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jurgal photographer/shutterstock
2019.09.27

フレンチブルドッグと暮らすために。正しい飼い方を学ぼう。

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プロドッグトレーナー

大久保羽純

大久保羽純

テレビや雑誌、様々なシーンで見かけるフレンチブルドッグ。そのユニークで、一度見た者の心をわしづかみにする風貌と、愛嬌のある魅力的な性格によって、世界中で多くのファンを抱える人気者となっています。いつか我が家にもフレンチブルドッグを迎えたいと思っている方も、すでに家族としてフレンチブルドッグと暮らしている方も、改めてフレンチブルドッグの魅力と情報を知ってみませんか。

ペットの治療費 こんなに高額に!?

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今は健康なペット(わんちゃん・猫ちゃん)でも病気やケガは突然訪れるかもしれません。特に近年では動物医療の進化に伴い、治療費が思った以上に高額になるケースも。大切な家族のために、あなたも最適な選択ができるようにしてみませんか?

もくじ

    フレンチブルドッグの特徴

    jurgal photographer/shutterstock

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    フレンチブルドッグはその名前の通り、フランスが原産国。都会でも飼育しやすい10㎏前後の大きさにより、日本中で飼育されています。2018年度のジャパンケネルクラブの発表によると、飼育頭数の多い犬種の順位でなんと8位。数百種類もある犬種の中で、人気上位10位以内に入るという、大人気犬種なのです。

    フレンチブルドッグの性格は、個性があり、その子その子によって、全く違います。ただ、フレンチブルドッグの多くは、人と過ごすことが大好きで、頭もよく、一芸を覚えることも上手です。小さな体でもパワフルで、お散歩も、おもちゃ遊びもいつも全力です。愛情深く、人懐っこい子が多いので、留守がちなお家だと、寂しくなってしまったり、エネルギーが余ってしまいます。その結果、家具の破壊や、様々な問題行動に発展することもあります。飼い方としては、たっぷり遊んで、一緒にいる時間を作るようにしましょう。

    とても可愛いフレンチブルドッグ。しかし、そんな可愛さと引き換えに、フレンチブルドッグと暮らすには、心の準備をしておく必要があります。その中でも特に大切な2つ「病気」と、「興奮のしやすさ」を知っておきましょう。

     

    フレンチブルドッグと病気

    Beka31/shutterstock

    フレンチブルドッグと言えば、病気の話とは切っても切れない関係があるほど、生涯にわたって様々な疾患に悩まされることになります。

    まず、先天性疾患の危険があり、さらに、歳を重ねて出てくる病気もあります。ここにすべてを書くことはできませんが、代表的なものを知っておきましょう。

    骨・関節: フレンチブルドッグの大きな頭を支える首や背骨の負担は想像以上に大きく、他の犬種に比べて椎間板ヘルニアになる可能性がとても高いです。

    呼吸: 特徴的な短い鼻のため、海外では「まるで生涯、ストローで息をして暮らすような犬だ。」と表現されてしまうほど、呼吸がしづらい犬種です。通常でも息が苦しくなりやすいのに、運動や、興奮することで、さらに酸素を吸いづらい状態になってしまいます。特徴的なガーガーと言う呼吸音も、軟口蓋過長症などであれば、外科手術が必要になってきます。

    それ以外にも、脳腫瘍などの脳障害、アレルギーなどをはじめとする皮膚の病気の危険もあります。

    フレンチブルドッグの飼い方で大切なことは、多くの疾患との付き合いを想定しておくことです。病気になるという事は、それだけ病院に行く必要が出てきます。病院に行く時間だけでなく、日常で看病をする時間も必要になってくることを考えておきましょう。

    さらに、治療費も大きな負担として家計に降りかかってきます。治療費に備えてペット保険に加入しておくこともおすすめです。ただし、補償対象となる病気や補償割合などは保険会社によって異なるため、補償内容を保険会社・保険約款などで確認し、比較検討して加入しましょう。

     

    フレンチブルドッグの興奮しやすさ

    Constantine Belanov/shutterstock

    フレンチブルドッグは、呼吸がしづらいことや、犬種的な特徴から、興奮しやすい傾向があります。通常の状態から、ふとした刺激によって、一瞬で興奮状態になってしまいます。

    例えばお散歩中に、人や犬と会った時。相手の匂いをクンクン嗅いでいるなと思っても、急にパッと興奮して、吠えたり、跳びついて甘噛みをしようとすることもあります。一見すると小さな体ですが、体重は10㎏近くあり、さらに重心も低いため、引っ張られて転ばせてしまったり、強く大きな顎で相手に怪我をさせてしまうこともあります。

    お散歩中も、曲がり角などで他の人や犬に跳びついて相手を怪我させてしまう事故も多いです。フレンチブルドッグはパワフルなトラックのような子だと考えて、出会い頭の事故にならないように、飼い主さんが安全を守ってあげましょう。

    また、フレンチブルドッグは興奮してしまうと、なかなか冷めません。日頃から落ち着くためのトレーニングをしたり、興奮した際にガス抜きになるような引っ張りっこオモチャを持参して、興奮したときにはそれに対して噛ませて遊ばせるなどをして、他の人や犬に興奮が向かっていかないようにしましょう。

    また、誤飲の危険も多い犬種です。フレンチブルドッグが食べてはいけないようなものを口に入れてしまったとき、人が無理やり口から出すことを繰り返してしまうと、飲み込んでしまうようになります。必ずご褒美のおやつと、口の中のものを交換するようにしましょう。

    お散歩では、前のめりに引っ張って歩くことも多く、首輪でのお散歩だと頚椎への負担がとても大きいです。お散歩では、首輪でなく、ハーネスを使用して、体を守ってあげましょう。

     

    フレンチブルドッグの迎え方

    Ian McGlasham/shutterstock

    先述の通り、人気No.8の飼育頭数を誇るフレンチブルドッグ。フレンチブルドッグのように、急に人気が高まった犬種は、「子犬を出荷すれば高く売れる」からと言って、悪質なブリーダーが参入しやすくなります。

    本来は、健康な親犬同士で子犬を産ませますが、問題のある親犬同士を掛け合わせて無理やり子犬を産ませる業者も出てくるのです。そういった繁殖元の子犬は、先天的に問題を抱えていたり、将来病気になりやすかったりする可能性があります。

     

    まとめ

    sergiovegafotografo/shutterstock

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    フレンチブルドッグは、大変愛らしく、ユニークな個性を持った魅力的な犬種です。一緒に暮らす中で、たくさんの笑顔と思い出を家族にもたらしてくれることでしょう。フレンチブルドッグの飼い方で大切な、病気のこと、興奮しやすい特徴のことなど、様々なことをしっかり知ったうえで、楽しく暮らせるような準備をしてから家族に迎えるようにしましょう。

    プロフィール

    大久保羽純

    大久保羽純

    プロドッグトレーナー

    【所属】 PERRO株式会社 代表取締役
    SUNNY Dog Training Partner 代表
    東京都動物愛護推進員
    健全なペットとの暮らしを目指す協会P-ALIVE 代表
    家庭動物共生教育支援フォーラム(FAES) 理事

    【略歴】 1985年 東京都江東区に生まれる。フェレット5匹、デグー12匹、亀3匹と暮らす。
    2003年~2007年 東海大学工学部卒業。
    2007年~2011年 某製薬会社MR(医薬品営業)勤務。
    2012年 ドッグトレーナー学校在学。
    2012年~2013年 海外留学でトレーニング修行。ニュージーランド動物保護施設「SPCA Auckland」で犬・猫のケアやトレーニングをボランティアスタッフとして学ぶ。
    2013年~現在 出張トレーニング・しつけ教室・講演などを行う「SUNNY Dog Training Partner」を設立。世界の保護施設、トレーニングを学ぶため10カ国以上を視察、滞在。外国人の夫と国際結婚。保護犬ジャックラッセルテリアと家族になる。
    2014年~2017年 関東の犬のトレーニング施設4カ所で勤務。関東の動物保護施設で勤務。
    2018年~2019年 都内専門学校でトレーニング実習講師として勤務。
    2018年~現在 「健全なペットとの暮らしを目指す協会P-ALIVE」を設立。「家庭動物共生教育支援フォーラム(FAES)」理事に就任。
    2017年~現在 犬に関するコンサルティング・トレーニングなどの総合相談業務を行う「PERRO株式会社」を設立、代表取締役に就任。世界中の犬と人との幸せな暮らしのサポートのため、日々邁進。

    【資格】 ・米国CCPDT認定国際ドッグトレーナー資格 CPDT-KA所持。
    ・PDTA認定ドッグトレーナー。
    ・The Smart Dog Owner Academy Basic / Advance 修了。
    ・SPCA Auckland Volunteer。
    ・東京都動物愛護推進員。
    ・愛玩動物飼育管理士1級。
    ・日本ペットシッター協会公認ペットシッター士。
    ・高等学校教諭第一種免許。
    ・Advanced Open Water Diver。
    ・P-ALIVEペット安全生活101講演認定講師。

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