、変更となる場合があります。

    歯周病・脂肪腫(6歳・男の子)

    年齢:6歳
    性別:男の子
    治療内容:口腔内にできた脂肪腫の除去と歯周病の治療のため、手術を伴い1日間の通院治療を行いました。血液検査、麻酔、腫瘍切除、歯石除去、注射、内服薬などを実施しました。

    【治療期間】

    通院1日間、手術1回

    【治療総額】

    治療総額10万3,063円

    ペット&ファミリー損保のペット保険、「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していた場合、自己負担額例は以下の通りです。

    お支払い保険金6万8,644円
    自己負担額3万4,419円
    ※免責金額(5,000円×1日=5,000円)
    ※治療費すべてが保険金の対象となる場合。請求事例をもとに簡易的に保険金支払い額を算出
    ※当社の保険金支払い事例に基づくデータであり、一般的な水準を提示するものではありません
    *2024年7月時点の内容です。今後の商品改定や保険料率の見直し等により、変更となる場合があります。

    外耳炎・外耳道炎(10歳・男の子)

    年齢:10歳
    性別:男の子
    治療内容:外耳炎の治療のため、1日間の通院治療を行いました。皮膚テープ検査、処置、内服薬の処方などを実施しました。

    【治療期間】

    通院1日間

    【治療総額】

    治療総額8,140円

    ペット&ファミリー損保のペット保険、「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していた場合、自己負担額例は以下の通りです。

    お支払い保険金2,198円
    自己負担額5,942円
    ※免責金額(5,000円×1日=5,000円)
    ※治療費すべてが保険金の対象となる場合。請求事例をもとに簡易的に保険金支払い額を算出
    ※当社の保険金支払い事例に基づくデータであり、一般的な水準を提示するものではありません
    *2024年7月時点の内容です。今後の商品改定や保険料率の見直し等により、変更となる場合があります。

    ミニチュア・ダックスフンドのペット保険を選ぶポイント

    ミニチュア・ダックスフンドのペット保険を選ぶポイント
    (Paylessimages/Adbe Stock)

    ミニチュア・ダックスフンドのペット保険を選ぶ際には、以下の3つのポイントを重視しましょう。

    • ミニチュア・ダックスフンドのかかりやすい病気が補償の対象か
    • 高額な治療費の支払いに対応できるか
    • 利用可能な回数は十分か

    ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    ミニチュア・ダックスフンドのかかりやすい病気が補償の対象か

    まず、ミニチュア・ダックスフンドがかかりやすい病気を補償しているか確認しましょう。通院・入院・手術のすべてが補償される保険が安心です。ミニチュア・ダックスフンドは通院が多くなる外耳炎や手術が高額になりかねない椎間板ヘルニアにかかりやすいとされています。

    ペット保険は大きく分けて2つのタイプがあります。

    • フルカバー型:「通院・入院・手術」が補償される
    • 特化型:「通院のみ」「入院・手術のみ」など補償が一部に特化している

    特化型の場合、保険料は安くなる傾向にありますが、補償対象外の治療費は自己負担となります。例えばミニチュア・ダックスフンドの場合、通院が多くなる傾向にあるため、通院補償がないと毎回の治療費が自己負担となってしまいます。

    日常的な通院や万が一の入院・手術まで、さまざまなリスクに備えたい場合はフルカバー型の保険を選ぶとよいでしょう。

    高額な治療費の支払いに対応できるか

    保険金の支払い金額の上限についても確認しましょう。

    入院・通院・手術を合わせて「年間最大補償額 200万円」など一見して補償が手厚いように見える保険でも、手術は1回「〇万円まで」、通院は1日「〇千円まで」など、入院、通院、手術それぞれに1日あたりの支払い限度額が設けられている場合、1日あたりの上限を超えた分はすべて自己負担になります。

    <犬猫の1回あたりの平均治療費>

    手術費(犬)20万0,515円
    (猫)19万1,571円
    入院費(犬)10万0,495円
    (猫)10万1,397円
    通院費(犬)1万3,739円
    (猫)1万2,402円
    ※ペット&ファミリー損保調べ。2023年4月~2024年3月の保険金請求データより算出

    犬猫の1回あたりの平均手術費は20万円前後、通院費は1万円以上である上に、平均よりも高い治療費が発生することも少なくありません。

    万が一の高額治療に備えるなら、「1日あたりの保険金支払い額の上限がない保険か」「上限金額が十分にある保険か」の確認が大切です。

    利用可能な回数は十分か

    犬や猫に多いアレルギー疾患、下痢や嘔吐などの不調は、症状や体質によっては定期的な通院が必要になることがあります。一概に何回の通院補償があれば大丈夫と言えるものではないため、年間の保険金の支払い回数に制限がない、もしくは、十分にある保険を選んでおくと安心です。

    骨折や膝蓋骨脱臼(パテラ)などの手術では、複数回の手術が必要になることもあります。1度異物誤飲をした子が、数か月後にもう一度誤飲をしたという事例もあるため、入院と手術の保険金の支払い回数も確認するようにしましょう。

    ペット保険は1年ごとに継続更新していくのが一般的ですが、犬の平均寿命(※)は14.62歳、猫の平均寿命は15.79歳といわれています。

    次の点もしっかりと確認して、安心して長く加入できる保険を選びましょう。

    • 更新時に年間の支払い上限回数がリセットされる保険か
    • 保険金の支払い回数や金額に応じて、次年度の補償条件が変わらないか

    ※ 令和5年全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会)

    小型犬におすすめのペット保険なら『げんきナンバーわんスリム』

    高額治療費の支払いに強い小型犬のペット保険を選ぶならペット&ファミリー損保の『げんきナンバーわんスリム』がおすすめです。ペット&ファミリー損保は日本のペット保険会社の中で長い歴史を持つ会社の1つです。

    『げんきナンバーわんスリム』には3つの特徴があります。

    1. 高額治療・長期にわたる慢性疾患の治療に強い※1・2
    2. 10歳以上の保険料は一律※3
    3. 充実した補償内容「幅広い傷病に対応」※1・2

    商品の詳細は、WEBサイトをご確認ください。

    ※1 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
    ※2 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
    ※3 今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。

    1)高額治療・慢性疾患の治療に強い※1・2

    1日に複数の検査を行うような通院、手術や入院の内容によっては、治療費が高額になるケースも少なくありません。

    例えば、1日あたりの保険金支払い限度額が1万円の保険に加入していた場合、通院で10万円の治療が発生しても、1日あたりの限度額を超える9万円は自己負担となります。

    1日あたりの限度額なし!

    しかし、『げんきナンバーわんスリム』には、1日あたりの限度額がないため、通院でも最大で70万円の保険金を受け取ることができます。

    年間の利用回数に制限なし!

    年間の利用回数にも上限がないので、慢性疾患で20回を超える通院が発生しても、年間の限度額内であれば何度でも保険金の請求が可能です。

    2)10歳以上の保険料は一律※3

    ペット保険は人の保険と同様、年齢が高くなるほど保険料が高くなるのが一般的です。特にペットの年齢が10歳を超えると保険料が大きく値上がりする場合があります。

    保険料は10歳以降は一律ペット保険のペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

    『げんきナンバーわんスリム』は小型犬なら月々1,560 円から*ご加入いただけ、生涯保険を続けられるように10歳以降の保険料は一律です。

    契約更新時の審査はないため、契約時と同じ条件で終身での継続が可能。将来の経済的負担を気にすることなく、安心して万が一の備えが続けられます。

    *プラン50(小型犬・初年度保険料1歳)の場合

    3)幅広い傷病に対応※1・2

    手厚い補償内容|ペット保険のペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

    『げんきナンバーわんスリム』は全国すべての動物病院に対応しています。通院、入院、手術はもちろん、時間外診療費にも対応。急な休日や夜間の診療でも安心です。

    さらに、ペット保険で補償対象外となりがちな、歯科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニア、先天性・遺伝性疾患、猫エイズ(FIV)も補償対象となります。

    先天性や遺伝性の病気が心配な0~3歳の若齢の犬猫も安心して加入いただけます。

    小型犬に多い以下の病気やケガの治療も幅広く補償します。

    犬に多い病気・ケガ 小型犬に多い病気・ケガ
    ●異物誤飲
    ●下痢・嘔吐
    ●外耳炎
    ●尿路結石症
    ●ガン

    ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫
    ●特発性てんかん
    ●若齢性白内障
    ●進行性網膜萎縮症
    ●門脈シャント
    ●歯周病などの歯科疾患※4
    ●椎間板ヘルニア
    ●骨折
    ●僧帽弁閉鎖不全症

    ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫
    ●膝蓋骨脱臼(パテラ)
    ●レッグペルテス
    ●気管虚脱
    ※4 乳歯遺残(不正咬合を含みます)、歯列矯正などケガ・病気にあたらないもの、治療に該当しないものは保険金のお支払い対象外となります。

    補償プラン

    補償プランはご都合に合わせて、シンプルでわかりやすい2種類からお選びいただけます。

    小型犬の補償ブラン|ペット保険のペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

    ※ 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
    ※ 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
    ※今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
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    ミニチュア・ダックスフンドを飼うときはペット保険の加入がおすすめ

    ミニチュア・ダックスフンドを飼うときはペット保険の加入がおすすめ
    (studio Hoto/Adbe Stock)

    ミニチュア・ダックスフンドは活発で人懐っこい犬種ですが、好奇心旺盛なため、誤飲したり、椎間板(ついかんばん)ヘルニアなど再発しやすい病気にかかったりする可能性もあります。

    犬の治療費は基本的に全額自己負担です。ペット保険に加入していないと、突発的にまとまった支払いを求められるケースもあるでしょう。愛犬と健康的な時間をより長く過ごすためにも、元気な子犬のうちからペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

    著者・監修者

    PNS編集部

    ペットライフに新しい発見を。
    ペットニュースストレージ編集部です。

    PNS編集部

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