1カ月にかかる飼育費用は?
2021.11.15 作成

ウェルシュ・コーギーは2種類いる!?コーギーの性格や飼い方を知ろう

PNS編集部

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胴が長く足が短い体型、ピンと立った耳と凛々しい顔立ちのコーギーは、飼いやすい家庭犬として日本でも古くから人気がある犬種です。そんなコーギーと仲良く暮らすために、しつけ方、特徴ある体型から注意すべき病気も把握しておきましょう。コーギーの性格や特徴、歴史、そして飼い方をご紹介します。

もくじ

    コーギーってどんな犬?ペンブロークとカーディガンの違い

    コーギーってどんな犬?ペンブロークとカーディガンの違い
    (KaryB/shutterstock)

    とても活発で明るく、元気いっぱいのコーギー。日本でも昔から親しまれている犬種です。比較的飼いやすい犬種と言われていますが、どんな特徴があるのでしょうか。

    コーギーの特徴・大きさ・毛色

    特徴

    コーギーとよばれる犬は実は2種類に分けられます。

    しっぽがなくプリプリしたお尻で有名なのがウェルシュ・コーギー・ペンブローク。ペンブロークよりひと回り大きくしっぽがあるのがウェルシュ・コーギー・カーディガンです。

    しかし、最近ではペンブロークも断尾しないことが増えてきたため、後ろ姿での判定は難しいかもしれません。どちらも胴長短足の姿をしていますが、カーディガンはさらに胴長です。

    大きさ

    ペンブロークの体高は25~30cm、体重はオス10~12kg、メス10~11kgほど。カーディガンの体高は30cmが理想的とされ、体重はオス14~17kg、メス11~15kgとされています。

    ※体高…四つ足をついて立ったときの、地面から背中までの高さのこと。

    毛色

    毛色は共にレッド、セーブル、フォーン、ブラック&タンなどバラエティに富んでおり、基本的には短毛種ですが、稀に長毛種が生まれることもあります。

    コーギーの性格

    コーギーの性格を一言で表すと、「好奇心旺盛」。牧畜犬として働いていただけにとても活発でやんちゃで、いろいろなことに物怖じせず、積極的にチャレンジします。他の犬や初めて会う人にもフレンドリーで、ペンブロークは特にその傾向が強いと言われます。

    一方カーディガンは、ペンブロークに比べると落ち着いており警戒心が強く出る傾向があります。しかしこれはコーギーの誠実さからくるもので、飼い主さんには忠誠を尽くします。

    コーギーの歴史

    ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、1107年にフランダース地方の機織り職人とともにイギリスにやってきた犬だと言われています。その後、イギリスのウェールズ地方を中心に牧畜犬として活躍。豊富な運動量で牛を追いかけることができること、体高が低く牛に蹴られにくいという理由で重宝されてきました。

    イギリス王室にも深く愛され、エリザベス女王は何十年にもわたってコーギーと一緒に暮らしているほど。様々なメディアを通してロイヤルドッグとして有名になり、今日では家庭犬としても人気を博しています。

    一方、ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、紀元前1200年頃にケルト人がイギリスに連れてきたと言われています。祖先はミニチュアダックスと同じとも言われており、エリザベス女王の父であるジョージ6世が飼育したことでその名を広めました。

    1943年に正式にイギリスケンネルクラブが犬種登録するまで、この2種類のコーギーは同一犬種とされていましたが、大きさやしっぽの有無などから区別されるようになりました。

    コーギーを上手にしつけるには

    コーギーを上手にしつけるには
    (Jus_Ol shutterstock)

    明るく元気なコーギー。広い草原で牛を追いかけていた犬なので、室内で飼うためには工夫が必要です。コーギーと上手に暮らすためのコツをご紹介します。

    コーギーの散歩の仕方・運動量

    コーギーは、運動不足になるとストレスをため、問題行動を起こしやすくなります。十分に満足してもらうためにも、散歩は1日2回、1回につき30分~60分を目安に行います。

    また、広場やドッグランで思いっきり遊ぶなど、自由に走り回れる環境を用意したり、アジリティなどのドックスポーツを一緒に楽しんだりすれば大喜びするでしょう。

    活発さからのいたずらに注意

    コーギーはとにかく活発で、怖いもの知らず。やんちゃで勇敢にいろいろなことにチャレンジします。「届かないだろう」と置いておいたテーブルの上のものを食べてしまったり、思いもかけないところに入り込んでしまったりするなど、「まさか」と思うような想定外のいたずらをすることも。

    誤飲や怪我の可能性もあるため、危ない物を置かない、留守の時にはサークルやクレートを使用するといった注意が必要です。

    飼い主さんには従順な面をうまく伸ばしてしつける

    コーギーは頭が良く、順応性も高いのでしつけるのはさほど難しくありません。飼い主さんへの忠誠心が高く従順なので、子犬の頃からしっかりとしつければ良いパートナーになってくれます。

    逆に、可愛いからと甘やかすと、いつの間にかわがまま放題、いたずらし放題の困った子に育ってしまいます。まずは、主従関係と信頼関係を築くための「おすわり・待て」などのコマンドトレーニングから始めていきましょう。

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    家族以外への警戒心から攻撃に出ないように

    牧畜犬として働いていたコーギーは、敷地内に怪しい人が入ってきた場合には攻撃してでも牛たちを守る必要がありました。その性質が残っているため、ストレスなどを引き金に警戒心や攻撃性が強く出る場合があります。

    むだ吠えや噛み癖は、都会で暮らすには困るもの。このような問題行動を減らすためにも、散歩や遊びの中にトレーニングを取り入れて、より深いコミュニケーションを図れるように工夫しましょう。

    しつけは家族全員がやり方を統一する

    しつけを行う際には、関わる全員がやり方を統一することが大切です。それぞれがバラバラな態度や方法で接すると、どうすれば良いのか混乱し、やがて言うことを聞かなくなってしまいます。

    しつけを行う前に、まずは全員でコマンドの出し方などを統一しておきましょう。うまくできた時にはたくさん褒め、悪い時には毅然とした態度をとるなど、わかりやすくアピールすることも重要です。

    コーギーの平均寿命

    コーギーの平均寿命
    (KaryB shutterstock)

    コーギーの平均寿命は12~14歳と言われ、中型犬としては平均的です。しかし、牧畜犬ではなく家庭犬として飼われているコーギーは、一般的に長寿になる傾向があります。運動や食事に気をつけ、長生きできるように日々の健康管理を徹底しましょう。

    コーギーの注意しておきたい病気

    コーギーの注意しておきたい病気
    (Roman Zaiets shutterstock)

    全ての飼い主さんが、愛犬とは1日でも長く一緒にいたいと願うものです。長く一緒にいるためにも、コーギーの注意しておきたい病気について知っておきましょう。

    基本的には、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュコーギー・コーギー・カーディガンでかかりやすい病気に大きな差はありません。

    肥満

    コーギーは食いしん坊が多いため、非常に太りやすい犬種です。肥満は内臓に負担をかけるだけでなく、関節にも大きな負担をかけることになります。適正体重でいられるよう、運動量や食事量に注意しましょう。

    変性性脊髄症(DM)

    この病気は、遺伝性の病気と考えられており、治療法もありません。歩き方の異常から始まり、ゆっくりと脊椎の麻痺が進行していきます。進行に合わせて介護をすることで、できるだけ快適に過ごせるように対処していきます。

    椎間板ヘルニア

    背骨(脊椎)に挟まれた椎間板が飛び出してしまうことで背骨の中の神経(脊髄)を圧迫し、様々な神経障害が起こる病気です。遺伝や加齢によって起こり、最悪の場合には下半身が麻痺してしまいます。コーギーは椎間板ヘルニアになりやすいため注意が必要です。

    てんかん

    全身の痙攣や意識障害などを繰り返す病気で、先天性・遺伝性の要因による特発性てんかんが最も一般的です。多くの場合は若いときに発症します。まれに脳腫瘍などの後天的な要因により、高齢になってから発症する場合もあります。発作は投薬でコントロールすることが可能なため、医師の指示を仰ぎましょう。

    尿石症

    尿の中に結晶や結石ができ、膀胱や尿道の粘膜を傷つけて炎症を起こす病気です。頻尿や血尿が初期症状で、悪化すれば尿が出なくなってしまいます。普段から尿の回数や色を観察し、気をくばるようにしましょう。

    コーギーを家族に迎える方法と費用

    コーギーを家族に迎える方法と費用
    (Bachkova Natalia shutterstock)

    「コーギーを家族に迎え入れる」と決意したら、いよいよ運命の出会いを探しにいきましょう。
    コーギーの販売価格は25~50万円ほどです。(2021年7月時点)犬の値段は性別、血統、チャンピオン犬かどうか、購入方法によって変動します。

    コーギーを迎える具体的な方法は以下の通りです。

    ペットショップで探す

    コーギーは人気犬種なので、ペットショップで出会えることも多いです。店員さんに相談すれば飼育に関するアドバイスをもらうこともでき、必要なものをその場で購入することができるのもメリットです。月齢がある程度いった子犬ならばワクチン接種、簡単なしつけが済んでいるケースもあります。

    ブリーダーからの紹介

    ブリーダーは、全国各地に存在する犬の繁殖を専門とする人のこと。犬種の知識、飼育経験が豊富なブリーダーから犬を譲り受けることができるため、事前に飼い方、注意点を教わることができます。犬の飼い方がわからないペット初心者でも安心して迎え入れることができるでしょう。

    また、実際に親犬の様子を事前に確認することができるため、成犬時のサイズ感などを予測する助けになります。

    劣悪な環境で繁殖している業者もいるため、飼育環境などの質問にもきちんと答えてくれる、信頼できるブリーダーを見つけましょう。

    里親になる

    里親制度は、保護団体、保健所など引き取り手のいない犬、飼い主さんがいない犬を迎え入れて里親になる制度です。ペットショップ、ブリーダーと比べると費用が掛からないメリットがあります。

    ただし、里親募集によっては譲渡、引取後も必要に応じて飼育状況の確認しなければならないケースもあります。人気犬種のコーギーの里親になる機会はそう多くないでしょう。子犬ではなく成犬でも構わない場合には、良いご縁がつながるかもしれません。

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    コーギーを迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。おおよそ4〜5万円をみておくと良いでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットサークル
    ・ クレート(ペット用キャリー)
    ・ ベッド

    【日用品の準備】
    ・ ドッグフード
    ・ フードボウル
    ・ 水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・ トイレトレー
    ・ トイレシーツ

    【ケア用品】
    ・ ブラシ
    ・ 爪切り
    ・ ペット用シャンプー
    ・ 歯磨きグッズ

    【その他】
    ・ 首輪
    ・ リード

    事前に飼育環境を整えておく必要もあります。危険なもの、噛まれては困るものは片づけるなどしておきましょう。

    コーギーは暑さにも弱いので、夏場はクーラーなど空調設備のできるものも備えておくと安全です。遊び好きな犬種なので、余裕があれば犬が遊べるおもちゃなども買っておきましょう。

    【関連リンク】
    犬を迎える前に準備しておきたいもの
    犬を迎える前に整えておきたい室内のポイント
    犬をペットとして迎える時の心構え

    その他の初期費用

    役所への登録料やワクチン接種・健康診断の費用として2〜3万円ほどがかかります。

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (Veronika 7833 shutterstock)

    中型犬の平均的な飼育費用は、1カ月あたり1万5,000~3万円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で5,000~6,000円ほどかかります。

    日用品代

    トイレシーツなどの日用品が1カ月で2,000~5,000円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、中型犬の場合1回3,000~1万円程度をみておきましょう。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で3~5万円ほど必要でしょう。1カ月にすると3,000円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて犬を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子犬がかかりやすい病気・ケガ

    子犬は、骨折や異物誤飲が多いです。

    • 骨折の平均的な治療費:7万~15万円
    • 異物誤飲の平均的な治療費:1万5,000~3万円 ほど

    ただし、どちらも場合によっては20万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防が大切です。

    お迎えしたばかりの頃は環境変化によるストレスで軟便や風邪にもなりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、中型犬の1ヶ月の保険料は1,500~3,000円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように犬も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その犬種が発症しやすい慢性疾患
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額に制限がないか など
    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_中型犬

    *参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」

    愛犬と楽しく暮らそう 

    家族になる前からたくさんのことを学ぶことで、快適な暮らしをスタートすることができます。お迎えする犬の特徴や費用などをよく知ってよきパートナーとして信頼関係を築いていってくださいね。

    著者・監修者

    PNS編集部

    ペットライフに新しい発見を。
    ペットニュースストレージ編集部です。

    PNS編集部

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