大きな体に溢れる愛情!バーニーズ・マウンテン・ドッグの魅力と暮らし方のポイント
2021.12.15 作成

大きな体に溢れる愛情!バーニーズ・マウンテン・ドッグの魅力と暮らし方のポイント

PNS編集部

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バーニーズ・マウンテン・ドッグは、スイス産まれの特大犬(超大型犬)。大きな体と頼もしい雰囲気、穏やかで愛情深い表情が魅力的な犬種です。牧羊犬として活躍しているだけでなく、国内外を問わず家庭犬としても世界中で愛されています。この記事では、バーニーズ・マウンテン・ドッグの魅力と楽しく暮らすためのポイントについて紹介します。

もくじ

    バーニーズ・マウンテン・ドッグってどんな犬?

    大きな体に溢れる愛情!バーニーズ・マウンテン・ドッグの魅力と暮らし方のポイント
    (Eve Photography/shutterstock)

    スイス生まれのバーニーズ・マウンテン・ドッグは、最近では家庭犬としても人気が高い犬種です。まずは、バーニーズ・マウンテン・ドッグの特徴や性格、歴史について紹介します。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの特徴・大きさ・毛色

    特徴

    バーニーズ・マウンテン・ドッグは、通称バーニーズと呼ばれる大型犬です。大きな身にしっかりとした手足を持ち、しっぽは長くふさふさしています。耳は垂れており、アーモンド型の瞳と合わせてとても優しい表情に見え、子犬の時は特に可愛らしい印象です。

    大きさ

    体高はオスが64〜70cm、メスが58〜66cmと大きく、体重も36kg~45kgと重量級です。

    ※体高…四つ足をついて立ったときの、地面から背中までの高さ

    毛色

    ツヤのある少しウエーブした白・茶・黒の3色のダブルコートで、寒い場所や季節にも耐えられる豊富な被毛を持っています。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの性格

    バーニーズ・マウンテン・ドッグは温和で感受性が豊かな性格です。飼い主さんや家族に愛情深く、一緒に遊んだり触れ合ったりすることを心から楽しみます。

    牧羊犬として働いてきたため、非常に賢くいざという時には自分で考え臨機応変に行動することもできます。明るく辛抱強いため、子どもがいる家庭でも上手に暮らすことができるでしょう。

    他の生き物に対する攻撃性は少ないですが、プライドが高い一面もあるため叱られることは苦手。しつけを行う際には大げさに褒めて、失敗は短くダメと伝えるようにすると上手くいきます。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの歴史

    バーニーズ・マウンテン・ドッグはスイス原産の犬です。古代ローマ軍が軍用犬として持ち込んだ大型犬とスイスの牧羊犬を交配して誕生したのが原型と言われています。

    温和で明るく、よく働くバーニーズ・マウンテン・ドッグは牧羊犬や番犬として人と共に暮らしてきましたが、時代が混乱を極めた第1次世界大戦の頃に絶滅の危機を迎えます。しかし、イギリスでドックショーのブームが起きたことで、スイスの愛好家たちの手によって復活することができました。

    現在でも働く犬として、またその性格の良さから家庭犬としても高い人気を維持しています。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの飼い方のポイント

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの飼い方のポイント
    (Peter Chmielowiec/shutterstock)

    バーニーズ・マウンテン・ドッグは、大きな体をしていますが、実は家庭犬にも向いています。しかし、力がとても強いため飼い方には注意が必要です。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグのしつけ方

    バーニーズ・マウンテン・ドッグは、大きくなると力が強く制御が難しくなります。子犬の頃から、社会化や飼い主さんとの主従関係を確立しておくようにしましょう。

    ただし、感受性がとても強く叱られることを嫌うため、しつけには注意が必要です。褒めることを基本に、ボール遊びやフリスビー、アジリティ競技など、色々な動きができる遊びを交えながらしつけを行うと良いでしょう。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの散歩の仕方と運動量

    機敏で運動神経も良く運動量は豊富。留守番が続き、寂しさや運動不足の日々が続けばストレスが溜まり、問題行動を起こしてしまうかもしれません。

    家庭で飼う場合には朝晩の2回、各30分〜1時間程度の散歩が必要です。平坦な道を歩くだけでなく、階段や斜面のアップダウンを利用したり、早足で歩いたりするなど工夫をすると良いでしょう。ドッグランなどを利用し、自由に思う存分走り回れる時間を作るのが理想的です。

    室内飼いで十分に触れあおう

    バーニーズ・マウンテン・ドッグを家の外で飼いたいと検討している人も多いかもしれません。しかし、人と触れ合うことを喜びとしている犬種のため、広い飼育スペースが必要になりますが、室内飼いにして十分に触れ合うようにしましょう。

    日々の手入れや散歩の時間など、なるべく多くの時間をかけて愛情を注ぐことがポイントです。注いだ分の愛情は、豊かな表情や行動で返してくれるでしょう。

    耳のお手入れは丁寧に

    垂れ耳のバーニーズ・マウンテン・ドッグは、耳が蒸れやすく、耳垢が溜まりやすい犬種です。外耳炎を引き起こさないよう、週に1回は耳の掃除を行いましょう。

    専用のイヤークリーナーや、コットンなどを使えば綺麗にできます。ただし、耳は非常にデリケートな部分でもあります。力任せに掃除して、傷つけることがないように注意しましょう。

    【関連記事】
    【プロドッグトレーナー監修】犬の耳そうじは注意が必要!正しいケアの方法を知っておこう

    毎日のブラッシングで抜け毛対策を

    ダブルコートのため抜け毛の量は多いです。こまめにブラッシングを行い、余分な毛を取り除きましょう。そうすることで、お部屋の掃除も楽になります。抜け毛をしっかりキャッチしてくれるブラシも販売されているため、ペットショップなどで探してみると良いかもしれません。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの平均寿命

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの平均寿命
    (LightField Studios/shutterstock)

    バーニーズ・マウンテン・ドッグは残念ながら平均寿命が短い犬種として知られています。平均寿命は6歳〜8歳程度と言われ、大型犬の平均寿命と比べても短命と言えます。

    しかし、健康状態に注意し、適切に管理することで寿命は変化するとも言われています。日頃から食事の量や運動量、表情や行動などよく観察し、おかしいと感じることがあれば早めに獣医に相談するように心がけましょう。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの注意しておきたい病気

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの注意しておきたい病気
    (Luka Stular/shutterstock)

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの注意しておきたい病気について紹介します。

    骨肉腫

    犬の骨や軟骨にできる癌を骨肉腫と言います。中~老犬の大型犬に好発し、転移が速く死亡率が高いがんとして知られています。前あしに発生することが多く、日を追うごとに足の痛みが強くなり、痛みに強い犬も痛がるほどです。足を引きずっていたり、激しく痛がったりする様子が見られたら注意が必要です。

    股関節形成不全

    股関節がうまく発育せず、関節に異常を起こす病気です。足を引きずって歩く、腰を左右に振って歩く、つまずく、運動を嫌がるなどの様子が見られたら、早めに獣医師に相談しましょう。

    胃捻転

    大型犬によく入られる病気で、大量のガスによって胃がねじれる病気です。症状がひどければ胃の周りの血管を圧迫するため、重篤な症状を引き起こします。落ち着きがない、吐こうとしても吐けない、大量のよだれがあるといった症状があらわれたら胃捻転を疑ってみましょう。

    この病気は緊急を要することがあるため、怪しいと思ったらすぐに動物病院へ連絡してください。

    白内障

    加齢に伴い起こりやすい目の病気で、水晶体が白く濁って視力が落ちてしまいます。目が白くなる、壁や物にぶつかるようになったら注意が必要です。

    熱中症

    夏の暑さはバーニーズ・マウンテン・ドッグにとっても辛いものです。夏場の散歩や室温には特に気をつけましょう。

    よだれが多くなった、荒い呼吸や心拍数の上昇、舌や口の色が赤い、フラフラしているなどの症状は熱中症が疑われます。重篤化しないよう、早めの対処が大切です。

    【関連記事】
    【獣医師監修】危険!愛犬の熱中症・病気のサイン、応急処置、治療法、予防策を知っておこう

    バーニーズ・マウンテン・ドッグを家族に迎える方法と費用

    バーニーズ・マウンテン・ドッグを家族に迎える方法と費用
    (Luka Stular/shutterstock)

    バーニーズ・マウンテン・ドッグの生体価格は40~80万円ほど(2021年7月時点)となりますが、犬の値段は毛色や血統により変動します。

    バーニーズ・マウンテン・ドッグを迎える方法

    バーニーズ・マウンテン・ドッグを家族に迎える場合、まずはブリーダーにコンタクトを取ることになるでしょう。日本のペットショップで超大型犬(特大犬)のバーニーズ・マウンテン・ドッグの子犬に出会うことは、あまりありません。

    ブリーダーの元にいつも子犬がいるとは限りませんが、親犬や実際の生活の様子を見せてもらうことで、様々なシミュレーションができます

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    犬を迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。約4~5万円ほどをみておくとよいでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットサークル
    ・クレート(ペット用キャリー)
    ・ベッド

    【日用品の準備】
    ・ドッグフード
    ・フードボウル
    ・水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・トイレトレー
    ・トイレシーツ

    【ケア用品】
    ・ブラシ
    ・爪切り
    ・ペット用シャンプー
    ・歯磨きグッズ

    【その他】
    ・首輪
    ・リード

    事前に飼育環境を整えておく必要もあります。危険なもの、噛まれては困るものは片づけるなどしておきましょう。

    夏場はクーラーなど空調設備のできるものも備えておくと安全です。余裕があれば、犬が遊べるおもちゃなども買っておきましょう。

    【関連リンク】
    犬を迎える前に準備しておきたいもの
    犬を迎える前に整えておきたい室内のポイント
    犬をペットとして迎える時の心構え

     その他の初期費用

    役所への登録料やワクチン接種・健康診断の費用として2万~3万円ほどがかかります。 

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (Einar Muoni/shutterstock)

    特大犬(超大型犬)の平均的な飼育費用は、1カ月あたり3万~4万5,000円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で1万1,000~1万5,000円ほどかかります。

    日用品代

    トイレシーツなどの日用品が1カ月で5,000~1万2,000円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、特大犬(超大型犬)の場合1回1万円以上かかるでしょう。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で4~6万円ほど必要でしょう。1カ月にすると4,000円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて犬を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子犬がかかりやすい病気・ケガ

    子犬は、骨折や異物誤飲が多いです。

    • 骨折の平均的な治療費:7万~15万円
    • 異物誤飲の平均的な治療費:1万5,000~3万円 ほど

    ただし、どちらも場合によっては20万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防が大切です。

    お迎えしたばかりの頃は環境変化によるストレスで軟便や風邪にもなりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、特大犬(超大型犬)の1ヶ月の保険料は2,300~5,400円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように犬も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その犬種が発症しやすい慢性疾患が補償されるか
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術・入院に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額や年間の通院日数に上限がないか など
    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_特大犬

    *参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」
    *犬の加入タイプ(小型犬・中型犬・大型犬・特大犬)は、ご加入時・ご継続時の体重で 決まります。ただし、1歳未満の幼犬の場合1歳時のおおよその体重で加入タイプが決まります。

    愛犬と楽しく暮らそう 

    家族になる前からたくさんのことを学ぶことで、快適な暮らしをスタートすることができます。お迎えする犬の特徴や費用などをよく知ってよきパートナーとして信頼関係を築いていってくださいね。

     

    著者・監修者

    PNS編集部

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