ブリーダーの選び方解説!ブリーダーを選ぶ際にチェックしたいポイント
2023.11.01 作成

ブリーダーの選び方解説!ブリーダーを選ぶ際にチェックしたいポイント

PNS編集部

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可愛いペットを迎えたいと考えた時、ブリーダーは選択肢の一つです。しかし、実際にブリーダーを選ぶとなると「どうやって良いブリーダーに出会えば良いのだろう?」と悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。今回は安心してペットを迎えるために、良いブリーダーの選び方を紹介します。

もくじ

    信頼できるブリーダーからペットを迎えよう

    ブリーダーの選び方解説!ブリーダーを選ぶ際にチェックしたいポイント
    (Happy monkey/shutterstock)

    ブリーダーとは、犬や猫の交配・繁殖をして販売するペットの専門家のことです。美しく健康な子犬・子猫を生み出すために、それぞれの犬種・猫種の生態や血統、遺伝的なリスクなども考慮して綿密に管理し、交配を行っています。

    同時に複数の犬や猫の健康を管理するため、日々のお世話もしています。豊富な経験と知識をもっており、飼い主さんの心強い味方になってくれることでしょう。

    ブリーダーになるために特別な資格はありませんが、第一種動物取扱業者として開業するには都道府県知事か政令指定都市の長への登録が必要です。

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    ブリーダーからペットを迎え入れるメリット

    ブリーダーからペットを迎え入れるメリット
    (Gladskikh Tatiana /shutterstock)

    多くのブリーダーは、特定の犬種や猫種を専門的に交配・繁殖をしているため、専門家と呼ぶに相応しい知識と経験をもっています。初めてペットを迎え入れる際の疑問にも答えてくれるでしょう。

    また、誰でも訪問できるペットショップとは違って、ブリーダーは予約しての訪問が基本です。予約する手間はかかるものの、子犬・子猫とじっくりと触れ合い、ブリーダーと話すことができます。子犬・子猫の様子を見ながら、犬種・猫種の特徴や性格について聞いたり、飼育のためのアドバイスをもらったりもできるでしょう。

    タイミングや状況によっては、お迎えしたい子犬・子猫の兄弟や親を見せてもらえるかもしれません。大きさや性格など成長した姿を想像できるのも、メリットのひとつです。

    信頼できるブリーダーを見分けるためのチェックポイント

    信頼できるブリーダーを見分けるためのチェックポイント
    (Moskvina Olga/shutterstock)

    第一種動物取扱業者を取得している

    ブリーダーなど動物を取り扱う業者は、第一種動物取扱業として都道府県等への登録が必要です。

    登録認定を受けている業者は、登録番号や営業の種類、登録期限などを記した標識(または登録証)を施設内に提示しています。見当たらない場合は、登録が済んでいるかを確認しましょう。

    生後56日を過ぎた以上の犬や猫を扱っている

    生まれたばかりの子犬や子猫は可愛らしいものですが、心身ともに健康に成長するためには一定期間を親兄弟とともに過ごす必要があります。

    動物愛護法では犬猫の販売は「生後56日を経過しないといけない」と定められているため、生後56日以内の子犬・子猫が売られている場合には注意が必要です。

    清潔な環境が整えられている

    子犬・子猫が過ごすスペースや遊び場が清潔に保たれているかどうかを確認しましょう。子犬や子猫は頻繁に排泄をするため、こまめな排泄物の処理が必要です。

    体が汚れたままになってないか、爪や被毛の手入れがされているかなど、健康や安全が損なわれる状態になっていないか観察しましょう。

    購入前に誠実に説明してくれる

    ペットショップでは、お迎えの前に健康状態を含むペットの状態について対面で説明する義務があります。些細なことでも丁寧に説明してくれるブリーダーなら安心です。

    また、初めてのお迎えに不安はつきもの。疑問に対しても誠実に向き合ってくれるブリーダーを選びましょう。

    専門性を持って繁殖をしている

    犬・猫の繁殖は簡単ではありません。健康的で美しい繁殖のためには、犬種・猫種への深い理解や遺伝性の疾患に配慮して交配を行う必要があります。また親となる犬や猫の健康を適切に管理することも大切です。

    交配・繁殖に関することで心配や疑問があれば質問し、専門性を持って、丁寧な繁殖をしているかどうかを確認しましょう。

    悪質なブリーダーに出会うとどうなる?

    悪質なブリーダーに出会うとどうなる?
    (Tatyana Vyc/shutterstock)

    子犬・子猫のケアや健康管理が適切にされていない可能性がある

    適切な環境で飼育されていない子犬や子猫は、健康状態が損なわれている可能性があります。痩せ過ぎなどの発育不良、脱水や栄養不良、運動不足によるストレスや運動能力の低下、被毛や爪の手入れ不足からくるケガ、寄生虫による病気など、子犬・子猫の体に異変が起きる場合があります。

    子犬や子猫の様子に普段から気を配っていなければ、正確な健康状態はわかりません。健康状態や性格について、曖昧な発言が多い場合には注意しましょう。

    連絡が取れなくなる可能性がある

    問題があって連絡をしても、連絡先や移転によって連絡が取れなくなることもあります。場合によっては、後日送付予定の血統証が受け取れなくなるといったトラブルもあるようです。

    そもそもブリーダーはどう探せばいい?ブリーダーの探し方

    そもそもブリーダーはどう探せばいい?ブリーダーの探し方
    (Rita_Kochmarjova/shutterstock)

    ブリーダーからお迎えしたいと思っていても、ペットショップのように店舗を構え誰でも気軽に立ち寄れる場所ではないため、探し方がわからない人もいるでしょう。

    おすすめなのは、自分が欲しい犬種をお迎えした友人・知人に紹介してもらう方法です。この方法なら、信頼できるブリーダーを紹介してもらえる可能性が高いでしょう。

    ネットやSNS、専門誌で探す方法もあります。ネットやSNSなら、クチコミなども確認できるでしょう。クチコミが100%正しいとはいえませんが、いくつか確認してみるとよいでしょう。

    動物病院やトリミングサロンで尋ねたり、ドッグショーやキャットショーで聞いてみたりするのも選択肢のひとつです。

    ペットショップと違い、ブリーダーを見つけるまでにひと手間かかるものの、相性のいいブリーダーが見つかれば理想のペットに出会えるでしょう。

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    ブリーダー選びは焦らずに。信頼できるブリーダーを探して新しい家族を迎えよう

    すぐにペットをお迎えしたいと慌ててブリーダーを選ばず、いくつかのブリーダーを比較検討し、ゆっくりと選ぶことが大切です。

    忙しい毎日かとは思いますが、迎え入れるのは尊い命。犬や猫を心から愛し、愛情を持って交配・繁殖しているブリーダーと出会えれば、それはペットとの暮らしにおいて心強い味方を得ることになります。

    ペットとの絆を通して、ブリーダーとの絆も深め、毎日をより豊かにしていきましょう。

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