ペット保険でヘルニアは補償される?症状や原因、一般的な治療費を解説
2022.10.28 作成

ペット保険でヘルニアは補償される?症状や原因、一般的な治療費を解説

PNS編集部

PNS編集部

ペットのヘルニアは再発も多く、症状が悪化すると治療に高額な費用が必要となることがあります。そこで気になるのが「ヘルニアはペット保険の補償対象となるのか」という点です。 ヘルニアがペット保険の補償対象となるのかをはじめ、ヘルニアの症状や原因、一般的な治療法や治療費の例などについて紹介します。

もくじ

    ヘルニアはペット保険の対象?

    ペット保険でヘルニアは補償される?症状や原因、一般的な治療費を解説

    ヘルニアの中でも脊椎(せきつい)で発生する椎間板ヘルニアは、保険商品によって補償対象外となっている場合があります。加入を検討する際は、必ず事前に確認しましょう。当社のペット保険『げんきナンバーわんスリム』においては補償対象となっています。

    *2023年4月時点の内容です。今後の商品改定等により、変更となる場合があります。最新の内容はホームページよりご確認ください。

    しかし、椎間板ヘルニアの初期段階では飼い主さんが症状に気付かないケースもあり、ペット保険に加入しようとしたところ、すでに椎間板ヘルニアの症状が出てしまっていることも。そのような場合、補償の対象外となる可能性があります。

    椎間板ヘルニアは悪化すると手術が必要となり、再発のリスクも高い病気です。高額な治療費を自己負担で支払う可能性もあります。発症のサインを見逃さないためにも、まずは飼い主さんが椎間板ヘルニアの原因や症状、予防法や治療法について理解を深めておくことが大切です。

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    椎間板ヘルニアとは

    椎間板ヘルニアとは

    椎間板ヘルニアは、椎間板が神経(脊髄)を圧迫する病気です。椎間板ヘルニアになると、何らかの原因により椎間板が飛び出し、飛び出した椎間板が神経(脊髄)を圧迫することで歩行障害や排尿障害を引き起こします。

    椎間板ヘルニアの分類

    椎間板ヘルニアの分類

    椎間板ヘルニアは大きく以下の2つに分類されます。

    • ハンセンⅠ型
    • ハンセンⅡ型

    ハンセンⅠ型は、3~6歳頃に突然発症する例が多く、以下のような軟骨異栄養犬種と呼ばれる犬種に多くみられる椎間板ヘルニアです。

    • ダックスフンド
    • パグ
    • ペキニーズ
    • ウェルシュ・コーギー
    • フレンチ・ブルドッグ
    • パピヨン
    • トイ・プードル など

    ハンセンⅡ型は、成犬や老犬での発症が多く、以下のような非軟骨異栄養性犬種と呼ばれる犬種に多くみられる椎間板ヘルニアです。

    • 柴犬
    • ジャーマン・シェパード
    • ラブラドール・レトリーバー
    • ゴールデン・レトリーバー

    椎間板ヘルニアは、すべての犬種に発症のリスクがあります。上記以外の犬種においても注意が必要です。

    椎間板ヘルニアの原因

    椎間板ヘルニアの原因

    椎間板ヘルニアの原因はハンセンⅠ型とハンセンⅡ型で異なります。ここからは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

    ハンセンⅠ型(髄核(ずいかく)の石灰化)

    ハンセンⅠ型の原因は髄核(ずいかく)の石灰化です。髄核とは椎間板の内側にある組織で、通常は線維輪と呼ばれる組織に包まれています。髄核は硬く変性し石灰化すると、日常の動作により髄核が線維輪に細かいヒビを入れます。そして、最終的には髄核が線維輪から飛び出し、脊髄を圧迫するのです。

    ハンセンⅡ型(加齢によるもの)

    ハンセンⅡ型は加齢により椎間板が変性し、厚くなった線維輪が脊髄を圧迫することで起こるものです。加齢が原因のため、すべての犬種に生じるリスクがあります。

    ハンセンⅠ型に比べると症状の進行は比較的緩やかであるといわれていますが、慢性進行性のため安静にしていても症状は進行します。

    椎間板ヘルニアの症状

    椎間板ヘルニアの症状

    椎間板ヘルニアは、ハンセンⅠ型・ハンセンⅡ型ともに悪化すると手術が必要な上、再発を繰り返す恐れもあるため早期発見・早期治療が重要です。

    ここからは、進行具合による症状と部位による症状を紹介します。

    進行具合による症状

    椎間板ヘルニアが生じると、犬は痛みや違和感を覚え、以下のような行動をとることがあります。

    • 部屋の隅で丸くなる
    • 腰を丸めて歩くなる
    • 段差の上り下りを嫌がる
    • 抱っこしたとき鳴き声をあげる など

    上記は軽度の症状です。症状が進行すると以下のような行動がみられることもあります。

    • ふらついてうまく歩けなくなる
    • 足がまったく動かなくなる
    • おしっこを漏らしてしまう など

    これらの症状は脊髄の圧迫がどの程度なのかによっても変わります。

    基本的に椎間板ヘルニアの場合、症状が進行しても命を落とすことはありません。ただし、場合によっては進行性脊髄軟化症などの合併症を引き起こす恐れがあります。進行性脊髄軟化症は現時点において有効とされる治療法がなく、短期間のうちに死に至る恐れがあるため注意が必要です。

    部位による症状

    以下の表のように、椎間板ヘルニアは発症する部位によっても症状に違いがあります。

    首の椎間板ヘルニア胸・腰の椎間板ヘルニア
    ・前あしと後ろあしがしびれている
    ・前につんのめって歩く
    ・横たわって歩く など
    ・胸や腰に触れると痛がる
    ・後ろあしが曲げられない、力が入っていない
    ・腰を上げられない など

    椎間板ヘルニアは放置していると症状が悪化する恐れのある病気です。気になる症状がみられた場合は早めに動物病院を受診しましょう。

    椎間板ヘルニアの進行度(グレード)

    椎間板ヘルニアの進行度(グレード)

    椎間板ヘルニアは、症状によって以下の表のような進行度(グレード)に分類されます。症状のグレードによって医師が選択する治療方針も異なります。

    グレード1歩行:可能
    感覚:あり
    痛み:あり
    階段の上り下りができなくなったり、抱きかかえたときに鳴き声をあげたりする
    グレード2歩行:やや可能
    感覚:あり
    痛み:あり
    ふらふら歩いたり、足先を引きずったりする
    グレード3歩行:不可能
    感覚:わずかにあり
    痛み:あり
    自力で立てなくなる。麻痺はしているが痛みはある
    グレード4歩行:不可能
    感覚:なし
    痛み:深部痛覚のみ
    歩けなくなり、足がまったく動かせなくなる。皮膚痛覚も消失する
    グレード5歩行:不可能
    感覚:なし
    痛み:なし
    完全に感覚が消失し、強くつねっても反応がない

    グレード5になると回復率が著しく低下するため注意が必要です。歩行障害がみられた場合には早急に動物病院を受診しましょう。

    椎間板ヘルニアの予防法

    椎間板ヘルニアの予防法

    椎間板ヘルニアのハンセンⅠ型とハンセンⅡ型の共に根本的な予防方法がありません。

    ただし、日頃から以下のような点に注意することで、発症を遅らせたり症状を軽減したりできるといわれています。

    • 標準体型を維持する(太らせない)
    • 無理な姿勢をとらせない
    • フローリングを避ける

    ここからは、それぞれの注意点について詳しく解説します。

    標準体型を維持する(太らせない)

    肥満になると椎間板ヘルニアを発症するリスクが高まります。標準体型を維持するために心がけたいことは以下の2点です。

    • 理想体重に合わせた食事量を意識する
    • 適度に運動する

    肥満を防ぐうえで「もっとも大事」といわれているのが適切な量の食事です。たとえば愛犬や愛猫が食事をほしがるだけあげてしまったり、家族がバラバラにおやつを与えたりすると、カロリーオーバーとなり肥満につながりかねません。

    適切な食事量を意識し、おやつは1日に必要なエネルギー量の10%以内にとどめましょう。

    運動によって筋力を高めましょう。筋力を高めるには定期的な散歩が欠かせません。犬の体型や犬種によっても差がありますが、散歩頻度や時間の目安は以下を参考にするといいでしょう。

    • 小型犬:1日に2回、1回30分~1時間程度
    • 中型犬:1日に2回、1回1時間半程度
    • 大型犬:1日に2回、1回1時間〜2時間程度

    このように適切な食事と運動を心がけ、犬の見た目や触れた状態から体型を段階的に評価するボディコンディションスコア(BCS)を「理想体重」に近づけることが大切です。

    無理な姿勢をとらせない

    犬に無理な姿勢をとらせないことも大切です。例えば、以下のような姿勢はおすすめできません。

    • 二本足で立たせる
    • 過度にジャンプさせる など

    どちらも下半身に負荷がかかり、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。

    抱っこする姿勢にも注意し、以下のような抱き方は避けましょう。

    • 仰向け
    • 縦抱き(直立姿勢)
    • お尻を浮かせる など

    首の下と四肢の間に腕を入れ、床と背中が平行に近い状態を意識するのがポイントです。

    【関連記事】
    【プロドッグトレーナー監修】犬のダメな抱っこの仕方とは?犬とのスキンシップのあり方

    フローリングを避ける

    フローリングは踏ん張りにくく滑りやすいため、腰に大きな負担がかかってしまいます。以下のような方法をとり、フローリングの上をそのまま歩行させるのは避けましょう。

    • ラグやカーペットを敷く
    • 滑り止めシートやコルク材を敷く
    • フロアコーティングする など

    フローリングの上をそのまま歩行させるのは、椎間板ヘルニアだけではなく膝蓋骨脱臼などのリスクも高めるため、必要に応じて適切な対策をしましょう。

    【関連記事】
    【プロドッグトレーナー監修】犬のフローリング対策にカーペットは必要?犬が滑ってしまう時の対策方法

    その他のヘルニアについて

    その他のヘルニアについて

    ヘルニアは、体の組織の一部、またはすべてが何らかの原因により本来の位置とは違う場所に飛び出てしまう状態のことです。この定義から言えばヘルニアにはその他にもさまざまな種類があります。

    ここでは、ヘルニアの中でも、椎間板ヘルニアに次いでペットのヘルニアとして多くみられる「鼠径(そけい)ヘルニア」と「臍(へそ)ヘルニア」について、以下の4つの観点から解説します。

    • 症状
    • 原因
    • なりやすい犬種
    • ペット保険の補償の対象になるかどうか

    鼠径(そけい)ヘルニア

    鼠径(そけい)とは、太ももや足の付け根を意味し、鼠径(そけい)ヘルニアは鼠径部の隙間から臓器が飛び出すことで発生します。

    鼠径(そけい)ヘルニアの症状

    鼠経ヘルニアの症状は、飛び出した臓器の種類や状態、鼠径部の隙間がどれだけ開いているのかなどにより異なります。飛び出しているものが脂肪だけの場合、無症状であることも少なくありません。腸管や膀胱、子宮などが飛び出している場合には早期の治療が大事です。

    鼠径(そけい)ヘルニアの原因

    鼠径ヘルニアの原因として大きく以下の2つが挙げられます。

    • 先天的な原因:遺伝が関係していると考えられているが、詳しくは分かっていない
    • 後天的な原因:事故などの外傷

    現時点では、先天的な原因の詳しいメカニズムは解明されていません。後天的な原因には交通事故や出産などが挙げられます。

    鼠径(そけい)ヘルニアになりやすい犬種

    以下の犬種が鼠径ヘルニアになりやすいといわれています。

    • ペキニーズ
    • プードル
    • チワワ
    • ポメラニアン
    • ダックスフンド など

    鼠経ヘルニアの先天的な原因については、はっきりと解明されていません。そのため、特にこれらの犬種を飼う場合には日常的なスキンシップなどで異常がないかを注意深く観察することが大切です。

    鼠径(そけい)ヘルニアはペット保険の対象になる?

    鼠径ヘルニアは基本的にペット保険の補償対象にはなりません。ただし、『げんきナンバーわんスリム』の場合、以下のケースはお支払い対象となります。

    病化(腹膜炎や壊死など)しており、その治療として実施した場合

    臍(へそ)ヘルニア

    臍ヘルニアは、おへそにできるヘルニアで、いわゆる「でべそ」の状態です。おへそに開いた穴が閉じず、脂肪や内臓が飛び出てしまうことで発生します。

    臍(へそ)ヘルニアの症状

    脂肪が出ているだけであれば、特に問題はありません。しかし、臓器が飛び出ている場合にはさまざまな症状が生じる恐れがあります。特に腸が飛び出ている場合は壊死や腹膜炎につながる恐れがあるため、早急に動物病院を受診しましょう。

    臍(へそ)ヘルニアの原因

    臍ヘルニアには大きく以下の2つの原因が挙げられます。

    • 先天的な原因:先天性がほとんどで、親が臍ヘルニアにかかったことがある場合は子犬も発症する可能性が高い
    • 後天的な原因:過度な運動や肥満、避妊手術など

    臍(へそ)ヘルニアになりやすい犬種

    以下の犬種が臍ヘルニアになりやすいといわれています。

    • シーズー
    • キャバリア
    • ペキニーズ
    • ポインター
    • アメリカン・コッカー・スパニエル
    • 秋田犬 など

    臍(へそ)ヘルニアはペット保険の対象になる?

    鼠径ヘルニアと同じく、基本的に臍ヘルニアもペット保険の補償対象にはなりません。ただし、『げんきナンバーわんスリム』の場合、以下のケースでお支払い対象となります。

    病化(腹膜炎や壊死など)しており、その治療として実施した場合

    椎間板ヘルニアの治療方法

    椎間板ヘルニアの治療方法

    椎間板ヘルニアになると基本的に治療が必要です。治療はグレードなどにより大きく「外科的治療」と「内科的治療」の2つに、そして治療後の段階として「リハビリテーション」に分けられます。

    グレードや症状によって外科的治療や内科的治療が行われ、それぞれの治療成績については1983年に発表された海外の研究結果が参考になるでしょう。日本でも診療方針の参考としている動物病院もあります。

    外科的治療内科的治療
    グレード1成功率:100%成功率:100%
    回復まで:受傷から3週間
    グレード2成功率:100%成功率:84%
    回復まで:受傷から6週間
    グレード3成功率:95%
    回復まで:術後1週間
    成功率:100%
    回復まで:受傷から9週間
    グレード4成功率:90%
    回復まで:術後2.5週間
    成功率:50%
    回復まで:受傷から12週間
    グレード5成功率:50%
    回復まで:術後2週間
    ただし、受傷後48時間を超えての手術成績は6%
    成功率:7%
    回復まで:受傷から3週間
    参考:Davies and Sharp 1983 Lineberger and Kornegay

    外科的治療の特徴

    外科的治療とは手術のことです。主に以下の症状がみられる場合に行われます。

    • グレード3~5の症状
    • グレード1~2の症状で改善しない場合や痛みが重度な場合 など

    胸部では脊髄を圧迫する原因となる椎間板物質を取り除く手術や、頸部では脊椎椎弓の背側部分を切除する手術が一般的です。多くの場合、治療費が高額になる傾向があります。

    <治療費と自己負担金額例>

    犬種:パピヨン
    年齢:8歳
    性別:女の子
    治療内容:外科的治療で脊髄への負担を減らす手術を行った
    治療期間:入院5日間、手術1回

    【治療費総額】

    治療費総額87万2,100円

    ペット&ファミリー損保のペット保険、 「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していた場合、自己負担額例は以下の通りです。

    お支払い保険金59万9,970円
    自己負担額27万2,130円
    ※免責金額(3,000円×5日=:15,000円)
    ※治療費全てが保険金の対象となる場合。請求事例をもとに簡易的に保険金支払い額を算出
    ※当社の保険金支払い事例に基づくデータであり、一般的な水準を提示するものではありません

    *2023年4月時点の内容です。今後の商品改定等により、変更となる場合があります。最新の内容はホームページよりご確認ください。

    内科的治療の特徴

    内科的治療はグレード1~2など、歩行が可能かつ神経麻痺が軽度な場合に行われます。主に「ケージレスト」と呼ばれる治療方法が一般的です。一定期間ケージから出さず、運動量を抑えるという治療方法です。

    外科的治療に比べると治療費は低くなる傾向があります。ただし、消炎鎮痛剤などの内服薬を併用することが多く、場合によっては数万円~十数万円以上になることもあります。

    <治療費と自己負担金額例>

    犬種:フレンチ・ブルドッグ
    年齢:2歳
    性別:男の子
    治療内容:炎症を抑える内科的治療など複合的な治療を行った
    治療期間:入院7日間

    【治療費総額】

    治療費総額14万4,430円

    ペット&ファミリー損保のペット保険、 「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していた場合、自己負担額例は以下の通りです。

    お支払い保険金8万6,401円
    自己負担額5万8,029円
    ※免責金額(3,000円×7日=:21,000円)
    ※治療費全てが保険金の対象となる場合。請求事例をもとに簡易的に保険金支払い額を算出
    ※当社の保険金支払い事例に基づくデータであり、一般的な水準を提示するものではありません

    *2023年4月時点の内容です。今後の商品改定等により、変更となる場合があります。最新の内容はホームページよりご確認ください。

    リハビリテーションの特徴

    リハビリテーションは外科的治療が終わり、内科治療が良好に経過しているときに実施するのが一般的です。主に以下の方法があります。

    • マッサージ
    • 筋量増加訓練
    • 水中トレッドミル(水中のウォーキングマシーン)
    • 大型プール

    リハビリテーションの内容によっては代替医療に該当し、保険の補償対象外になることがあります。代替医療は多くのペット保険で補償対象外とされています。

    椎間板ヘルニアの治療費

    椎間板ヘルニアの治療費

    椎間板ヘルニアの治療費は、治療内容によって大きく異なります。場合によっては外科的治療が必要となり、100万円近い治療費を自己負担で支払わなければなりません。ペット保険への加入は、このようなケースにも安心できる備えとなります。

    ペット&ファミリー損保の請求事例から、椎間板ヘルニアの実際の治療費の一例を紹介します。動物病院によって治療費は異なりますが、一般的に重症であるほど治療費は高くなる傾向があります。

     

    ケース1

    ケース2

    ケース3

    犬種・年齢・性別

    犬種:パピヨン

    年齢:8歳

    性別:女の子

    犬種:フレンチ・ブルドッグ

    年齢:2歳

    性別:男の子

    犬種:ミニチュア・ダックスフンド

    年齢:3歳

    性別:女の子

    治療内容

    外科治療で脊髄への負担を減らす手術を行った

    炎症を抑える内科的治療など複合的な治療を行った

    椎間板ヘルニアの治療のためレーザー治療を行った

    手術

    1回

    なし

    なし

    入院日数

    5日

    7日

    2日

    治療費

    87万2,100円

    14万4,430円

    5万2,660円

    げんきナンバーわんスリム「プラン70」に加入していた場合

    お支払い保険金

    59万9,970円

    8万6,401円

    3万2,662円

    自己負担額

    27万2,130円

    (免責金額:15,000円)

    5万8,029円

    (免責金額:21,000円)

    1万9,998円

    (免責金額:6,000円)

    ※治療費全てが保険金の対象となる場合。請求事例をもとに簡易的に保険金支払い額を算出
    ※当社の保険金支払い事例に基づくデータであり、一般的な水準を提示するものではありません

    *2023年4月時点の内容です。今後の商品改定等により、変更となる場合があります。最新の内容はホームページよりご確認ください。

    椎間板ヘルニアは再発する恐れのある病気です。場合によってはこのような治療を繰り返し受けることもあります。

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    椎間板ヘルニアに対応したペット保険の選び方

    椎間板ヘルニアに対応したペット保険の選び方

    椎間板ヘルニアの治療費に備えてペット保険を検討する場合、以下の点を確認しましょう。

    • 椎間板ヘルニアが補償対象かどうか
    • 通院・入院・手術の上限金額がそれぞれいくらなのか
    • 長く加入できる保険料や更新条件か

    保険によっては椎間板ヘルニアが補償されないケースもあります。必ず補償対象かどうかを確認しましょう。その他にも以下の傷病が補償対象となっているか確認すると安心です。

    犬に多い病気・ケガ 猫に多い病気・ケガ
    ・膝蓋骨脱臼(パテラ)
    ・歯周病などの歯科治療
    ・僧帽弁閉鎖不全症
    ・ガン
    ・歯周病などの歯科治療
    ・腎不全
    ・心筋症
    ・ガン

    通院や入院、手術の補償上限金額がいくらなのかも確かめるようにしましょう。重症化すると治療費が高額になることも珍しくありません。

    月々の保険料も大切ですが「終身で更新ができるか」「10歳以降の保険料も支払える金額か」もチェックしましょう。

    椎間板ヘルニアは初期段階では飼い主さんが気付かないこともあり、加入時にすでに発症してしまっている場合、補償の対象外となる可能性があります。そのため、ペット保険は若く健康な状態の時に加入し、加入後は一生涯にわたり加入を継続するのがおすすめです。

    高額な治療費の支払に強いペット保険なら『げんきナンバーわんスリム』

    犬・猫の高額な治療費の支払に強いペット保険なら『げんきナンバーわんスリム』

    ペット保険選びでお悩みならペット&ファミリー損保の『げんきナンバーわんスリム』がおすすめです。ペット&ファミリー損保は日本のペット保険会社の中で長い歴史を持つ会社の1つです。

    『げんきナンバーわんスリム』には3つの特徴があります。

    1. 「高額治療・長期にわたる慢性疾患の治療」に強い
    2. 家計に優しい「スリムな保険料」
    3. 「充実した補償内容」で全国の動物病院に対応

    商品の詳細は、WEBサイトをご確認ください。

    1)「高額治療・長期にわたる慢性疾患の治療」に強い

    ―1日あたりの限度額・年間の利用回数に制限なしー

    1日に複数の検査を行うような通院、手術や入院の内容によっては、治療費が高額になるケースも少なくありません。例えば、通院で10万円の治療が発生し、1日あたりの保険金支払い限度額が1万円の保険に加入していた場合、9万円は自己負担となります。

    しかし、『げんきナンバーわんスリム』には、1日あたりの限度額がないため、通院でも最大で70万円の保険金を受け取ることができます。

    また、年間の利用回数にも上限がないので、慢性疾患で20回を超える通院が発生しても保険の利用が可能です。

    2)家計に優しいスリムな保険料

    ―10歳以降の保険料が上がらず、終身で更新できるー

    2)家計に優しいスリムな保険料 ―10歳以降の保険料が上がらず、終身で更新できるー

    ペット保険は人の保険と同様、年齢が高くなるほど保険料が高くなる傾向にあります。特にペットの年齢が10歳を超えると保険料が大きく値上がりすることが多く、中には加入時の3倍以上の保険料になるものもあります。

    『げんきナンバーわんスリム』は月々1,360円から*ご加入いただけ、10歳以上の保険料は変動しません。また、生涯保険を続けられるように、年齢毎の保険料の値上がりが緩やかです。

    契約更新時の審査はないため、契約時と同じ条件で終身での継続が可能です。将来の経済的負担を気にすることなく、安心して万が一の備えが続けられます。

    *プラン50(小型犬・1歳)の場合

    3)「充実した補償内容」で全国の動物病院に対応

    「充実した補償内容」で全国の動物病院に対応

    『げんきナンバーわんスリム』は全国すべての動物病院に対応しています。通院、入院、手術はもちろん、時間外診療にも対応。急な休日や夜間の診療でも安心です。

    さらに、犬や猫に多い以下の病気やケガの治療も幅広く補償します。

    犬に多い病気・ケガ 猫に多い病気・ケガ
    ・膝蓋骨脱臼(パテラ)
    ・歯周病などの歯科治療*
    ・椎間板ヘルニア
    ・僧帽弁閉鎖不全症
    ・ガン
    ・歯周病などの歯科治療*
    ・腎不全
    ・尿路結石症(尿石症)
    ・心筋症
    ・ガン

    *乳歯遺残(不正咬合を含みます)、歯列矯正などケガ・病気にあたらないもの、治療に該当しないものは保険金のお支払い対象外となります。

    補償プラン

    補償プランはご都合に合わせて、シンプルでわかりやすい2種類からお選びいただけます。

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    *出典:2019年10月 Vet’sEye調べ
    ※保険期間中に受けた病気・ケガの治療に対し保険金の支払い限度額はプラン70は年間70万円まで。プラン50は年間50万円まで。また、1日あたり3000円の免責金額(自己負担額)があります。
    ※保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」などをご覧ください。
    ※今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
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    ヘルニアの治療に備えてペット保険を検討しよう!

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    椎間板ヘルニアはすべての犬種に発症のリスクがある病気です。悪化すると手術や繰り返しの治療が必要になることもあり、高額な治療費を全額自己負担で支払う可能性もあります。突発的な治療や通院による継続的な出費に備えるためにも、ペット保険への加入を検討しましょう。

    ヘルニアに備えてペット保険を検討する場合には、高額な治療費をカバーでき、通院も補償されるものがおすすめです。『げんきナンバーわんスリム』は、1日あたりの保険金の支払い限度額がなく、通院も補償されます。手頃な保険料で大切な愛犬の万が一にも安心できるペット保険『げんきナンバーわんスリム』へのご加入をこの機会にぜひご検討ください。(※)

    ※保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは「保険金をお支払いできない主な治療費」「重要事項説明書」等をご覧ください。

    *2023年4月時点の内容です。今後の商品改定等により、変更となる場合があります。最新の内容はホームページよりご確認ください。

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    著者・監修者

    PNS編集部

    ペットライフに新しい発見を。
    ペットニュースストレージ編集部です。

    PNS編集部

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