【プロドッグトレーナー監修】犬とおもちゃの大切な関係。愛犬のストレス解消を考える

【プロドッグトレーナー監修】犬とおもちゃの大切な関係。愛犬のストレス解消を考える

【プロドッグトレーナー監修】犬とおもちゃの大切な関係。愛犬のストレス解消を考える

プロドッグトレーナー

大久保羽純

大久保羽純

みなさんの愛犬は、おもちゃで遊ぶことが好きですか?大好きというワンちゃんもいれば、まだ楽しい遊び方と出会えていないワンちゃんもいるかもしれません。すべての動物は、作業したい意欲に満ちています。犬が丸々1日、ぼんやりと過ごすことは、退屈で苦痛となります。
毎日の「遊び」を通して、身体を動かして、新たなことを学び、愛犬のストレス発散をしてあげましょう。

ペットの治療費 こんなに高額に!?

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今は健康なペット(わんちゃん・猫ちゃん)でも病気やケガは突然訪れるかもしれません。特に近年では動物医療の進化に伴い、治療費が思った以上に高額になるケースも。大切な家族のために、あなたも最適な選択ができるようにしてみませんか?

もくじ

    愛犬といろいろなおもちゃ遊びを楽しもう!

    【プロドッグトレーナー監修】犬とおもちゃの大切な関係。愛犬のストレス解消を考える

    (alexei_tm /shutterstock)

    犬にとって遊びは、ただの遊びではなく、生きがいであり、達成感を感じる重要な時間です。特に「おもちゃを使った遊び」は、まるで狩りの疑似体験。

    犬の欲求である「探す・追いかける・捕まえる・口にくわえる・破壊する。」を満たすには、うってつけの遊び方なのです。

    犬のおもちゃ遊びには、たくさんの種類があります。

    • 引っ張りっ子遊び: 飼い主さんと愛犬が、おもちゃを引っ張り合います。奪い合いではなく、力を合わせて一緒に狩りをするイメージです。1つの獲物を協力して捕まえる時間は、2人の絆を深めますよ。

    • 知育おもちゃ遊び: 人が知育おもちゃの中に食べ物を入れて、犬が取り出して食べる遊びです。愛犬が脳トレをしながら、獲物(おもちゃ)の中のご褒美を食べて楽しめます。

    • ガジガジ破壊遊び: かじることが好きな犬は、かじる用のおもちゃ、壊しても良いもの(いらないスリッパ、ぬいぐるみ、ダンボールなど、その犬が好きそうなもの)を置いておき、千切ったり、破壊して楽しむ遊びです。誤飲をしてしまう子は、危険なのでやめましょう。

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    • 持ってきて遊び: ボールやフリスビー遊びなど、おもちゃを投げて持ってきてもらう遊びです。

    • 部屋でおもちゃ探し: 大好きなおもちゃを部屋に隠します。「よーいスタート!」で、犬に鼻を使って探してもらう遊びです。見つけたら、そのおもちゃで一緒に遊びましょう。おもちゃでなく、食べ物でやっても楽しい遊びですよ。

    ここに書ききることは不可能なほど、おもちゃでの遊び方は無限大です。

    もしも、あなたと愛犬の遊び方が、「マンネリになっているかな〜。」と思ったら、お散歩で出会った人に、どんな遊び方をしているのか聞いてみると、新しい発想につながるかもしれませんよ。

    おもちゃ遊びをしなくても、毎日元気そうだし…。やらなくていい?

    おもちゃ遊びをしなくても、毎日元気そうだし…。やらなくていい?

    (Ezzolo /shutterstock)

    日頃、仕事や家事で疲れていると、「ワンちゃんとおもちゃ遊びをするモチベーションが上がらないわ…。」という方も少なくはないでしょう。

    目が合えば、四六時中いつでも「遊ぼうよ!」と訴えてくる愛犬に、手を焼いている飼い主さんもいるかもしれません。

    犬にとっておもちゃ遊びは「心の栄養」

    しかし、犬にとって、おもちゃ遊びは、「心の栄養」です。食事と同じように、毎日一定以上必要な栄養素なのです。

    食事をしないと、痩せ細っていくように、犬は遊ばないと心が痩せていってしまいます。見た目では、体調が悪くないように見えても、心のなかでストレスや不安が増えていたら、悲しいですよね。

    現代では、犬の心の病気も問題視されています。犬が、遊びたい気持ちでみなぎっているのは、健康な証拠。あなたとの遊びを、楽しみにしているのです。

    犬との遊びに負担を感じる場合は、遊び方に工夫を

    犬は動物の中でも、特に遊びが大好きな生き物です。遊びたいという心の栄養素を少しでも満たせるように、遊び方を工夫してみましょう。

    例えば、引っ張りっ子やボール投げばかりで自分の体が疲れるという方は、知育おもちゃも使うなど、飼い主さんがあまり動かないで済む遊び方も、取り入れてみるのも一つの方法です。

    おもちゃ遊びにどんなメリットがあるの?

    犬のおもちゃ遊びにどんなメリットがあるの?

    (belefront /shutterstock)

    「心の栄養」である、犬とのおもちゃ遊び。おもちゃ遊びには、こんなメリットがあります。

    • 体力を使って、ぐっすり眠れる。
    • 人とコミュニケーションが取れる。
    • 普段使わない筋肉を動かせる、ストレッチができる。
    • 遊び相手のことを大好きになる。

    他にもメリットはたくさんあります。その中でも、おもちゃ遊びによって、多くの問題行動の改善や、犬の生活の幸福度が向上することは、紛れもない事実でしょう。

    おもちゃで遊ばない?

    犬がおもちゃで遊ばない?

    (Boryana Manzurova /shutterstock)

    「うちの子、おもちゃで遊ばないの。」という方も、いるのではないでしょうか。おもちゃ遊びには、いろいろな種類がありますから、様々なものを試してみることが大切です。とはいえ、お店でいろいろなおもちゃを買ってくるということではありません。

    すでに紹介した遊び方のように、引っ張りっ子が好きな犬もいれば、ボール投げが好きな犬もいます。食べ物が絡むおもちゃ遊びなら、楽しんでくれる子だっています。うちの犬は、どういった遊びなら興味を示してくれるかしらと、研究を続けていきましょう。

    最初から、おもちゃに興味を持つ犬ばかりではありません。興味を引き出すことをゼロから始める必要があるときは、飼い主さんだけだと難しい場合もあります。そんなときには、無理をせずにドッグトレーナーなどの専門家に相談しましょう。好きな遊び方を探しながら、一緒に遊び方を考えてくれるようなドッグトレーナーを選ぶと良いでしょう。

    おもちゃを使う時の注意点!

    犬におもちゃを使う時の注意点!

    (Photology1971 /shutterstock)

    おもちゃを使うときにはいくつか注意点があります。

    • 置きっぱなしにしない。目を離さない: おもちゃを置いたままだと飽きられてしまう原因になったり、間違って飲み込んで誤飲につながります。人が目を離すときや、使用後は、必ず犬の届かないところに片付けましょう。

    • 他の犬とおもちゃを取り合うのはNG: 1つのおもちゃで他の犬と一緒に遊ぶ子もいますが、そうではない子が多いのが現実です。
      みなさんも、自分のスマホを急に他の人に奪われたら、気分が悪くなりますよね。不特定多数の犬がいる場所など、取り合いになる可能性がある場所でのおもちゃ遊びは、避けたほうが賢明です。

    • 遊んでいるおもちゃを取り上げない: たとえ飼い主さんにだって、遊んでいるおもちゃを急に奪われたら、犬は怒ってしまいます。おもちゃ遊びを終えるときには、おもちゃを取り上げるのではなく、大好きなおやつ10粒以上を床にばらまいて、おもちゃとご褒美を交換しましょう。
      口から離さない場合は、ご褒美がイマイチだという証拠。その場合には、もっと良いご褒美を渡すようにしましょう。

    いかがだったでしょうか。一言で「おもちゃ遊び」と言っても、遊びは犬たちにとって重要な「心の栄養」だとおわかりいただけたのではないでしょうか。

    愛犬の親友であり、家族であり、最大の理解者になれるのは、飼い主である皆さんです。どうぞ、愛犬の唯一無二の親友として、最高に楽しいおもちゃ遊びを提供できるパートナーでいてあげてください。

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    プロフィール

    大久保羽純

    大久保羽純

    プロドッグトレーナー

    【所属】 PERRO株式会社 代表取締役
    SUNNY Dog Training Partner 代表
    東京都動物愛護推進員
    健全なペットとの暮らしを目指す協会P-ALIVE 代表
    家庭動物共生教育支援フォーラム(FAES) 理事

    【略歴】 1985年 東京都江東区に生まれる。フェレット5匹、デグー12匹、亀3匹と暮らす。
    2003年~2007年 東海大学工学部卒業。
    2007年~2011年 某製薬会社MR(医薬品営業)勤務。
    2012年 ドッグトレーナー学校在学。
    2012年~2013年 海外留学でトレーニング修行。ニュージーランド動物保護施設「SPCA Auckland」で犬・猫のケアやトレーニングをボランティアスタッフとして学ぶ。
    2013年~現在 出張トレーニング・しつけ教室・講演などを行う「SUNNY Dog Training Partner」を設立。世界の保護施設、トレーニングを学ぶため10カ国以上を視察、滞在。外国人の夫と国際結婚。保護犬ジャックラッセルテリアと家族になる。
    2014年~2017年 関東の犬のトレーニング施設4カ所で勤務。関東の動物保護施設で勤務。
    2018年~2019年 都内専門学校でトレーニング実習講師として勤務。
    2018年~現在 「健全なペットとの暮らしを目指す協会P-ALIVE」を設立。「家庭動物共生教育支援フォーラム(FAES)」理事に就任。
    2017年~現在 犬に関するコンサルティング・トレーニングなどの総合相談業務を行う「PERRO株式会社」を設立、代表取締役に就任。世界中の犬と人との幸せな暮らしのサポートのため、日々邁進。

    【資格】 米国CCPDT認定国際ドッグトレーナー資格CPDT-KA所持
    PDTA認定ドッグトレーナー
    The Smart Dog Owner Academy Basic / Advance 修了
    SPCA Auckland Volunteer
    東京都動物愛護推進員
    愛玩動物飼育管理士1級
    日本ペットシッター協会公認ペットシッター士
    高等学校教諭第一種免許
    Advanced Open Water Diver
    P-ALIVEペット安全生活101講演認定講師

    ペットニュースストレージは専門家監修の下、
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