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2019.11.19

【獣医師監修】風邪ひいた? 猫のくしゃみの原因と対処法

獣医師

堀江志麻

堀江志麻

うちの猫が可愛いくしゃみをした…。 見ていてほほ笑ましい光景ですが、実は猫のくしゃみはさまざまな病気のサインであることも。 飼い主としてはきちんと知っておきたい「くしゃみ」のこと。 今回は猫のくしゃみの原因と対処法についてお話しましょう。

ペットの治療費 こんなに高額に!?

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今は健康なペット(わんちゃん・猫ちゃん)でも病気やケガは突然訪れるかもしれません。特に近年では動物医療の進化に伴い、治療費が思った以上に高額になるケースも。大切な家族のために、あなたも最適な選択ができるようにしてみませんか?

もくじ

    猫のくしゃみ、これって風邪かしら?

    Vladimir Arndt/shutterstock

    「猫風邪」という言葉、一度は聞いたことがあるかと思います。
    その原因は、ウイルスや細菌など様々関与していますが、なかでも、猫ヘルペスウイルスと猫カリシウイルスの関与が大きく、多頭飼育や外飼い、病院、ホテルなどの環境での感染、発症のリスクが高いとされています。

    これらのウイルスは感染猫との接触を介して強力に感染が広がっていきます。

    感染初期には、くしゃみ、食欲不振、発熱、目やに、流涎など様々な症状が見られ、時には肺炎に移行し命を落とすこともあります。

    ヘルペスウイルスは子猫の時に感染経験があると、回復した後もウイルスをずっと保有し、ストレスがかかったり、免疫が下がった時にウイルスが再活性化し、くしゃみや鼻汁など風邪症状を示すことがあり、生涯にわたって管理が必要となることがあります。

    予防としては、3種混合ワクチンなどがありますが、発症を予防するものであるため、ワクチンを接種していたとしても、感染を完全には防ぐことができません。特に感染猫が近くにいるた場合には十分注意が必要です。

    猫風邪を知っておこう

    Cpifbg13/shutterstock

    体力の少ない子猫においては、免疫が低下した際に、風邪症状を示すこともあるため、体調の変化がないかよく観察してあげましょう。

    また、日本では子猫を拾って育てられる方も多くいらっしゃいます。
    母猫を含め、子猫たちも猫風邪を引いている場合が多々有ります。
    猫風邪は治療で回復したのちも、くしゃみや鼻汁、目やにといった症状を慢性的に起こすことがあります。

    では、もし「猫風邪」と診断された場合にはどのような治療法があるのでしょうか?
    くしゃみだけにとどまらず、発熱や食欲不振など症状が重い場合には、全身的な抗ウイルス薬の投与が行われます。
    また、対症療法として、点滴や食欲増進剤、二次感染予防の抗生物質、目や鼻への局所点眼・点鼻剤などが用いられます。

    基本的には、症状がそれ以上悪化しないように、ケアすることが大切です。

    猫のくしゃみにはさまざまな原因が

    StephanieFarrell/shutterstock

    猫風邪によるくしゃみ以外にはどんなくしゃみがあるのでしょうか?
    実は、猫にもアレルギー性鼻炎や喘息があります。
    ダニ、カビ、花粉、食物などが原因で起こるアレルギー性呼吸器疾患です。
    症状はアレルゲンの飛散時期によって変化しますが、くしゃみや、咳、鼻水を引き起こします。
    ひどくなると咳が止まらなくなったり、口を開けて呼吸をするようになることもあります。

    では、猫のアレルギーはどのように診断するのでしょうか?
    現在、一つの検査で診断することは難しく、身体検査やレントゲン検査、血液検査など様々な検査結果を元に総合的に判断します。
    血液によるアレルギー検査を行うことができるので、ある程度何が原因となっているのかを推測することができます。

    では、もしもアレルギーと診断された場合、どのような治療法があるのでしょうか?
    アレルギー検査結果を元に、ダニカビ花粉が原因の場合は、アレルゲン物質に触れないように環境改善をします。
    各アレルゲンの飛散時期を確認し、掃除の徹底や空気清浄機などをうまく利用して対策を行います。

    食物がアレルギーの原因となる場合にはアレルギー療法食を使用し対応していきます。
    くしゃみや咳といった症状が重度の場合には、アレルギー症状を抑えるために、薬剤による治療が必要となることもあります。
    いずれにしても、生活の質を保つためにできるケアをしてあげることが大切です。

    猫のくしゃみは猫風邪のサイン!?様子を見つつ正しい判断を

    Zabolotskikh Sergey/shutterstock

    愛猫のくしゃみが、日に数回程度のものであっても、症状が悪化しないうちに、早めに動物病院を受診しましょう。くしゃみの回数が増えてきたり、食欲にも異常が認められるようであれば、要注意です。

    プロフィール

    堀江志麻

    堀江志麻

    獣医師

    【所属】 往診専門動物病院「しまペットCLINIC」院長

    【略歴】 1979年 山口県宇部市に生まれる
    1986年~1992年 ドイツ・デュッセルドルフに滞在
    1998年 北里大学 獣医畜産学部・獣医学科に入学
    2004年 獣医師国家資格取得
    2004年~2007年 神奈川県 横浜市の動物病院に勤務
    2008年~2010年 同動物病院の分院(東京都大田区)の分院長を務める
    2010年 子供を出産し、一時お休み
    2011年 千葉県と東京都の2つの動物病院で勤務
    2011年11月11日 往診専門動物病院、しまペットCLINIC 開院 現在、東京都内を中心に千葉県、神奈川県にて往診をおこなっている。

    【資格】 日本小動物歯科研究会 (レベル1認定講習・実習 終了)
    日本メディカルアロマテラピー協会(JMAACV日本メディカルアロマテラピー動物臨床獣医部会認定ペットアロマセラピスト)
    日本ホリスティックケア協会(日本ホリスティック協会認定ホリスティックケア・カウンセラー)

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