オーストラリアン・シェパードは明るく愛情深いベストパートナー!特徴や飼い方をご紹介
2022.02.07 作成

オーストラリアン・シェパードは明るく愛情深いベストパートナー!特徴や飼い方をご紹介

PNS編集部

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明るく遊び好きで、飼い主さんに献身的なオーストラリアン・シェパードは、アメリカ生まれの牧羊犬です。特徴的な毛色がユニークで、アメリカの映画やテレビ、ホースショーなどに登場したことで人気者になりました。ドックスポーツでも好成績を収める優秀さも人気の秘密。オーストラリアン・シェパードの魅力と飼い方のポイントを紹介します。

もくじ

    オーストラリアン・シェパードってどんな犬?

    オーストラリアン・シェパードは明るく愛情深いベストパートナー!特徴や飼い方をご紹介
    (Ksenia Raykova/shutterstock)

    忠実で忍耐力があるオーストラリアン・シェパードは、愛情深い性格と賢さで家庭犬としても愛されている犬種です。まずはオーストラリアン・シェパードの特徴や性格、歴史について紹介します。

    オーストラリアン・シェパードの特徴・大きさ・毛色

    特徴

    アメリカを原産とするオーストラリアン・シェパードは、コリーのような体型をしている大型犬。すらりと長い脚をしており、垂れ耳が特徴的です。

    しっぽは生まれつき短いか、断尾をしていることが多いでしょう。目の色は茶色が基本ですが、両目がブルーのブルーアイや、ブルーと茶色のオッドアイになることもあります。

    大きさ

    オーストラリアン・シェパードは、体高よりも体長がやや長く、骨太でがっしりとした体型をしています。

    体高はオス51〜58cm、メス46〜53cmが理想的とされていますが、血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、犬のクオリティを重視するため、サイズは厳密には規定されていません。

    ※体高…四つ足をついて立ったときの、地面から背中までの高さ

    毛色

    コリーに似たふさふさの毛が特徴で、目の周りが濃い色で囲まれているのが特徴です。毛色の組み合わせや模様は多種多様で、黒い斑点とグレーの配色が美しいブルーマール、ブラック、レッドマール、レッドなどが存在します。

    オーストラリアン・シェパードの性格

    オーストラリアン・シェパードは温厚で優しく、遊ぶことが大好きです。アウトドアやドッグスポーツを一緒に楽しむ人にぴったりの犬種といえるでしょう。

    また、飼い主にも忠実で愛情深いため、子供がいる家の家庭犬にもぴったりです。ただし、牧羊犬として培ってきたタフさゆえ、運動量が少ないとストレスを溜めてしまうので注意が必要です。

    オーストラリアン・シェパードの歴史

    オーストラリアン・シェパードは、1800年代にアメリカで誕生した犬種です。祖先は、アメリカに渡ったバスク人が持ち込んだ牧羊犬といわれており、当初はあまり目立っていませんでした。

    しかし、カウボーイが腕を競うロデオの大会で注目されるようになり。1974年に制作されたディズニーの映画に登場したことで人気を確かなものにしました。現在では家庭犬としてはもちろん、ドッグスポーツの大会やあらゆる業種のお仕事犬としても活躍しています。

    オーストラリアン・シェパードの飼い方のポイント

    オーストラリアン・シェパードの飼い方のポイント
    (TeamDAF/shutterstock)

    飼い主さんに従順で賢いオーストラリアン・シェパードはトレーニングしやすい犬種です。しかし、明るい性格から、時には問題行動を起こしてしまうこともあります。

    オーストラリアン・シェパードのしつけ方

    賢く、飼い主さんの期待に応えることが大好きなオーストラリアン・シェパードは、しつけがしやすい犬種です。まずは褒めることを基本に、子犬の頃から社会化や飼い主さんとの主従関係を確立してましょう。

    時にはフリスビーやボール投げなどの遊びも取り入れ、飼い主さんと楽しみながら行えば、次々に課題をクリアしてくれることでしょう。

    オーストラリアン・シェパードの散歩の仕方と運動量

    牧羊犬を祖先に持つことから、運動神経もよく運動量が豊富な犬種です。家庭で飼う場合には朝晩の2回、各1時間程度の散歩が必要です。平坦な道を歩くだけでなく、階段や斜面などのアップダウンを利用したり、早足で歩くなどの工夫をしたりするとよいでしょう。

    また、ドッグランなどを利用し、自由に思う存分走り回れる時間を作ると理想的です。

    一緒に遊ぶ時間を確保しよう

    オーストラリアン・シェパードは、とにかく「飼い主さんが大好き」で「飼い主さんを喜ばせることが大好き」です。飼い主さんと一緒に過ごす時間が少なく、あまり構ってもらえないとなればストレスを感じてしまいます。

    長時間留守番させることは避け、できるだけ一緒に遊ぶ時間を確保しましょう。

    飼育環境に配慮して事故を防ごう

    運動能力が高いオーストラリアン・シェパードは、ちょっとした柵は軽く飛び越えてしまいます。家の中に入ってほしくない場所がある場合には、十分に対策することが大切です。また、家の庭で遊ぶ場合も同様です。

    万が一、家の外に飛び出してしまうと大きな事故にもなりかねません。敷地内をしっかりと確認し、脱走を防ぎましょう。

    換毛期には丁寧なブラッシングを

    ダブルコートの長毛種であるオーストラリアン・シェパードは、抜け毛が多く、手入れをしなければ毛玉ができてしまいます。定期的なシャンプーと毎日のブラッシングを習慣にし、スキンシップしながら手入れを行いましょう。

    特に換毛期にはこまめに抜け毛を取り除き、清潔を保つことが大切です。

    オーストラリアン・シェパードの平均寿命

    オーストラリアン・シェパードの平均寿命
    (Tobias Bjorkling/shutterstock)

    オーストラリアン・シェパードの平均寿命は13歳〜15歳程度といわれ、大型犬のなかではやや長めといえます。

    しかし、飼い主さんが健康状態に注意し、適切に管理することで寿命は変化するともいわれています。日頃から食事の量や運動量、表情や行動などよく観察し、おかしいなと感じることがあればできるだけ早く獣医に相談するように心がけましょう。

    オーストラリアン・シェパードの注意しておきたい病気

    オーストラリアン・シェパードの注意しておきたい病気
    (Happy monkey/shutterstock)

    オーストラリアン・シェパードの注意しておきたい病気について紹介します。

    股関節形成不全

    股関節がうまく発育せず、関節に異常を起こす病気です。足を引きずって歩く、腰を左右に振って歩く、つまずく、運動を嫌がるなどの様子が見られたら、早めに獣医師に相談しましょう。

    眼疾患

    オーストラリアン・シェパードは、遺伝性眼疾患の多い犬種といわれています。おかしいなと感じたら、一度眼科検査を受けましょう。

    コリー眼異常(コリーアイ)

    コリー眼異常(コリーアイ)は、眼球後部の内側をおおっている網膜などに異常が現れる病気です。軽症の場合は特に症状がありませんが、重度であれば失明する可能性もあります。残念ながら治療法はありませんが、対処療法を行うことで暮らしやすくなります。

    白内障

    加齢に伴い起こりやすい目の病気で、水晶体が白く濁って視力が落ちてしまいます。目が白くなる、壁や物にぶつかるようになったら注意が必要です。

    尿石症

    尿の中に結晶や結石ができ、膀胱や尿道の粘膜を傷つけて炎症を起こす病気です。頻尿や血尿が初期症状で、悪化すれば尿が出なくなってしまいます。普段から尿の回数や色を観察し、気を配るようにしましょう。

    てんかん

    全身の痙攣(けいれん)や意識障害などを繰り返す病気で、先天性・遺伝性の特発性てんかんが最も一般的です。多くの場合は若いときに発症します。まれに脳腫瘍などの後天的な要因により、高齢になってから発症する場合もあります。

    発作は投薬でコントロールすることが可能なため、医師の指示を仰ぎましょう。

    オーストラリアン・シェパードを家族に迎える方法と費用

    オーストラリアン・シェパードを家族に迎える方法と費用
    (Julia Remezova/shutterstock)

    オーストラリアン・シェパードの子犬の価格は50〜80万円ほど(2022年2月時点)。ただし、犬の値段は毛色や血統の良し悪しで変動します。

    ブリーダーからの紹介

    ペットショップでオーストラリアン・シェパードを取り扱っているケースはあまりありません。迎え入れる際は、ブリーダーからの紹介が主になるでしょう。 

    ブリーダーは、全国各地に存在する犬の繁殖を専門とする人のこと。犬種の知識、飼育経験が豊富なブリーダーから犬を譲り受けることができるため、事前に飼い方、注意点を教わることができます。犬の飼い方がわからないペット初心者でも安心して迎え入れることができるでしょう。 

    また、実際に親犬の様子を事前に確認することができるため、成犬時のサイズ感などを予測する助けになります。飼育環境などの質問にもきちんと答えてくれる、信頼できるブリーダーを見つけましょう。

    里親になる

    里親制度は、保護団体、保健所など引き取り手のいない犬、飼い主さんがいない犬を迎え入れて里親になる制度です。ペットショップ、ブリーダーと比べると費用が掛からないメリットがあります。

    ただし、里親募集によっては譲渡、引取後も必要に応じて飼育状況の確認しなければならないケースもあります。また、オーストラリアン・シェパードは数が少ない上、人気犬種なのでいつでも出会えるとは限りません。

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    犬を迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。約4~5万円ほどをみておくとよいでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットサークル
    ・クレート(ペット用キャリー)
    ・ベッド

    【日用品の準備】
    ・ドッグフード
    ・フードボウル
    ・水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・トイレトレー
    ・トイレシーツ

    【ケア用品】
    ・ブラシ
    ・爪切り
    ・ペット用シャンプー
    ・歯磨きグッズ

    【その他】
    ・首輪
    ・リード

    事前に飼育環境を整えておく必要もあります。危険なもの、噛まれては困るものは片づけるなどしておきましょう。

    夏場はクーラーなど空調設備のできるものも備えておくと安全です。余裕があれば、犬が遊べるおもちゃなども買っておきましょう。

    【関連リンク】
    犬を迎える前に準備しておきたいもの
    犬を迎える前に整えておきたい室内のポイント
    犬をペットとして迎える時の心構え

     その他の初期費用

    役所への登録料やワクチン接種・健康診断の費用として2万~3万円ほどがかかります。 

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (gpod/shutterstock)

    大型犬の平均的な飼育費用は、1カ月あたり1万5,000~3万円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で5,000~6,000円ほどかかります。

    日用品代

    トイレシーツなどの日用品が1カ月で5,000~1万2,000円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、大型犬の場合1回1万円以上かかるでしょう。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で4~6万円ほど必要でしょう。1カ月にすると4,000円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて犬を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子犬がかかりやすい病気・ケガ

    子犬は、骨折や異物誤飲が多いです。

    • 骨折の平均的な治療費:7万~15万円
    • 異物誤飲の平均的な治療費:1万5,000~3万円 ほど

    ただし、どちらも場合によっては20万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防が大切です。

    お迎えしたばかりの頃は環境変化によるストレスで軟便や風邪にもなりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、大型犬の1ヶ月の保険料は1,800~3,500円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように犬も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その犬種が発症しやすい慢性疾患が補償されるか
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術・入院に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額や年間の通院日数に上限がないか など
    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_大型犬

    *参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」
    *犬の加入タイプ(小型犬・中型犬・大型犬・特大犬)は、ご加入時・ご継続時の体重で 決まります。ただし、1歳未満の幼犬の場合1歳時のおおよその体重で加入タイプが決まります。

    愛犬と楽しく暮らそう 

    家族になる前からたくさんのことを学ぶことで、快適な暮らしをスタートすることができます。お迎えする犬の特徴や費用などをよく知ってよきパートナーとして信頼関係を築いていってくださいね。

    著者・監修者

    PNS編集部

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