【プロドッグトレーナー監修】果物は犬に与えてもいいの?食べてもよい果物といけない果物を知っておこう
2021.10.28 作成

【プロドッグトレーナー監修】果物は犬に与えてもいいの?食べてもよい果物といけない果物を知っておこう

プロドッグトレーナー

大久保羽純

大久保羽純

皆さんの愛犬は、果物が好きですか?愛犬に可愛い目線を向けられて、困っている方も多いのではないでしょうか。犬は、ドッグフード以外にも、肉類、野菜、果物も食べられます。しかし、果物を与えるときにはいくつか注意点があります。今回は、どんな果物を、どのように与えたら良いのかを学んでいきましょう。

もくじ

    犬に与えて良い果物って何?

    【プロドッグトレーナー監修】果物は犬に与えてもいいの?食べてもよい果物といけない果物を知っておこう

    (MRAORAOR /shutterstock)

    犬は、人間と共通して、いろいろな物を食べることが出来ます。危険な果物以外なら、果物を与えても問題はありません。皆さんのお家でも、季節に合わせてフルーツを楽しんでいる子も多いのではないでしょうか。

    ・与えても良い果物の例

    リンゴ、バナナ、梨、スイカ、みかん、メロン、柿、桃など。
    ※皮、種、茎の部分は除いて食べさせてください。

    与えても良い果物は、ここに書ききることは出来ません。後述の「与えてはダメな果物」以外であれば、犬は多くの種類の果物を食べることができます。「与えても良い果物」を記憶するよりは、「与えてはダメな果物」を覚えるほうが賢明でしょう。

    皮、種、茎の部分は取り除くことを忘れずに

    犬に与えても良い果物の中でも覚えておいて欲しいのは「皮、種、茎は取り除くこと」。

    皮、種、茎には、犬の体に良くないシアン化物が含まれていたり、残留農薬が付着していることがあります。
    さらに、種は喉に詰まったり、腸閉塞を起こして手術になる場合も。有害な場合もあるため、取り除きましょう。

    例えば、さくらんぼ。果肉以外の柄や種は中毒性があるので、丸呑みには注意しましょう。

    体とお口に合うかは、犬それぞれ

    体とお口に合うかは、犬それぞれ

    (BoBoMuMu /shutterstock)

    人間と同じで、その子ごとに食べられる品目や量には差があります。当然のことですが、与えても問題ない果物とされるリンゴやバナナでも、アレルギーがあったり、食べた後に下痢や嘔吐をしたり、体調を壊すようなら、与えないようにしましょう。

    多くの犬が好きな果物でも、愛犬もそれが好きとは限りません。愛犬の体に合う・合わない、お口に合う・合わないは、その都度、家族で見極めていきましょう。

    基本的に犬は果物を食べることが出来ますが、服薬中や病気の治療中の場合は注意が必要です。人間と同じように、特定の薬と食べ合わせの悪い果物(例えば、グレープフルーツなど)もあるのです。病院にかかっている場合は、果物を与える前に、まず獣医さんに相談しましょう。

    重要!犬に食べさせてはダメな果物とは?

    重要!犬に食べさせてはダメな果物とは?

    (Firn /shutterstock)

    全ての犬に共通して、食べさせてはいけない果物を知っておきましょう。

    ・ぶどう類

    ブドウ、レーズン、マスカットなどは、中毒、腎不全の可能性があります。

    ・プルーン

    中毒の可能性。乾燥プルーンは特に危険です。

    重要!犬に果物の安全な与え方とは?

    重要!犬に果物の安全な与え方とは?

    (Sigma_S /shutterstock)

    果物の食べさせ方にも注意が必要です。

    ・1日に与える量

    果物は果糖が多く、量が多いと太る原因になります。犬はいくらでも欲しがるかも知れませんが、愛犬の健康のために人間が管理しましょう。1日のおやつの量は、食事全体の10%以下にしましょう。

    ・1口の大きさ

    犬はゆっくり噛んで、味わって食べてくれません。飲み込める程度に噛みちぎったら、丸呑みです。特に甘い物は大好きで、興奮し過ぎて果物が喉に詰まることもあります。与えるときには、果物を愛犬の爪の大きさ程度に小さく刻みましょう。

    ・事前の加工処理

    人間のように、口に入れた種を「ペッ」と出してくれれば良いのですが、犬たちは丸呑みしてしまいます。犬が口に入れたものは、例え飼い主さんでも取り出すことは難しいですから、事前に種、皮、柄は取り除いておきましょう。

    犬が食べてはいけない果物を食べちゃった!どうしよう⁉

    犬が食べてはいけない果物を食べちゃった!どうしよう⁉

    (Galina V /shutterstock)

    もし犬が与えてはいけない果物を食べてしまったり、種ごと丸呑みしてしまったときには、まず動物病院に連絡をしましょう。動物病院に連絡するときには、落ち着いて、以下の内容を整理して伝えましょう。

    • いつ食べたのか
    • 何を食べたのか
    • どれくらい食べたのか

    中毒への対処は、時間が勝負です。少しでも不安に感じたら、自分で判断するのではなく、プロに相談して、指示を仰ぎましょう。

    四季に合わせて、豊かな果物を楽しめる日本。美味しい果物を愛犬とともに楽しむのも、素敵なことですよね。

    果物自体は体に良い物でも、飼い主さんが愛犬の求めるままに与え過ぎてしまったら、愛犬の健康を守ることができません。

    一緒に暮らす愛犬が、ずっと笑顔で過ごせるように、適度な量、適切な与え方で、愛犬と果物を楽しんでいきましょう。

    保険最強ランキング2年連続1位のペット保険_小型犬

    著者・監修者

    大久保羽純

    プロドッグトレーナー

    大久保羽純

    プロフィール詳細

    所属 PERRO株式会社 代表取締役
    SUNNY Dog Training Partner 代表
    東京都動物愛護推進員
    健全なペットとの暮らしを目指す協会P-ALIVE 代表
    家庭動物共生教育支援フォーラム(FAES) 理事

    略歴 1985年 東京都江東区に生まれる。フェレット5匹、デグー12匹、亀3匹と暮らす。
    2003年~2007年 東海大学工学部卒業。
    2007年~2011年 某製薬会社MR(医薬品営業)勤務。
    2012年 ドッグトレーナー学校在学。
    2012年~2013年 海外留学でトレーニング修行。ニュージーランド動物保護施設「SPCA Auckland」で犬・猫のケアやトレーニングをボランティアスタッフとして学ぶ。
    2013年~現在 出張トレーニング・しつけ教室・講演などを行う「SUNNY Dog Training Partner」を設立。世界の保護施設、トレーニングを学ぶため10カ国以上を視察、滞在。外国人の夫と国際結婚。保護犬ジャックラッセルテリアと家族になる。
    2014年~2017年 関東の犬のトレーニング施設4カ所で勤務。関東の動物保護施設で勤務。
    2018年~2019年 都内専門学校でトレーニング実習講師として勤務。
    2018年~現在 「健全なペットとの暮らしを目指す協会P-ALIVE」を設立。「家庭動物共生教育支援フォーラム(FAES)」理事に就任。
    2017年~現在 犬に関するコンサルティング・トレーニングなどの総合相談業務を行う「PERRO株式会社」を設立、代表取締役に就任。世界中の犬と人との幸せな暮らしのサポートのため、日々邁進。

    資格 米国CCPDT認定国際ドッグトレーナー資格CPDT-KA所持
    PDTA認定ドッグトレーナー
    The Smart Dog Owner Academy Basic / Advance 修了
    SPCA Auckland Volunteer
    東京都動物愛護推進員
    愛玩動物飼育管理士1級
    日本ペットシッター協会公認ペットシッター士
    高等学校教諭第一種免許
    Advanced Open Water Diver
    P-ALIVEペット安全生活101講演認定講師

    ページトップに戻る