ビション・フリーゼ1
2021.11.08 作成 2021.11.12 更新

ビション・フリーゼの特徴、性格は?しつけ、飼い方、ペットとしての迎え方をご紹介

PNS編集部

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ビション・フリーゼは、ぬいぐるみのようなふわふわとした毛並みが特徴の小型犬です。性格は活発、甘えん坊で、ペットとしても飼いやすく人気があります。ビション・フリーゼの検討した時に、飼いやすさや値段、性格や特徴は気になるところですよね。そこで今回は、ビション・フリーゼをペットとして検討している方向けに、ビション・フリーゼの特徴、性格、金額、飼い方などをご紹介します。

もくじ

    ビション・フリーゼってどんな犬?ポメラニアンとの違い

    ビション・フリーゼってどんな犬?ポメラニアンとの違い
    (Eudyptula/shutterstock)

    ビション・フリーゼをペットとして迎え入れる前に、どんな犬なのかはチェックしておきたいポイント。ビション・フリーゼの特徴や性格、よく似た犬と言われやすいポメラニアンとの違いについてご紹介します。

    ビション・フリーゼの特徴・大きさ・毛色

    特徴

    ビション・フリーゼは、長い体とわたあめのようにふわふわした白い巻き毛が特徴の犬種です。毛は白色のみで、1本ずつコークスクリュー状に縮れた巻き毛になっています。

    大きさ

    生まれたてのビション・フリーゼの赤ちゃんは、体高は8〜10cm、体重150~200gほどと手のひらに乗るサイズ。子犬になると体高は25cm、体重は5kgほど。成犬になると体高は29cm、体重は10kgほどの大きさになります。「ドワーフ」と呼ばれるがっしりした体格で、筋肉が発達しているため活発に動きます。

    ※体高…四つ足をついて立ったときの、地面から背中までの高さ

    毛色 

    毛色は、純白とされています。ブラック、ブラウンなど他の色は認められていません。ただ、子犬のうちは手足、耳回りにフォーン、タンに色づくことがあるため、純白でなくてもビション・フリーゼとして認められます。

    ビション・フリーゼは抜け毛が多い?少ない?

    ビション・フリーゼは抜け毛が少ない犬と言われていますが、ダブルコートの犬種でもあるので、全く抜けないわけではありません。抜け毛が絡まって毛玉になるのを防ぐために、ブラッシングを念入りに行いましょう。

    ビション・フリーゼの臭い

    ビション・フリーゼは基本的に臭いが少ない犬と言われていますが、個体差はあるので気になる方はシャンプーをする、脱臭機を置くなどして対処しましょう。

     ビション・フリーゼの性格

    ビション・フリーゼは貴族の愛玩犬として改良されてきた歴史があり、甘えん坊で飼い主さんによく懐きます。頭も賢く、しつけをしやすい犬種です。明るい性格でフレンドリーな性格のビション・フリーゼは飼いやすく、ペット初心者にもおすすめです。

    ただし、寂しがりやの性格で留守番が苦手なので、一人暮らし、共働きの家庭で留守の多い家では不向きと言えます。ビション・フリーゼと一緒に過ごせる時間が充分に確保できるか検討してからペットとして迎えるのが望ましいでしょう。

     ビション・フリーゼの歴史

    ビション・フリーゼの祖先は、かつて地中海沿岸に存在した「テネリフェ」という犬種です。原産国はフランス、またはベルギーとされています。

    祖先犬であるテネリフェは、16世紀から18世紀にかけて北欧の王族貴族たちの愛玩犬として小型化が進められていき、やがてビションの名で呼ばれるようになりました。 

    ポメラニアンとの違い

    ポメラニアンとの違い
    (wirakorn deelert/shutterstock)

    ビション・フリーゼもポメラニアンも、白いふわふわの毛が特徴ですが、毛の特徴は異なります。ビション・フリーゼの体毛が1本ずつコークスクリュー状に縮れた巻き毛になっているのに対し、ポメラニアンの毛並みはダブルコート。

    顔周り、胸元は毛が長く、さらにしっぽにある飾り毛は大きく広がっていてサラサラしています。また、成犬になると体長25〜29cmあるビションブリーゼは、体長18~22cmのポメラニアンと比較すると少し大きめです。 

    ビション・フリーゼの飼い方のポイント

    ビション・フリーゼの飼い方のポイント
    (Eudyptula/shutterstock)

    ビション・フリーゼを迎え入れる前に、しつけ方法、散歩、お手入れ方法などはチェックしておきたいところ。ビション・フリーゼの飼い方のポイントについて紹介していきます。 

    ビション・フリーゼのしつけ方

    しつけには、褒めることが効果的です。たとえば、トイレが成功したら褒めてあげる、吠えても構わない、吠えなくなったら褒めるなどメリハリをもたせてしつけていきましょう。 

    ビション・フリーゼの・運動量

    体の小さいビション・フリーゼですが、活発で運動好き。骨や関節は弱いので、散歩のし過ぎは控えた方が良いでしょう。1日の散歩時間は10~30分で、なるべく朝昼の2回に分けて散歩するのが望ましいでしょう。 

    歩かせる距離の目安は約1㎞と言われていますが、室内でもたくさん運動している場合、様子を見ながら散歩距離を調節してください。 

    綺麗な毛並みを保つために。お手入れ方法

    ビション・フリーゼの白い被毛は、びっしり密集して生え揃っているため、定期的にトリミングする必要があります。放置しておくと毛玉になりやすいので、月に1回はカットしましょう。

    毛質が絡まりやすい巻毛なので、日々のブラッシングで美しい被毛を維持することが大切です。 

    暑さ対策は大切。室内温度

    ビション・フリーゼは暑さが苦手なので、夏場は過ごしやすい適性温度を保つよう注意しましょう。6月初めから暑くなるので、その頃からクーラーを使い、室温を常に25度~26度に保ってください。

    夏場に留守にする場合は、冷房で室内温度を保ち、車で一緒に出掛ける際にも、決して車内に残しておかないようにしましょう。 

    【関連記事】
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     ビション・フリーゼの平均寿命

    ビション・フリーゼの平均寿命
    (Eudyptula/shutterstock)

    ビション・フリーゼの平均寿命は12歳~15歳で、遺伝的疾患が少ないため小型犬のなかでも長生きする犬種です。

    ただし、遺伝的疾患は少ない犬種とはいえ、暑さに弱いなどの体質、かかりやすい疾患もあるので、気になる症状がみられたらすぐ病院で相談しましょう。 

    ビション・フリーゼの注意しておきたい病気

    ビション・フリーゼの注意しておきたい病気
    (MOAimage/shutterstock)

    ペットとして迎え入れるなら、ビション・フリーゼのかかりやすい病気などはチェックしておきたいところ。ビション・フリーゼの注意しておきたい病気について紹介します。 

    皮膚炎

    ビション・フリーゼのように体毛が密生した犬種は、(きゅうせいしつじゅんせいしっしん)などの皮膚疾患、皮膚炎にかかりやすいので注意しましょう。脱毛、出血、膿(うみ)などの症状が出たら、すぐ病院で獣医に診てもらいましょう。 

    尿石症

    細菌感染、ミネラルの多い食べ物を食べると、尿道、腎臓、膀胱に結晶、結石をつくる尿石症になりやすいです。血尿、頻尿がみられたら病院へ行きましょう。 

    膝蓋骨脱臼(パテラ)

    小型犬は生まれつき骨の溝が浅く、膝の骨が内側、外側に外れやすい特徴があります。膝を曲げ伸ばす時に痛みが出てきて、歩きたがらない、または歩きづらくなるといった症状が起こります。 

    外耳炎

    耳毛の多いビション・フリーゼは、耳道内の通気が悪く、外耳炎になりやすいです。耳をかく頻度が多い、耳が臭うなど気になる症状がみられたら、すぐ病院に行きましょう。 

    白内障

    加齢に伴い起こりやすい目の病気で、水晶体が白く濁って視力が落ちてしまいます。目が白くなる、壁や物にぶつかるようになったら注意が必要です。 

    副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

    副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)は、脳の下垂体が腫瘍化し、ホルモンの分泌量が調節できなくなるためホルモンが過剰に分泌される疾患です。

    食欲旺盛、お水を過剰に飲む、おしっこの量が増える、毛が抜けるなどの症状が起こるので、気になったらすぐ病院で診てもらいましょう。 

    病気にならないためのコツ

    ビション・フリーゼは暑さに弱く、気温が上がると同時に体温が上昇します。毛が蒸れると雑菌が増殖し、皮膚疾患などさまざまな病気につながりやすいため、ペットとして飼う際には必ず室内の適性温度を保ってください。 

    ビション・フリーゼを家族に迎える方法と費用

    ビション・フリーゼを家族に迎える方法と費用
    (OlgaOvcharenko/shutterstock)

    ビション・フリーゼは、人気犬種と比べると頭数が少なく、生体価格は30~50万円ほど。(2021年7月時点)また犬の値段は性別、血統、チャンピオン犬かどうか、購入方法によって変動します。 

    ビション・フリーゼを迎える方法、費用について具体的に紹介していきます。 

    ペットショップで探す

    ペット初心者でも迎えやすいのがペットショップです。ビション・フリーゼが欲しい時、しつけで困った時にお店に行けば相談に応じてもらえるため、ペット初心者にオススメです。月齢がある程度いった子犬ならばワクチン接種、簡単なしつけが済んでいるケースもあります。 

    ブリーダーからの紹介

    ブリーダーは、全国各地に存在する犬の繁殖を専門とする人のこと。犬種の知識、飼育経験が豊富なブリーダーから犬を譲り受けることができるため、事前に飼い方、注意点を教わることができます。

    犬の飼い方がわからないペット初心者でも安心して迎え入れることができるでしょう。また、実際に親犬の様子を事前に確認することができるため、成犬時のサイズ感などを予測する助けになります。

    劣悪な環境で繁殖している業者もいるため、飼育環境などの質問にもきちんと答えてくれる、信頼できるブリーダーを見つけましょう。 

    里親になる

    里親制度は、保護団体、保健所など引き取り手のいない犬、飼い主さんがいない犬を迎え入れて里親になる制度です。ペットショップ、ブリーダーと比べると費用が掛からないメリットがあります。

    ただし、里親募集によっては譲渡、引取後も必要に応じて飼育状況の確認しなければならないケースもあります。また、ビション・フリーゼは数が少ない上、人気犬種なので出会うには運やタイミングが必要です。 

    家族に迎え入れるまでに準備したいもの

    ビション・フリーゼを迎え入れるまでに、準備しておきたいものは、以下の通りです。約4~5万円ほどをみておくと良いでしょう。

    【寝床の準備】
    ・ペットサークル
    ・クレート(ペット用キャリー)
    ・ベッド

    【日用品の準備】
    ・ドッグフード
    ・フードボウル
    ・水飲みボウル

    【トイレ用品の準備】
    ・トイレトレー
    ・トイレシーツ

    【ケア用品】
    ・ブラシ
    ・爪切り
    ・ペット用シャンプー
    ・歯磨きグッズ

    【その他】
    ・首輪
    ・リード

    事前に飼育環境を整えておく必要もあります。危険なもの、噛まれては困るものは片づけるなどしておきましょう。

    ビション・フリーゼは暑さにも弱いので、夏場はクーラーなど空調設備のできるものも備えておくと安全。余裕があれば、犬が遊べるおもちゃなども買っておきましょう。

    【関連リンク】
    犬を迎える前に準備しておきたいもの
    犬を迎える前に整えておきたい室内のポイント
    犬をペットとして迎える時の心構え

     その他の初期費用

    役所への登録料やワクチン接種・健康診断の費用として2万~3万円ほどがかかります。 

    1カ月にかかる飼育費用は?

    1カ月にかかる飼育費用は?
    (Vladimir Nenezic/shutterstock)

    小型犬の平均的な飼育費用は、1カ月あたり1~2万円になります。

    食費

    フードやおやつといった食費。価格はピンキリですが、平均すると1カ月で3,000~5,000円ほどかかります。

    日用品代

    トイレシーツなどの日用品が1カ月で1,000~2,500円前後。

    シャンプー・トリミング代

    シャンプーなどのお手入れをトリミングサロンにお願いする場合は、小型犬の場合1回3,000~1万円程度をみておきましょう。

    医療費

    フィラリアやノミ・ダニの予防薬なども含め、健康であっても医療費として年間で3~5万円ほど必要でしょう。1カ月にすると3,000円程度です。

    知っておきたい、ペットの医療事情

    初めて犬を飼う方の盲点となるのが、ペットの医療事情です。ペットには公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担となります。自由診療のため病院によって料金が異なる点が、人とは違います。

    子犬がかかりやすい病気・ケガ

    子犬は、骨折や異物誤飲が多いです。

    • 骨折の平均的な治療費:7万~15万円
    • 異物誤飲の平均的な治療費:1万5,000~3万円 ほど

    ただし、どちらも場合によっては20万円を越えるケースもあるため、住環境を整えるなど事前の予防が大切です。

    お迎えしたばかりの頃は環境変化によるストレスで軟便や風邪にもなりやすいので体調の変化にも気を付けてあげましょう。

    ペット保険

    ペットの年齢によって保険料は変わりますが、小型犬の1ヶ月の保険料は1,300~2,800円*ほど。0~3歳の間に加入するケースが多いです。

    ペット保険は、健康でないと加入できず、加入可能年齢が「満7歳まで」のように制限のある場合がほとんど。人と同じように犬も年齢が上がれば病気のリスクも上がるため、早めに加入したいものです。

    【ペット保険選びのポイント】

    ペット保険はたくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、各保険商品によって補償内容は大きく異なります。

    保険料だけではなく、以下の補償内容をよく理解し、最もご自身に適した保険を選ぶようにしましょう。

    • その犬種が発症しやすい慢性疾患
    • 金銭的に負担の大きい高額な手術に対応できているか
    • 1日あたりの支払い金額に制限がないか など
    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_子型犬

    *参照:慢性疾患にも、高額治療にも対応したペット保険!ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム プラン50」

    愛犬と楽しく暮らそう 

    家族になる前からたくさんのことを学ぶことで、快適な暮らしをスタートすることができます。お迎えする犬の特徴や費用などをよく知ってよきパートナーとして信頼関係を築いていってくださいね。

    著者・監修者

    PNS編集部

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    PNS編集部

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