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2019.03.06

ペットホテル/ペットシッターのメリット・デメリット

旅行や帰省や出張中、みなさんは愛犬や愛猫の世話をどうしていますか?
ペットホテルに預ける派、はたまたペットシッターに依頼する派。どちらにしても、そのメリットとデメリットを頭に入れて、なるべく愛犬や愛猫にストレスがかからず待っていてもらいたいものです。

日本でも広まってきたペットシッター

(Anna Hoychuk/shutterstock)

ペットシッターは、アメリカではベビーシッターと並んでポピュラーなサービスです。
日本人は、留守中に他人が自宅にあがることに抵抗があるようですが、近ごろはペットとの生活スタイルも欧米化が進んできて、ペットシッターサービスの利用も増えているようです。
愛犬や愛猫の立場から考えると、ペットシッターに依頼する最大のメリットは、自宅から出ないで済むので平常心で過ごせることではないでしょうか。
確かに、飼い主さんがいないさびしさはありますが、いつものお留守番感覚で飼い主さんの帰宅を待ちながら、ペットシッターさんにごはんをもらったり、散歩に連れて行ってもらえるのは愛犬としても安心感があるでしょう。

ペットシッターのメリット

(HelloRF Zcool/shutterstock)

ペットシッターを利用する飼い主さんのメリットとしては、当たり前のことですが、ペットホテルまでの送迎が不要な点が挙げられます。
ペットホテルによっては送迎付きのところもあります。でも、迎車の到着時間が飼い主さんの出発時間のあとに設定されていたり、送ってきてもらえる最遅の時間が帰宅予定時刻より前であったりすると、なかなか不便なもの。せっかく送迎付きのペットホテルでも、出発時間や帰宅時間によっては追加で1泊か2泊、余計にペットを宿泊させなければならないケースもあるでしょう。
送迎付きでないペットホテルの場合も、ペットホテルの開店前に飼い主さんが出発する場合は前泊、あるいは閉店以降に帰宅予定の場合は後泊が必要になります。

その点、ペットシッターならば、出発日の朝に飼い主さん自身でごはんと散歩を済ませ、夕方だけペットシッターさんにごはんと散歩を依頼。帰宅の日は午前だけペットシッターさんに依頼して、夜は飼い主さんが帰宅してからごはんと散歩が可能です。
まとめると、1泊2日の外出の場合、ペットシッターさんに来てもらうのは1日1回ずつ全部で2回だけで済むということ。
ペットホテル1泊分とペットシッター1回分の利用料金がほとんど変わらないとすると、ペットシッターさんは2回分、ペットホテルがチェックイン&アウトや送迎の関係で前泊や後泊が必要になると、2泊か3泊分が必要になります。
さらに、飼い主さん自身が送迎をするとなると、時間的にも体力的にもロスが生じてしまいます。ペットシッターさんに依頼すれば、そうしたロスが発生しないのは楽なポイントだと言えるでしょう。

送迎の面で補足すると、犬を複数、猫を複数、あるいは犬と猫など多頭飼育をしている家庭は、ペットを移動させる面倒がないという点でも、ペットシッターさんへ依頼することが便利かもしれません。

細かいリクエストに応えてくれやすい

(Bussakorn Ewesakul/shutterstock)

ペットシッターの利用前には、事前に自宅で面談や打ち合わせを行うことがほとんど。
愛犬や愛猫とのフィーリングをその際に確かめられ、正式に依頼する前に断ることもできます。
さらに、食事や散歩のことなど、細かいリクエストに応えてもらいやすいのも、ペットシッターならではのメリット。
ペットホテルで散歩をしてくれるとしても、愛犬のほかに複数頭で行くこともあるでしょう。また、時間も短時間かもしれません。豊富な運動量が必要な犬種で、ホテルの散歩サービスの面で少し物足りないと感じる飼い主さんにとっては、ペットシッターは最適と言えます。
とくにシニア犬で歩みが遅い場合は、ペットシッターさんに歩調を合わせてもらって散歩ができるので安心です。
さらに、熱帯魚のエサやり、観葉植物への水やりなども、ほとんどのペットシッターさんが行ってくれます。
ペットシッターさんのことを、第二の飼い主さんのように慕う犬や猫が多いとか。何度も来てもらううちに、すっかり慣れてくれるのも安心できるポイントですね。

停電時や災害時に対応ができない

(Yurina_Photo/shutterstock)

ペットシッターさんは、契約にもよりますが多くは1回につき1時間前後の利用となるでしょう。
愛犬や愛猫だけで過ごす時間が長いので、もし万が一、ペットだけしかいない家で災害が起きた場合は心配です。もちろんこれは、ペットシッターさんだけでなく、日常生活での飼い主さんの不在時にも言えることですが。
とくに夏場にゲリラ豪雨などで停電が発生したら、冷房が止まってしまう事態に。とくに犬は人間よりも熱中症になりやすい動物なので、最悪の場合は飼い主さんが不在の間に熱中症で命を落とすことになるかもしれません。
その点ペットホテルの場合は、夜間は無人になるホテルもありますが、人と一緒にいる時間が長いので不測の事態への対応をしてもらえます。

ペットホテルは急な体調変化などにも対処が可能

(Bussakorn Ewesakul/shutterstock)

ペットホテルに滞在していれば、愛犬や愛猫が急に体調不良になっても対処してもらえる安心感があります。まずは飼い主さんに電話やメールなどで連絡がありますが、つながらず緊急を要するときは、宿泊前のエントリーシートなどに記載されたかかりつけの動物病院に電話連絡をしてくれたり、連れて行ってくれたりするでしょう。

ペットホテルで友達ができることも

(Bussakorn Ewesakul/shutterstock)

最近は、フリースペースで犬同士を遊ばせてくれるペットホテルが増えています。ドッグランを完備しているところもあります。
そのため、ペットホテルをよく利用する犬同士が仲良くなって、日中も退屈せずに遊んで過ごせることも。海外ではこうした預かり施設を「ボーディングケネル」などと呼び、プールを備えているところもあり、犬たちにも飼い主さんたちにも人気を博しているようです。
ただし、こうしたタイプのペットホテルは、ほかの犬が苦手な犬には精神的にきびしいかもしれません。

慣れない環境に置かれると、緊張してお腹がゆるくなったり、落ち着かず睡眠不足になったりする犬もいると聞きます。
愛犬がどんな性格かを見極めたうえで、ペットホテルかペットシッターさんかを判断するようにしましょう。

サロン併設のホテルでトリミング

(Opel2b/shutterstock)

ペットホテルを併設しているトリミングサロンもめずらしくありません。
その場合、滞在中はトリミング料金が割引になったりすることも。飼い主さんのお財布にもうれしいですし、愛犬にとっても退屈な滞在ではなくなり、トリマーさんとの楽しいスキンシップタイムになるかもしれません。
こうしたオプションが選択できるのは、サロン併設のペットホテルならではのメリットと言えますね。

シニアドッグはホテルを利用できないことも

(Prystai/shutterstock)

ペットシッターの利用は、実はシニアドッグが多いとか。というのは、ホテルによって制限年齢が異なりますが、12~13歳以上になるとペットホテルが利用できなくなるケースが少なくないからです。
ペットホテルを利用したいと思っても、年齢やその他の制限に該当していないかどうかを確かめてから利用するようにしてください。
ペットホテルとペットシッターを、宿泊日数や季節などによって上手に使い分けるのも良いですね!