ペットのヘルニアは再発も多く、症状が悪化すると治療に高額な費用が必要となることがあります。そこで気になるのが「ヘルニアはペット保険の補償対象となるのか」という点です。 ヘルニアがペット保険の補償対象となるのかをはじめ、ヘルニアの症状や原因、一般的な治療法や治療費の例などについて紹介します。
もくじ
ヘルニアの中でも脊椎(せきつい)で発生する椎間板ヘルニアは、保険商品によって補償対象外となっている場合があります。加入を検討する際は、必ず事前に確認しましょう。当社のペット保険『げんきナンバーわんスリム』においては補償対象となっています。
内科的治療はグレード1~2など、歩行が可能かつ神経麻痺が軽度な場合に行われます。主に「ケージレスト」と呼ばれる治療方法が一般的です。一定期間ケージから出さず、運動量を抑えるという治療方法です。
外科的治療に比べると治療費は低くなる傾向があります。ただし、消炎鎮痛剤などの内服薬を併用することが多く、場合によっては数万円~十数万円以上になることもあります。
犬種:フレンチ・ブルドッグ
年齢:2歳
性別:男の子
治療内容:炎症を抑える内科的治療など複合的な治療を行った
治療期間:入院7日間
治療費総額 | 14万4,430円 |
ペット&ファミリー損保のペット保険、 「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していた場合、自己負担額例は以下の通りです。
お支払い保険金 | 7万6,601円 |
自己負担額 | 6万7,829円 |
リハビリテーションは外科的治療が終わり、内科治療が良好に経過しているときに実施するのが一般的です。主に以下の方法があります。
リハビリテーションの内容によっては代替医療に該当し、保険の補償対象外になることがあります。代替医療は多くのペット保険で補償対象外とされています。
椎間板ヘルニアの治療費は、治療内容によって大きく異なります。場合によっては外科的治療が必要となり、100万円近い治療費を自己負担で支払わなければなりません。ペット保険への加入は、このようなケースにも安心できる備えとなります。
ペット&ファミリー損保の請求事例から、椎間板ヘルニアの実際の治療費の一例を紹介します。動物病院によって治療費は異なりますが、一般的に重症であるほど治療費は高くなる傾向があります。
ケース1 |
ケース2 |
ケース3 |
|
犬種・年齢・性別 |
犬種:パピヨン 年齢:8歳 性別:女の子 |
犬種:フレンチ・ブルドッグ 年齢:2歳 性別:男の子 |
犬種:ミニチュア・ダックスフンド 年齢:3歳 性別:女の子 |
治療内容 |
外科治療で脊髄への負担を減らす手術を行った |
炎症を抑える内科的治療など複合的な治療を行った |
椎間板ヘルニアの治療のためレーザー治療を行った |
手術 |
1回 |
なし |
なし |
入院日数 |
5日 |
7日 |
2日 |
治療費 |
87万2,100円 |
14万4,430円 |
5万2,660円 |
げんきナンバーわんスリム「プラン70」に加入していた場合 |
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お支払い保険金 |
59万2,970円 |
7万6,601円 |
2万9,862円 |
自己負担額 |
27万9,130円 (免責金額:25,000円) |
6万7,829円 (免責金額:35,000円) |
2万2,798円 (免責金額:10,000円) |
椎間板ヘルニアは再発する恐れのある病気です。場合によってはこのような治療を繰り返し受けることもあります。
椎間板ヘルニアの治療費に備えてペット保険を検討する場合、以下の点を確認しましょう。
保険によっては椎間板ヘルニアが補償されないケースもあります。必ず補償対象かどうかを確認しましょう。その他にも以下の傷病が補償対象となっているか確認すると安心です。
犬に多い病気・ケガ | 猫に多い病気・ケガ |
---|---|
・歯周病などの歯科疾患* ・椎間板ヘルニア ・異物誤飲 ・骨折 ・僧帽弁閉鎖不全症 ・ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ・膝蓋骨脱臼(パテラ) ・特発性てんかん ・若齢性白内障 ・股関節形成不全 | ・歯周病などの歯科疾患* ・異物誤飲 ・腎不全 ・尿路結石症 ・心筋症 ・ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ・多発性囊胞腎(のうほうじん)症 ・肥大型心筋症 ・骨軟骨異形成症 |
通院や入院、手術の補償上限金額がいくらなのかも確かめるようにしましょう。重症化すると治療費が高額になることも珍しくありません。
月々の保険料も大切ですが「終身で更新ができるか」「10歳以降の保険料も支払える金額か」もチェックしましょう。
椎間板ヘルニアは初期段階では飼い主さんが気付かないこともあり、加入時にすでに発症してしまっている場合、補償の対象外となる可能性があります。そのため、ペット保険は若く健康な状態の時に加入し、加入後は一生涯にわたり加入を継続するのがおすすめです。
高額治療費の支払いに強いペット保険を選ぶならペット&ファミリー損保の『げんきナンバーわんスリム』がおすすめです。ペット&ファミリー損保は日本のペット保険会社の中で長い歴史を持つ会社の1つです。
『げんきナンバーわんスリム』には3つの特徴があります。
商品の詳細は、WEBサイトをご確認ください。
※1 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
※2 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
※3 今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
1日に複数の検査を行うような通院、手術や入院の内容によっては、治療費が高額になるケースも少なくありません。
例えば、1日あたりの保険金支払い限度額が1万円の保険に加入していた場合、通院で10万円の治療が発生しても、1日あたりの限度額を超える9万円は自己負担となります。
しかし、『げんきナンバーわんスリム』には、1日あたりの限度額がないため、通院でも最大で70万円の保険金を受け取ることができます。
年間の利用回数にも上限がないので、慢性疾患で20回を超える通院が発生しても、年間の限度額内であれば何度でも保険金の請求が可能です。
ペット保険は人の保険と同様、年齢が高くなるほど保険料が高くなるのが一般的です。特にペットの年齢が10歳を超えると保険料が大きく値上がりする場合があります。
『げんきナンバーわんスリム』は月々1,560 円から*ご加入いただけ、生涯保険を続けられるように10歳以降の保険料は一律です。
契約更新時の審査はないため、契約時と同じ条件で終身での継続が可能。将来の経済的負担を気にすることなく、安心して万が一の備えが続けられます。
*プラン50(小型犬・初年度保険料1歳)の場合
『げんきナンバーわんスリム』は全国すべての動物病院に対応しています。通院、入院、手術はもちろん、時間外診療費にも対応。急な休日や夜間の診療でも安心です。
さらに、ペット保険で補償対象外となりがちな、歯科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニア、先天性・遺伝性疾患、猫エイズ(FIV)も補償対象となります。
先天性や遺伝性の病気が心配な0~3歳の若齢の犬猫も安心して加入いただけます。
犬や猫に多い以下の病気やケガの治療も幅広く補償します。
犬に多い病気・ケガ | 猫に多い病気・ケガ |
---|---|
●歯周病などの歯科疾患※4 ●椎間板ヘルニア ●異物誤飲 ●骨折 ●僧帽弁閉鎖不全症 ●ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ●膝蓋骨脱臼(パテラ) ●特発性てんかん ●若齢性白内障 ●進行性網膜萎縮症 | ●歯周病などの歯科疾患※4 ●異物誤飲 ●腎不全 ●尿路結石症 ●心筋症 ●ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ●多発性囊胞腎(のうほうじん)症 ●肥大型心筋症 ●骨軟骨異形成症 |
補償プランはご都合に合わせて、シンプルでわかりやすい2種類からお選びいただけます。
※ 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
※ 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
※今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
24D195ー241128
椎間板ヘルニアはすべての犬種に発症のリスクがある病気です。悪化すると手術や繰り返しの治療が必要になることもあり、高額な治療費を全額自己負担で支払う可能性もあります。突発的な治療や通院による継続的な出費に備えるためにも、ペット保険への加入を検討しましょう。
ヘルニアに備えてペット保険を検討する場合には、高額な治療費をカバーでき、通院も補償されるものがおすすめです。『げんきナンバーわんスリム』は、1日あたりの保険金の支払い限度額がなく、通院も補償されます。手頃な保険料で大切な愛犬の万が一にも安心できるペット保険『げんきナンバーわんスリム』へのご加入をこの機会にぜひご検討ください。(※)
※保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは「保険金をお支払いできない主な治療費」「重要事項説明書」等をご覧ください。