高額な治療費に思わず絶句!愛犬の治療費が払えない!?犬の医療費に備える方法
2023.07.10 作成

高額な治療費に思わず絶句!犬猫の治療費が払えない!?ペットの医療費に備える方法

PNS編集部

PNS編集部

愛犬や愛猫が病気やケガに苦しんでいたら、どんな治療でも受けさせてあげたいと思う飼い主さんは少なくありません。しかし、ペットの治療費が想像以上に高額になり、頭を悩ませてしまう可能性も。日ごろから健康に気をつけていても、病気やケガは突然起こるもの。「ペットの治療費を払えない!」と慌てないための対処法をお伝えします。

もくじ

    犬や猫の治療費は、想像よりも高額になる可能性がある

    高額な治療費に思わず絶句!愛犬の治療費が払えない!?犬の医療費に備える方法
    (FamVeld /shutterstock)

    犬・猫の治療費相場

    ペットの医療費には公的な医療保険制度が適応されないため、治療費は高額になります。

    また、獣医師の診療料金は、独占禁止法によって獣医師団体(獣医師会等)が基準料金を決めたり、獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられています。

    そのため、同じ治療内容であっても、病院ごとに料金が異なります。

    日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、地方ごとの診察の中央値は以下の通りです。

    • 初診料 1,500円
    • 創傷処置 1,500〜2,500円
    • 歯石除去 8,750〜13,750円
    • 全身麻酔 8,750〜11,250円
    • 白内障 5,050〜21,250円 
      気管虚脱 27,500〜125,000円
    • 膝蓋骨脱臼 45,000〜62,500円 
    • 骨折 17,500〜175,000円
    • 帝王切開 45,000〜62,500円 

    このほかにも、場合によっては入院費や時間外診療費がかかったり、体重によって治療費が異なったりする場合も。病気やケガの症状や重症度、治療を繰り返すことで数十万を超えることもあります。

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    犬猫の高額な治療費を払えない場合に起きること

    犬の高額な治療費を払えない場合に起きること
    (CrizzyStudio /shutterstock)

    治療前なら…治療の選択肢が減る可能性

    治療前に、希望する治療が高額で支払えないと分かった場合、支払える範囲で行える対症療法しか選択できなくなる可能性もあります。

    地域猫のケガ対応や避妊手術など、ボランティアで協力してくれる病院もありますが、親切な病院であっても、各家庭のペットまで動物病院が費用を負担して対応してくれることはほぼないでしょう。

    治療後なら…訴訟になる可能性

    可愛いペットを助けたい一心で、実現不可能な支払い計画で治療をした場合、訴訟になる可能性があります。最悪の場合は被害届を出され、不動産や毎月の給与などを差し押さえられてしまうことも。

    家族や友人、会社などに知られてしまえば、社会的な信頼を失うことにもつながります。もちろん、その後なにがあってもその病院で治療を受けることもできなくなるでしょう。

    犬猫の高額な治療費が払えない!でも治療は受けさせたい…そんなときの対処法

    犬の高額な治療費が払えない!でも治療は受けさせたい…そんなときの対処法
    (DimaBerlin/shutterstock)

    分割払いの相談

    まずは動物病院に誠実に相談しましょう。病院にもよりますが、医療費が高額になる場合分割払いに対応してもらえる可能性があります。

    全額は無理でも、最初に頭金としてまとまった額を支払えば、残りを分割払いにしてもらえることも。自分なりの返済計画を立て、相談してみるとよいかもしれません。

    また、長い間通っているかかりつけの動物病院なら、築いてきた信頼関係をもとに理解を示してもらえる場合もあります。元気なときから獣医師との信頼関係を築いておくことも大切です。

    もし断られてしまったとしても、それはある意味当たり前のこと。その場合は、ほかの方法を考えましょう。

    お金を借りる

    親や兄弟、友人に相談してお金を借りるのも選択肢のひとつです。身近な人であれば理解を示してくれるでしょう。

    だからといって甘えすぎるとその後の関係に亀裂が入る可能性もあります。お金を借りる場合には甘えすぎず、完済までの目安や返済額などを決めておくことが大切です。

    各種ローンを利用する

    身近な人にお金を借りることに抵抗があるなら、利息はかかりますが銀行やカードのローンなどを検討するのもよいでしょう。

    愛用している金融機関に利用できそうなローンがないか確認してみてください。ペットのための商品があるかもしれません。ペットローンと提携している動物病院もあります。

    ただし、即日対応ではない商品がほとんどで、手続きや審査には時間がかかります。すぐに入金が必要なケースには向いていない方法かもしれません。

    カードを利用する

    クレジットカードをもっている飼い主さんなら、カード利用が簡単な方法といえるでしょう。

    病院がクレジットカードに対応していない場合でも、キャッシング枠を利用すればすぐにATMから現金を引き出すことができます。

    ただし、一般的なローンに比べると金利は高めになる傾向があります。「もち合わせはないけれど入金の目処が立っている」といった場合に、計画的に利用することが大切です。

    愛犬・愛猫の高額な治療費に備える!健康なうちに飼い主さんができること

    愛犬の高額な治療費に備える!健康なうちに飼い主さんができること
    (Krakenimages.com/shutterstock)

    愛犬・愛猫のための貯金をしておく

    誰にでも簡単にできるのは、毎月決まった金額を積み立てておくことです。子犬や子猫の頃からコツコツと貯金しておけば、高齢になって病気が増える頃にはそれなりの金額になっていることも。

    金銭的な余裕があれば、ちょっとした体調不良でも心置きなく病院に行くことができ、大事に至る前に対処することにもつながります。

    ただし、貯金に強制力はありません。自分のルールで運用できるのが魅力ですが、決意が甘いと想像より貯まらない場合も。貯金していく自信がない人は自動積み立てにするなどの工夫が大切です。

    ペット保険に加入する

    ペット保険に加入していれば、ペットの医療費の自己負担額を抑えることができます。特に1日あたりの上限金額のない保険や十分にある保険を選んでおくと、高額治療にも備えられます。

    「貯金をしているのだから保険は必要ない」と考えるかもしれませんが、貯金で全てのリスクをカバーするのは難しいものです。

    なぜなら、貯金は0からスタートするため、スタートから間もない時期に何かが起きた場合には、まだ充分な余裕が生まれていないからです。

    一方で保険は、月々わずかな積み立てでスタート時から大きな安心を手に入れられます。

    よくいわれることですが、少しずつ増えていく貯金は「三角形」、加入直後から契約期間を通して一定の補償が受けられる保険は「四角形」です。いざという時の安心感があるでしょう。

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    高額治療の支払いに強いペット保険を選ぶならペット&ファミリー損害保険株式会社のペット保険「げんきナンバーわんスリム」が1つの選択肢になります。

    「げんきナンバーわんスリム」3つの特長は以下のとおりです。商品の詳細は、WEBサイトをご覧ください。

    「高額治療・長期に渡る慢性疾患の治療」に強い

    通院で10万円の治療が発生し、1日あたりの保険金支払い限度額が1万円の保険に加入していた場合、9万円は自己負担となります。しかし、「げんきナンバーわんスリム」には、「1日あたり〇円まで」のような1日あたりの限度額がないので、通院でも最大で70万円の保険金を受け取ることができます。

    また、年間の利用回数にも上限はないので、慢性疾患で20回を超える通院が発生しても保険を利用することができます。

    一生涯続けられる価格、10歳以上の保険料は値上がりなし

    ペット保険はペットの年齢が上がるにつれて大きく値上がりするのが一般的ですが、「げんきナンバーわんスリム」はペット長寿化を見据えて、10歳以上の保険料は変動しません。ペットが高齢になってから、「保険料が高すぎて続けられない」といったトラブルがないので安心です。

    最後のときまで「終身補償」

    「げんきナンバーわんスリム」は、契約後に発症した病気・ケガに対して、更新時の条件変更(発病部位を不担保とした更新など)をつけたり、契約更新の拒否などを行っていないので、安心して終身でご加入し続けて頂くことができます。

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    *出典:2019年10月 Vet’sEye調べ
    ※保険期間中に受けた病気・ケガの治療に対し保険金の支払い限度額はプラン70は年間70万円まで。プラン50は年間50万円まで。また、1日あたり3000円の免責金額(自己負担額)があります。
    ※今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
    22D024-220804

    ペット保険で愛犬・愛猫の病気に備えよう

    愛する家族のため、最後まで納得のゆく治療を受けさせてあげたいのなら、愛犬が健康なうちにペット保険に加入しておくことが得策かもしれません。

    愛犬・愛猫との生活の中で、どの時期にも十分な備えをと考えるのであれば、ぜひペット保険の加入を検討してみましょう。

    著者・監修者

    PNS編集部

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